カテゴリー「ソラって?」の記事

2023年4月29日 (土)

ソラという名のサッカースクール

昨日(木)、スカイランドのスタッフの方に、「黒木瞳さんのラジオで、ソラさんのこと話してたでしょ?」と言われ、「???」。
黒木瞳さん? ラジオ? ん? なんだなんだ?
「黒木瞳さんのラジオで、ソラっていうサッカースクールを開いてるっていう話をしてたよ・・・」。
んー・・・まったく話が見えなーい。
私は当然ラジオになんて出ていないし、ラジオで宣伝もしていないし(したいけどー!)、どうゆう話だ???
「あ、もしかして、誰かがソラのことを投稿してくれて読まれたってことですか?」

「違う、違う。黒木瞳さんと対談してたの。子ども向けにサッカースクール開いてるって言って。ソラ・サッカースクールって言ってたよ。でも、声が違うの。だから聞いてみようと思って」ということで聞かれたのですが・・・「はい、それは私ではないですー」。

同じ名前のサッカースクールなんでしょうね、きっと。で、そちらが取り上げられたということなのでしょう。
こっちも取り上げてくれればいいのにー!!!
まあ、二文字だから、同じ名前のスクールも、そりゃ、あるか。
とりあえず、朝のラジオ番組だと言っていたので、「どういうことだろう」と思ってちょっと調べたら、「さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして・・・」という番組? コーナー? らしいですね。
ソラの前身+ソラで約20年、東京から千葉に通っていますー。プロフェッショナルっぽさはないですけどー、実はプロコーチですー。
(以上、「黒木瞳さんの対談」とは真逆の「黒いお腹ジジイの独り言」でした。)

ちなみに、「ソラ」は名前の由来がしっかりとありまして。
私が開いているサッカースクール・ソラは、アルファベットでは「SOLA」になります。
漢字だと「素良」。SOLAも素良も、ソラもそらも、全部私は大好きです。
ところで、名前の由来をすっごく簡単に説明すると、昔々、サッカースクール・エー(soccer school A)というスクールがあり、私はそのスクールの責任者だったんです。(まだ独立する前のことです。)
で、そのスクールが閉校になり、自分で立ち上げることにしたのですが、その時にはすでにサッカースクール・エーの卒業生がいて。
名前を残してあげたいと思ったんですよね。
一方、それとは別に、コーチとして子どもたちに伝えたいことはずっとありまして。
それぞれに大切な存在であること、それぞれに良さがあること、それぞれに力を持った存在であること、それを伝えたい。
自分や他の人の持つ一つのこと、それぞれの子の持つ、一つのものの良さ、それを伝えたい。
そうすれば、お互いに大事な存在だということがわかるだろうから。力があるということがわかるだろうから。
力があることがわかれば、途中からでも、何かを始められる。何かを始める、その時に、跳べるようになってほしい。スタートを切れるようになってほしい。
・・・というたくさんの思いがあり、「うーんうーん」とスクール名を考えていた時に、「ハッ!」と浮かんだんです。
「SOccer schooL A の最初の二文字(SO)と最後の二文字(LA)を残すと、ソラか・・・あ、素の良さ・・・これだー!
ちなみに、「A」は、「一つ」とか、「スタート」的な意味合いに私は捉えていまして。
・・・ということで、「ソラ」にしたのです。
ソラと言うサッカースクールは他にもいくつかあるかもしれませんが、こうした理由でソラとなっているところは他にないでしょう。
なので、キャッチフレーズが、
そら、空へ、その良さで(素の良さで)
なのです。
スクールの閉校や開校の経緯は、ブログの中のカテゴリー「私はこうしてコーチに・・・」に少し詳しく書いています。
ちなみに、ソラは2005年6月に開校したので、もうすぐ19年目に突入します。
ではでは、そらそら。
◆サッカースクールのソラ 千葉で開催中
TEL 042-534-3766
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※ここ数年、時間的に難しいため、レポートは更新していません。プチレポートのような形でちょっとだけ報告することがありますが、どんなレッスンなのか、ご感想などをよく確認したい場合は、数年前のレポートをご覧頂けるとおわかりになると思います。
=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年以上。
1997年  クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年  クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年  クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年  クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年  高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年  サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年  サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。



2023年2月 1日 (水)

キミには無理か???

しっかし、みんな、伸びてるなぁ・・・と感じるソラの子たちですが、伸び方がみんなそれぞれで、色々で、とてもいいなと思います。
あの子たちの声や言葉、動き、関りは本当に立体的で、面白いですよね。
わちゃわちゃしているところもあれば、スー…っとしているところもある。
なんという空間なんでしょ。
ところで、そんなわちゃわちゃ君たちですが、ソラは完全子ども空間なので、そこには、子どもたちにちょうどいい凸凹や乗り越えるものもありまして。
子どもに適している大きさの壁とか、クッション。過剰なものだとプラスの経験にならないことやマイナス方向に作用することもありますが、ちょうどいい範囲のものだと、プラスにしか作用しないですからね。
そういうものが溢れる場なのです。こういう壁とクッションは、さすがさすがの大型ホームセンターでも、家具のお店でも売っていないのです。
私はずっと子どもを見ているので、「平気だよ、キミたちなら」と思えることもありますが、ただ、子どもたちはまだ自分の力を知らない部分もあるので、「無理だよ」となることもありますね。
その時に「無理だよ」と思うこと自体は、決して悪いことではありません。「無理だよと思わないこと」もいいことですし、「無理だよと思うこと」も決して悪いことではありません。
無理だよと思っても、「無理じゃなかった」と経験をすれば、「自分が無理だと思うことでも、できるようになることがあるんだ」という経験をすることができるので。
さてさて、実は実は、今年度もスタート時にはそういう様子を見せる子がいたのですがぁ・・・その子は、今、ノリノリです。
似たような状況になる子もいると思うので、ほんのちょっとだけ紹介しちゃいます。
***
「先日、体育の授業でボールを蹴ることがあった際に先生に褒められ見本をやったりで自信にもなったらしく、「〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇!」と小学生らしいことを言っています。単純さが可愛い奴です。だから良き環境の中で思いきり動いて、元気に楽しく成長していってほしいのです。
U9クラスに入って最初は全然ついていけなくて、オレは1年生だよ?無理だよ…と毎回不満ばかり言っていましたが、今はただ夢中でボールに向かって、ドリブルも出来る様になって、帰りには今日は活躍したよ!って嬉しそうにすることもあります(何をもって活躍したと言っているのかは不明ですが)。
うまくいかない日も楽しいからやりたい環境でいてくれるソラってすごいですね。
保護者として、我が子もみんなもソラも、陰ながら応援させて頂きます。」
***
そうそう、「無理だよ」って思ったでしょうね。でも、今、本当にとてもビュンビュン動いていますので。もちろん、どんどん動きも良くなっているし、大成長中です。
この子の良さを保護者の方もよくおわかりになっていて(さすがです!)、支え方がとてもいい感じで。ですので、こうして伸びているのでしょう。
時に転ぶこともあり、痛いこともあり、そんな時は子どもなので、さすがに泣きそうになることもありますが、そんな時の、半泣きからの立ち直りが、くぅー・・・頑張ってる、頑張ってる、耐えてる耐えてる、ギリギリかぁ・・・という感じで、本当に、自分にできる挑戦をしているなぁと思います。見放されて涙が止まるとかじゃなくて、ただ精神的に強くなれという環境での半泣きではなくて、子どもの場に生まれる、ちょうどよい範囲のもの。
それを繰り返しつつ、優しく、強くなーれ、です。強さの定義は色々とあると思うのですが、優しさを含んだ強さを私は考えています。そして、嬉しい時間が増えるといいなと思います。
成長していますよ、この子も、みんなも。
こうして、「学校でこんなことがあった」という嬉しいご報告を頂くことも多いです。嬉しいです。
ところで、実は、先ほど紹介した「先日・・・」の前には、とてもとてもいいことが書いてあったのですが、今は私がそれをうまく伝える文章を書けないので、お伝えできず、すみません。
まわりにいる子のいいところ、自分の子のいいところ、それぞれの子のいいところ、それらの掛け合わせや相乗効果について、とても良い形で捉えられていて、とても素直な捉え方で、でも、その奥にしっかりと温かさのある捉え方で。
うまく私がお伝えできないもので紹介できずに申し訳ないのですが・・・。
ソラには、自分のお子さん以外の子の良いところまで、温かく見て下さる保護者の方が多いですね。そして、他の子の良いところを、自分の子との単純な比較対象として捉えるのではなく、ただただ、良いところとして見ていらっしゃいます。だから、変な競争意識、競争環境の中に子どもが置かれることもなく、自信を失わず、自分の良さを失わず、それぞれにプラスに影響し合っていけるのでしょう。(もちろん、温かい目で、良いところを自分の親以外の大人にも見てもらっている子たち、どんどん伸びていきますよね。)
このような保護者の方が多いので、私は、客観的に見ても、ソラって(コーチングとは関係なく)いいなぁと思うのでありました。
そして、こんなサッカースクールの昨日のスタートは、年中さん、年長さんのクラスで、恐竜になりきった子が私のお尻をバシバシぶちに来るという・・・「コーチはノリなの?」(どーゆーこと?)と言われるという・・・
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \なサッカースクールなのでありました。
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=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年以上。
1997年  クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年  クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年  クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年  クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年  高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年  サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年  サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。



2023年1月18日 (水)

とてもとてもとてもソラらしく

ちょっと時間もたったので・・・
「こういう声、よく頂きます」というものがありましたので、ちょっとここで触れさせて頂きますね。
サッカースクールなので、サッカーのことでのご相談も多く頂きますが、子どものこと、サッカー以外のことでご相談頂くことも昔からとても多いです。
学校でのことや他のスポーツのことなど、サッカーではないことでのご相談の場合、「サッカー以外のことで申し訳ないのですが」とおっしゃる方が多いのですが・・・サッカー以外のことも、サッカーに影響は出ているはずなので、申し訳ないと考える必要はまったくありません。
子どもの場合、特に、考えや気持ちがプレーや練習中の様子に必ず表れますから。コート以外の場で起きていることとつながっているんです。(同じように、サッカーでのことが他のことに大きく影響することもあります。プラス面、マイナス面ともにあることなので、プラスの影響になるよう、サッカーの場、サッカーのやり方の大切さを日々痛感しています。)
それに、サッカーと本当に関係がないことだとしても、申し訳ないと考える必要はまったく、まーったくありません。
この頃、たまにリフティング動画とかをYouTubeとかにアップしていますが、私の何倍も、何百倍も何千倍もリフティングが上手な人がいるのを私は百も承知です。そして、動画をアップしながらも、上手な人と自分との差に絶望することもあります。
だって、見る人の立場になって、リフティングに興味があるとして・・・普通に考えたら、すごく上手な人がいたら、その人の動画を見たいでしょう? その人の言うことを聞きたいでしょう? 実際、一生懸命作っても、なかなか再生数は伸びないし(;TДT)あ、これは愚痴ではないですよ。伝えたいことを含めて一生懸命に作った動画を公開した後に、登録者数が減ることもよくあるし、減少が続くこともあるし。そんな時、上手な人を見て、そして、自分のやっていることを見て、さらに、それに対する一般的な評価を見て、「なんで俺はこんなことをしているのだろう」と思うこともあります。
ただ、それでも、喜んでくれる人や応援してくれる人もいるし、まだ挑戦すべきだとも思うので、立ち直りはするのですが。それでも、本当に、結構、絶望・・・は繰り返します。で、そのたびに立ち直るのを繰り返しているのですが、その、立ち直る際に、応援してくれる人の声はもちろん支えになっていますが、それとは別の立ち直れる理由もありまして・・・
リフティングをとても上手な人は、きっと練習をずっとしていたんだと思います。何年も練習した人もいると思います。そういう人に、私が同じもので、エイッと練習したところで、かなうはずがない。だって、私はそこまでやっていないのだから。これは、「言い訳」でも「あきらめ」でも「決めつけ」でもなく、努力に対する、私の普通の考え方です。もちろん、その人たちがした努力と同じか、それ以上のことをしたら、もしかしたら、追いつくことができるかもしれませんが、その努力はきっととても大変なものだし、もし努力できたとしても、すごい人がやっているレベルになるのは難しいでしょう。
・・・「普通、サッカーコーチって、リフティングとか、若い時にたくさんやってるでしょ」って自分でも思うのですが、私、あまりやらなかったんですよね。
サッカーコーチになって、最初の一、二年くらいは、かっこいい技を見た時とか、コーチ仲間に「これできる?」って言われた時とかに、人並みに興味を持って練習することもあったんですけど、その後は本当にやらなくなったんですよね。ほんと、言い訳ではなく、本当に、子どものことをどうやったら伸ばせるかとか、そういうことばかり考えていたので。リフティングとかに頭も気持ちも時間も回らないというか。一時的に「やろう」と思うことはあって、実際にやっても、そして、できるようになっても、そこに対する気持ちが続かないんですよね。元プロ選手でもない私の場合、伸ばすために必要なのは、どうしてもそこではないと考えてしまうから。(そういうもので子どもに影響を与えることができる人は「すごい」と素直に思っていますし、選手の人とかは、実際に影響を与えることができると思っています。だから、自分の場合は他のことをめいっぱい努力できるんですけどね。)
そして、子どものことで相談を受けて、勉強したり、努力したりして、その結果、本当に嬉しい言葉をもらったりして、子どもの表情を見て自分も嬉しくなったり、安心したりして。
自然に、そうしたことがどんどん増えていって。(こうして「子ども」のことを考えている時に、Jリーグのチームからも声をかけてもらったので、そこに行くことを考えなかったんだと思います。あと一、二年早かったら、まだその時は「サッカー」をめいっぱい考えていたので、行っていたと思います。)
そんな感じで、子どものことを見ながら、20年以上、やってきたんです。そのやってきたことを考えた時、その間、同じような姿勢でリフティングを一生懸命練習したり、サッカースキルを一生懸命に磨いたりした人に、同じものでかなうわけないじゃんって、思うんですよね。
だから、逆に、ずっとスクールの子どもたちの表情を見て、相談されたことを考えて、どうしたらいいのかと考えてやってきて、そうした部分で伸ばす力はついているはずだと。自信過剰はよくないですけど、それだけの時間と心は使っていますから。私が絶対にかなわないくらい上手な人のリフティング、それに匹敵するものを、私はこの部分でつけてきたんだと。
はい、そう思えるので、逆にリフティングの部分でも、絶望しつつ、差があるのは当然と思えて立ち直れるのです。
(リフティングにおいては、かなわないことを前提、受け入れた上で、自分ができることをやろうということで、動画を作っています。ちなみに、今、リフティングの動画をアップしているのは、一見、子どもを守る、伸ばす、という目的とは関係ないように見えるかもしれませんが、目的はそれです。歳をとって、今、結果的にそこをやることになるという・・・。まったくまったくな私です。順番が逆だったかなぁとも思うのですが、一生懸命にやってきて自分でしてきた判断、自分としては、やるべき順番としては正しかったと思っています。ほんと、かっこよくないのですが、恥ずかしいとか、そんなことは問題ではないのです。自分にできることをする、自分のすべきことをする、それが今は、こうしたこともする必要がある、ということで。)
・・・と、こんな感じでスクールを行っていますので、サッカー以外のことでのご相談が申し訳ないということは本当になく、おそらく、私が最も力を発揮できるとしたら、そうした部分を含めた上でのコーチング、ということになるのだと思います。
・・・と、暑苦しい文章になっていますが・・・

ある方から、ソラの子たちのやっていること、つくっている空間を本当にたくさん褒めて頂きまして。
そして、全体的なこととは別に、ご自分のお子さんではない子の良いところをたくさん褒めて下さって。(このような方がとても多いのもソラの特徴です。)
また、その子の持つ良い面が自分の子には足りないなと思われているようで。こうした声もよく頂きます。
こうした時、多いのが、「自分の日頃の声かけが悪いのかな」とか「これまでの自分の接し方がよくなかったのかな」と思われることです。
ずっと子どもを見てきたコーチの立場から見て、「いい形、いいスタンスで子どもを支えている」と思える方でも、このようにお考えになる方、多くいらっしゃいます。この方もそう。とてもいい感じで子どもを支えられています。だって、子ども、本当に伸び伸びしていますから。
今、色んなことにおいて、育児世代の方、保護者の方に向けた「これはNG」とか「これが正解」というようなものを目にする機会が多いですからね。「子どもがこうなるのはこういう声かけのせい」とか、親の行動を「正解」とか「NG」とかに結び付けられることが多いので、どうしても、そのように考えてしまうことが増えてしまうのかもしれませんが・・・私はソラの皆さんの、様々な形での子どもへの接し方や考え方にも触れていますし、それぞれの子の様子も見てきています。しかも、今の皆さんだけでなく、過去に在席して下さっていた方も含めると、とても長い間、見てきています。そして、過去も今も、皆さんの接し方が子どもにプラスに影響しているんだろうなと思うこともとてもたくさんありまして。
私が「一般的に言われていることにあまり振り回されないで」とよくここで言っているのは、そういう理由もありまして。
ただ、本当に「正解」「間違い」とほぼ毎日色んなところで言われていますからね・・・
自分の行動や働きかけのせいで子どもが伸びないのだろうかと、「親として悩むこともよくある」「モヤモヤしてしまう」という声もたくさん頂きます。
今回もそのような思いを経験されている方からでしたが、ある期間のスクール中の出来事で、ご自分の子の様子、行動を見て、とても嬉しかったことがあったようで。(具体的におっしゃって頂いていますが、ここでは紹介を控えます。)
「それが親として一番嬉しかったんです」とのことで。
これは、プレーのことではないので、
「サッカースクールでそんな事を喜んでいるのも変かもしれませんが」ともおっしゃっていました。
でも、私はこうした部分がとても大事だと思っていますので、全然「変」ではないと思いますし、むしろ、よく見て下さっているなと思います。そうした部分を喜べるのって素晴らしいなと思います。そして、だから、この子もこうして伸びている、成長しているんだろうなと思います。さらに言うなら、(子どもにとって)「こうした部分を大切にされながら育ててもらって、よかったね」って思います。
「勿論技術の引き出しが増えて出来なかったことが出来る様になった!と喜ぶ顔も嬉しいけれど、スポーツを通じて純粋に自然に心が動いて成長していくことが1番嬉しい。」
私としは、こうした部分の成長をこんなに喜んでもらえる子どもに対して、「おい、オマエ、ラッキーだな!」です。
私も、とても嬉しいです。
「ソラの子供達の素敵な部分がそれぞれに伝染して良き空間になっているのだと、そしてそうできる空間にしてくれているコーチには本当に感謝しております。親には見守ることしか出来ないから、たくさん助けられています。いつもありがとうございます。」
・・・いえいえ、助けられているのはこちらの方です。
このようなスクールをご理解いただけること、スクールとして大切にしていることを同じように大切だと思って頂けることに、本当に感謝しています。
「暑苦しい文章になりすみません!」
とのことでしたが・・・暑苦しいのも、こちらこそ、ですので。
というか、文で伝えて下さるために、たくさんのお時間を使って頂いているはずで、本当に感謝です。
それにしても・・・今回、このような形で少し触れさせて頂きましたが、このようなお声を下さる方、とても多くいらっしゃいます。
私が、客観的に見て、ソラをいいところだなと思える理由の一つです。
深く、大きく、温かく子どもの成長を見守って下さる保護者の方がとても多いのです。
これからも、こうした皆さんに喜んで頂けるよう、できることをやっていきますね。
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2022年11月27日 (日)

サッカースクール中の会話について

ソラでは、サッカースクールがスタートする前に子どもが色々な話をしてきます。中には、練習中に話してくる子もいます。
そっと話してくる子もいれば、「ねえ、聞いてよ!」という感じで話してくる子もいます。
練習中に話をしていると、子どもたちが一生懸命練習に取り組んでいないように見えることもあると思いますが、子どもたちは、その前に、毎日の色々な時間を一生懸命に過ごしているので・・・。
それから、コーチと子どもがスクール中に話をしていると、ただゆるく見えることもあるかもしれませんが、何よりも気にすべきは子どもたちの気持ちだと思うので。
とはいえ、サッカースクールの指導現場では、本当に「ただ話していると楽だから」というケースもあるのは事実なので、そういうケースとそうじゃないケースとで、外からは見分けがつかないと思うので、どう思われても仕方ないのですが・・・。
スクール時間外も私の場合は皆さんと連絡を取り合って子どもを見ているので、できる限り子どもたちの様子を現場でも把握するようにしています。また、子どもたちがこれから触れることになると思う様々な環境を考えて、接するようにもしています。
24時間、私の電話はつながります。もちろん、電話に出ることができないこともありますが、365日、24時間、スクール事務所にお電話頂ければ私の携帯に転送されますし、私の携帯番号を知っている方も多いので、とにかく困った時にはご連絡頂ける形になっています。
このような体制をとっている上でのスクール中の子どもとの会話で、「伸ばしたい」が私のやりたいことなので、「ただ楽だから話す」ということはありません。
子どもたちの気持ちは行動に表れる前にまず表情に表れるので・・・。子どもを支えたり、守ったり、伸ばしたりするために、必要な時間だと私は思っています。
もちろん、その子にとって、或いは、一緒に練習している仲間にとって、その時に話すべきでないと判断すれば、話を控えるように注意をしたり、そっと一人だけ呼んで話を聞いたりもします。
こうしたことを毎回していると、その子の様子がよくわかります。
また、こんなことを感じてるんだとか、色んなことをどんな風に感じるのかなど、子どもたち全体のことを感じることもできます。
もちろん、気になることを話してきた時にはお家の方にお伝えします。
子どもたち全体に流れる空気の中で、注意すべきことがある時は子どもたちに話します。
こうした時間を持つことが数年前より増えてきていますが、これは、おそらく私自身がたくさんの子どもと接する中で、たくさんの子どもと保護者の方の関係を見てきた中で、子どもをより伸ばすために、こうした時間が必要だと、より感じるようになっているからだと思います。
色々なバランスをとる必要がありますが、より子どもを伸ばせる形を、これからも考えていきたいと思います。

【お問合せ・お申し込み】
参加をご希望の方は電話またはメールにてご連絡下さい。
◆サッカースクールのソラ 千葉で開催中*代表山口武史
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2022年11月23日 (水)

千葉北スカイランドに先生あり? ここにも先生、そこにも先生

昨日は、スクール後、数年前までソラで一緒にコーチをしてくれていた人に来てもらい、カメラを受け取り(借りました♪)、久しぶりに色々と話を。
彼は今、教育現場で働いています。毎日夜遅くまで。
私は子どものサッカーの現場、彼は教育現場。
思いは同じなので、これからはこうしたことに気をつけて行かないとね、こうしたことを増やしていきたいね、これはなんでだろうねと、今実際の現場で起きている現象などについて、3時間くらい話しました。それでも話したりないくらいでしたが。一緒にソラでコーチをしている頃は、いつもこうして、夜遅くまで色々なことを話していました。その後、彼はもともとの夢だった教育現場に向かい、今も頑張っています。
昨日話していた中で、大事な部分、大元の部分の話をしている時に、彼は、「絶対にこうしたことの方こそ、学校は大事にしていくべきだと思う」と話していました。私もまったく同感で、私は学校では特に道徳の授業を増やしていくべきだと思っているくらいです。学年が低いうちから、できるだけたくさん。そうでもしないと解決できないことがたくさん増えていると思います。
ここでも何度も書いていますが、タブレット導入なんかよりも先にすべきこと、力を入れるべきことは絶対にそっちだと思います。
現場で子どものために頑張ってくれている先生たち、どうもです。
ところで、そんな感じでずっと二人で話していると、見知らぬ団体さんから「すみません、写真を撮ってもらっていいですか?」と声をかけられまして。
「いいですよ」ということで、パシャリパシャリ。
撮ったらその団体さんの中から一人酔ってきて、「お久しぶりです!」って。
「え? あー!!」。
そうそう、そこにも、以前、ソラでスタッフをしてくれていた人がいまして。
その人も教員志望で、色々と勉強をしたいということで、ソラにアルバイトに来ていた人です。ソラでは、子どもの心を大事にしたコーチング、行動ややりとりをとても大事に見ているので、そうした部分を勉強したいという人が来ること、先生になりたいという人がアルバイトの応募に来ることが多いのです。
そして、現場の体験をしてもらった上で、勤務を希望するかどうか確認するのですが、子どものことを見よう、育てる力をつけたい、と思う人は、「やりたい!」と即答します。逆に、サッカーのことしか見れていない人や表面上しか捉えようとできない人は、決してやりたいとは言いません。そういうスクールです。この人の場合も即答で、「やりたい!」でした。
一生懸命頑張ってくれ、そして、採用試験に向かうためにソラのスタッフは辞めましたが、無事に試験に合格し、今は、違う市で教員をしています。
こういう人、結構います。
そして、ソラでやっていたこと、ソラで教えてもらったことがそのまま仕事に役に立つとよく言っています。そりゃそうさ。
ここでは子どもを伸ばそうとしている、たくさん考えている。学校でキミたちがやることも同じはず。
だから、頼むぞ、キミ、キミたち。
彼らに負けないように、私はコーチング現場で頑張ります。
現場は違いますが、お互いにファイトです。
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2022年11月17日 (木)

千葉北スカイランドは今日も温かく(サッカースクール・ソラの空)

火曜日、年中さん、年長さんのサッカースクール。
とてもいいなぁ・・・。
初めて来てくれた子もいました。ドキドキ。「やだー」。うん、そうなることもあるあるある。
でも、数分後にはニコニコ。
笑ったー、走ったー、ボール蹴ったー(* ´艸`)
ピコピコ飛びながら自分の番を待っている、その様子を見て、保護者の方も、「あれは、相当楽しんでいる時の様子です」と言って下さって。
今、他のクラスでとてもニコニコしている子たち、元気にしている子たちの中にも、初めてここに来た時には「やだー」「知らない人がいるから入れなーい」となっていた子もいるんですよ。
さらに、つい先日ある卒業生が連絡をくれたんですけどね、その子、高校サッカー部で10番つけるくらいなのに、初めて来た頃、「知らない子がいる( ノД`)」「入れなーい」でしたからぁ。
いいんです、そういうの、普通のことでしょう?
でも、大丈夫になるのも普通のことだから。「普通」っていうのは、「ほっとけばいいじゃん」という意味ではなくて。「そういう力、自然に持っているはずだから」という意味です。「ほっとけばいい」という環境の中で、そういう普通の、当たり前に持っているはずの力に気づかれないこと、力を出せなくなることもあるので。そういう意味の「普通」ではないです。
その力が出るように、そっとそっと助けたり、グイっと助けたり、やります、やってくれます、空間が。
それにしても、最後の元気な様子が・・・良すぎ良すぎ。
とてもいい感じでしたぁ。
そして、その日の練習を見ていた、他の子の保護者の方から、「もう、本当に嬉しくて!」というお言葉を頂きまして。
スクール中の色々な様子を見ていて(とても具体的にお話し下さったのですが、ここではそこはぼやかしますね)、「一人一人に合った接し方というか声掛けをしてくれていて、もう、本当ーーーーーーーに、感謝しています」と。
「うぇー!! いえいえー!!! こちらこそー💦💦」。
「ほんっっっとうに、一人一人を伸ばそうとしてくれていて、もう、本当に私も嬉しいし、ありがとうございますー!!!」
「いえいえーー💦 こちらこそ、そのように思って頂けて、感謝していますー!」でした。
ソラに来ている子の保護者の方の、このような温かい目、温かい雰囲気、そこにいる一人一人を大切に思ってくれる雰囲気が、とても大きいのです。
ご自分の子はもちろん、そこにいる子の表情や気持ちを想像してくれる、想像できる、皆さんが素晴らしいのです。本当に、そうなんです。
皆さん、ありがとうございます。
***
スクールに向かう途中、空を見ることがたくさんあります。
雲がある時は、色んな雲があって、それだけで飽きない。飽きないというか、面白い。
色んな形、色んな存在。自然にそれらがあって、いいなと思います。
雲がない青く大きく深い空の時もありますが、そんな時は、太陽や飛行機、たまたまあった一つの雲とか、一つ一つのものをはっきり見させてくれて、やっぱりいいなと思います。
海も。海にはあまり行かない私ですが、向かっている時に、海なのか空なのかわからなくなるような、そんな見方ができる時の海は見ていて本当に気持ちいいです。
海かぁ。そういえば、ソラの空間に栄養がありすぎて、海に例えて下さった方もいます。
・・・なんてことを考えながらスクールに向かっていると、
山も・・・。
とか色々と考えることがあります。
「空のような、海のような、山のような、そんなソラにしたいな」
・・・とよく思っていたのですが・・・
今、この投稿をしつつ、空も、海も、山も、人の行動が作っている、作っているというか、「影響を与えている」と改めて・・・。
そう、さっき書いたように、ソラをいいと言って下さる皆さんの気持ちや心が、ソラの空間に大きく影響を与えています。
なので、本当に、ありがとうございます。

◆サッカースクールのソラ 千葉で開催中*代表山口武史
TEL 042-534-3766
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※メールをお送り頂いてから2日しても返信がない場合はお電話にてご連絡下さい。
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※ここ数年、時間的に難しいため、レポートは更新していません。プチレポートのような形でちょっとだけ報告することがありますが、どんなレッスンなのか、ご感想などをよく確認したい場合は、数年前のレポートをご覧頂けるとおわかりになると思います。
=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年。
1997年  クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年  クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年  クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年  クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年  高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年  サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年  サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。

2022年11月11日 (金)

走るのヤダ、ボール触るのヤダというサッカーやスポーツの苦手意識をこのスクールでなくしちゃえ

コートの中に入って、いきなり走り始める子。すごく楽しそうに、嬉しそうに走っていますが・・・初めて来た時は、「走るのヤダ」という子でした。遅いと思っていたのかな、順位とかを気にして嫌な気持ちになることがあったのかな? でも、そんな子が、走ることが好きになっています。
それでも、ボールを触る練習になるとボールを触ろうとしなかった子。ボールを扱うことを苦手だと思っていたみたいだけど・・・ね、そんなことないでしょう? だいたい、失敗しても、面白いでしょう? こうしたことは環境次第でどんどん変わります。もともと面白いことなので、今は笑いながらボールを追いかけています。
でもでも、足でボールを扱うことだけはやらなかった子。
これも、苦手意識から。
違うよ違うよ、どんどんできるようになるんだよ。それに、できるかできないかじゃなくて、「楽しいからやる」でいいんだよ。うまくいかないように見えた時でも、楽しんで追っていればすごく色んな動きも自然に身についちゃうんだから。だいたい、楽しければ失敗とか考える前に、自然に追っちゃうでしょう?
こうした子どもの変化をここで見ることができることが、とても嬉しく、楽しく。
子どもの変化や表情を見て、保護者の方に安心して頂けるのも、嬉しく。
保護者の方が安心しながら見守っている様子を見て、子どもが嬉しそうに、伸び伸びすることも嬉しく。
他の子の様子を、「あはは、かわいい」と温かく見守ってくれたり、他の子の成長している様子を見て嬉しそうにしている保護者の方が多いこともとても嬉しく。
とにもかくにも、温かく、そして、伸びる空間です。
「ヤダ」「苦手意識」よ、さようなら。
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2022年11月 8日 (火)

さーて、来週のサッカースクールは?(サザエさん風)

先日、お子さんがソラで練習する様子をご覧になった方が、「サッカーはもちろん、心まで気にしてもらえる、素晴らしいコーチに出逢えて良かった」とご家族にお話しされていたそうです。(素晴らしいコーチと言って下さっていますが、ソラの空間のことをお褒め下さっているということです。)
ここでやっていることを見て頂けて嬉しいです。
どうしても、そこが外せない部分なんです。心の部分。
ずっと、そこを大事にしてスクールを行ってきましたが、そういう部分を大事にすると、表面上はわかりにくい場面や時間も出てきますし、そういう部分ではなくて技術のみを見ている場合には、「なんだここは?」と思われてしまうこともあります。
私としては、その時、目の前にいる子たちを育てたいので、そして、他の場で起きている色々なことを知っているだけに(毎日夜中まで、子どものことでのご相談で電話がつながるスクールですから、見てきている量も質も、そこはおそらく一般のコーチの方とは違うと思います)、心の部分は自然に大事にしてしまいます。
こうした部分を大事に思って下さる皆さんに、感謝です。
少し前に、二人の高校生の子のことを書きましたが、保護者の方がおっしゃっていたことには共通しているものがあり、それは、「心の部分を大事にしてもらえた」ということでした。
ただ、子どもにとってここがそういう場になって良かったと思って頂けるのは、保護者の方がもともとそのような部分を大事にされていたからこそのことです。
その部分の大事さにお気づきになっていたからです。じゃないと、ソラにはお子さんを預けることはないでしょう。
だって・・・
昨日のU-9クラスなんて・・・
「集合!」に少し遅れてやってきた子。
「ねえ、見て」って。
「え、なになに???」
「じゃがりこ♪」
そう言って口をあけて、口の中にあるじゃがりこを見せてくれましたー。
プ、ギャハハハハー
(てめー、こんな時期に微妙なことするんじゃねーよー。でも、面白いじゃねーかよー。子どもって、これ、やるよねー!!!)
はい、私はマスクを着用しています。距離もちゃんとあります。子ども同士も近づきすぎていませんのでご安心下さい!
・・・とまあ、こんな感じです。
他の子は、ゲームの順番を待っている時に、座っていたところにボールが転がってきて、膝をゴロゴロと登り、ゴロゴロときれいに降りる・・・見事!
これは子どもにとっては面白いですよね。
私と目が合い、「なに今のー!」「そういうの面白いよねー」なのでした。
と思えば、ゲーム中のプレーで「今のはさぁ(; ・`д・´)」という時間もあり。
なんかすごいでしょう? ごちゃ混ぜでしょう?
でも、あれでいいんです。
気持ち、心、色々そこにあるのです。
子どもたちにとってはまったく違和感ないのです。
じゃなかったら、悩んでみんな伸びないのです。
その時々でコーチの顔色を見るようになるのです。
でも、そういう矛盾がないので、だーれも顔色なんて見ませーん。
表情は見ますけどね。
で、そんな場で、本当にどんどん子どもは伸びているのです。
が、ほんと、見た目はアハハハハなので、こんな空間を理解してもらえて感謝なのです。
こうして昨日も私は笑っちゃっていますが、同じように笑ったり、温かく見守ったりできるのは、皆さんがそういう温かい方だからです。
本当に、どうもありがとうございます。
今日も、伸ばしますよー♪

2022年11月 3日 (木)

ふざけてないですよー(たぶん)

*サッカースクール・ソラは千葉で開催中♪ 無料体験も受付中です♪
そういえば、火曜日のU-9クラスの時、ある子の足に、その子からボールを取ろうとした子の足が引っかかって転倒。
痛そう・・・でも、大丈夫そうかな?
こういう時、自然に駆け寄る子どもたちです。
で、大丈夫そうなので、ある子に、「先生、どうでしょう?」と聞くと(急遽、病院の先生役にした)、「うーん、血が出てないから大丈夫!」(出たー! 子どもの恐るべき解釈ー!!!)
で、転んでいた子もいい感じで復活。
ところで、こんなことをしていると、医療関係にお勤めの方には「ふざけてる」と思われるかもしれませんが、いえ、この時、ちゃんと私は本気だったのでお許しを。
何を本気かというと・・・それぞれの子に、今、成長させたい部分があるんです。
気持ちの出し方とか、考え方とか、言葉での表し方とか、他にもたくさん。ボールを取りに行くこととか、抜くこととかも。サッカーでのこと、学校でのこと、お家でのこと。
そうしたものを身につけたり、向上させたりする機会を、そこにいる子たちにそれぞれ同時に、別々に届けようと思うと、先ほどのように、ふざけたように見えることもあるのです。
偶然の役回りではないのです。
ただ・・・本当に、あの子たちの作る空間だからできることなんですけどね。
その時は、私の中では、同時に、特に4人の子にアプローチをかけたつもりです。
一人には、言葉の理解、表現の面での確認と成長、
一人には、(ずっと継続している)転ぶことへの様々な対応、
一人には、技術面の向上と心の面の強さ(弱さではなく、優しさ+強さ)、成長、
一人には、接触プレーへの心理面での慣れ、
です。
これをちょうど、少しずつでもいいので、それぞれにアプローチかけられる方法にしたら、ああなったのです。
少しでも入ればいいんです。また今度、反復できるので。反復サイクルをキープできるので、それぞれをまた向上させることができるので。
そして、そうした4人にアプローチをかけながら、他の子たちも成長の中に巻き込んでいく感じです。
・・・なんてことをずっと行っている空間なので。
忙しい子たちですけど、成長著しい子たちです。
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2022年10月21日 (金)

子どもにこういう聞き方はNG

「子どもにこういう聞き方はNG」という記事をよく目にしますが、私はそういうところでNGとされるような聞き方もよくします。とてもとてもよくしますよ。なんなら、記事を読んだ翌日にもすることがありますよ。
別に、わざとしているわけではないです。記事と反対のことをあえてしているわけでもないです。(NGと言われる聞き方を推奨しているわけでもありません。誤解のないように・・・。ただ、そのような記事を読み、翻弄されている方もいると思うので、参考に。)
ただ、自然にしているだけです。完全にケースバイケースなので。というか、聞く側の気持ちが大切なだけなので。
相手のことをどのように思って聞いているのか、それが大事なところなので。
そこが適当なら、たとえ「NGではない」聞き方をしても、そうしたやりとりがプラスになるとは限りません。戻ってきた様子を的確に捉えることができなかったり、場合によっては捉えようとしていなかったり、ということもあるでしょうから。そうしたケースもたくさん見てきています。(色んなやりとりを客観的に見ることも確認できることもありますので。)
ということで、数日前も、低学年のある子に対して「こういう聞き方はNG」みたいな聞き方を開口一番したのですが、ほほう、なるほど、そうだったかぁ、という反応で。
ただ、大事なのはそこからなので。だって、お互いにそういう気持ちは経験した方がいいし。
そして、話をしてから数分後にはその子はニコニコし、「今日ねぁ・・・」と言って自慢のものを見せてくれました。
さらにその数分後には、私のお尻を蹴ってきました。(不意打ち)
そして、ニコニコしながら二発目を狙ってきました。
もちろんやり返してやりました( ゚∀゚)アハハ八八ノヽ
その後の練習も、めちゃくちゃ前向きです。
そうそうそう、基本的にサッカーとは関係のないものは持ってきちゃダメですよ。でも、「これ見せたーい」とかで子どもが色々と持ってきて見せてくれることがあります。
話を戻して。
昨日、他の方と話した時もお伝えしましたが、方法よりも大切なのは思いです。もちろん、思いがあっても誤った方法をとってはならない場合もあります。ただ、そういう時に、誤った方法ではなく的確な方法を考えようとすることができるかどうかも、思いにかかっています。
失敗から多くのことを覚えていける時は、尚更、まずは思い、です。
(もちろん、コーチ職をプロとして私は行っているので、私の場合はその時に的確でない働きかけをしてはダメです。人間なので的確でない場合や判断を誤る可能性はありますが、極力それは少なくしなくてはならないと思っています。子どもの成長に関係するので。)
ということで、完全にケースバイケースですよー!
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