サッカー個人レッスン・プライベートレッスンレポート(まだあるか?!)
サッカープライベートレッスン(個人レッスン)のレポートです。
抜粋しつつのご紹介スタイルで('∀')レポートさせて頂きます。
お子さんが、
「最近入団した新しいチームでなかなか思うようにチームの練習・ゲームについていけず」
ということで、レッスンのご依頼を頂きました。お子さんの様子をよくご覧になっている方からのご依頼です。
「もともとシャイであまり口数は多くない方ですが、サッカーをやっているときはニコニコ楽しくボールを蹴っていたはずがだんだんとそうではなくなってきていました。」
とのことで。
こうした変化に気づくことができる方・・・多くはないのです。このブログをご覧になっている方はお気づきになる方が多いと思いますが、試合を行い、試合結果や試合中のプレーに一喜一憂することを繰り返しているうちに、なかなか気づくことが難しくなってしまうのです。
この方はお気づきになっているので、私としては、それが大きな安心ポイントの一つでした。
また、気づいたとしても、それをどう捉えるか、どう感じるかによって、その後の方向に違いが出ます。
この方は、チームに入ることで「もっと楽しい思いをさせてあげたい」と思っていたのだと思います。強くなるとかうまくなるとか、そういうことよりも、子どもの気持ちを大事にしたかったのだと思います。
だから、気持ちや表情が思っていたものと違う方に進んだ時に、子どもがどんな方向に行っているのかに気づくことができたのだと思います。素晴らしいです。
そして、
「私としてもこのままサッカーをやめてしまう決断をしたとしてもそれは本人の意思として仕方ないことだとも思っておりましたが、出来る限りのことはした上で判断してもらえるようにと色々と探していた先にソラさんのHPに辿り着きました。」
とのことでした。
よくぞ辿り着いて下さいました。
ありがとうございます。
この子のケースとは関係なく、一般的に、「サッカーを好きになり、もっと楽しみたいと思ってチームに入り、その結果、サッカーが嫌いになってしまった」というケースを私はたくさん知っています。そして、そのような形になると、本人が弱いと思われることや親に責任があるように思われることもあるのですが・・・それは全然違いますので。
例えば、それでチームから離れる子も私はたくさん知っていますが、そのような子の多くは、本来伸びる子で、サッカーが大好きであることが多いです。
ただ、年代的に合わないことが多く存在する環境の中でサッカーをしていた結果、そのようになることがほとんどです。
そのような子が伸びないのはおかしいので・・・伸ばします。だって、自然にサッカーをしていれば、サッカーをもっと好きになれる子たち、楽しいことを楽しいと思える子たちなので。伸びちゃいます、実際に。(実はこのご連絡を頂いた前日に、他の方で、チームを辞めてサッカーを続けていた子の保護者からご連絡頂いています。その子、次の段階でもサッカーを続けていくので、それを喜んでいらっしゃいました。ちなみに、その子は、今、とても上達もしていますし、強くもなっていますよ。こういう子、たくさんいるのでご安心を。)
・・・ということでつながった今回のレッスン。
保護者の方のご感想は・・・
「実際に個人レッスンを受けてみて、これまでのどのサッカースクール・コーチとも違う練習内容、アドバイスに驚きました。
そして私自身、これまでいかに息子に「サッカーをやらせすぎていたか」を考えさせられました。
定期的に通っているサッカースクール、単発での1dayスクール等どれも子供がサッカーが上手くなればと思い通わせておりましたが、その結果*********になってしまっていたのだと気づかされました。
そこを指摘していただき、それを「壊す」ことから始めると仰ったコーチの練習を見ていると時間がたつのがあっという間でした。」とのことで。
あ、「***」の部分は、企業秘密でーす! ただ、何年も前から共通して多く見られている現象の一つです。
そして、
「最後に「この子にはまだ本能が残っている。まだまだ上手くなれる。」そう言っていただいてホッとしたのと同時に、私自身の意識も変えて息子とサッカーをやっていこうと思いました。」と。
はい、本能が残っているかどうか、これはとても大きいです。また、今回、色々とお話をさせて頂きましたが、本能と同時に、表情もしっかりと残っていることがとても良いことでした。
これは、保護者の方が表情を大事にされているからです。そこに気づけなくなっていたら、おそらく、今回のレッスンの展開にはなっていなかったと思います。
あ、そうそう、レッスンの様子は・・・今回のレッスン、とてもいい感じで、子どもに入るべきものが入ったと思います。
レッスンをスタートした時点では、私が話しかけ、子どもが答えるという形しかなかったのですが、途中から、私が話しかけなくても本人から言葉が出てくるようになりました。
動きも表情もとても良くなるのを私は感じましたが、おそらく、保護者の方もお感じになっていると思います。
とてもいい表情、伸び伸びとした動きを見せましたので。
レッスンを終了する時、「もう少しやりたい?」と聞くと、「うーん、どっちでもいい・・・」と。
私も本当にどちらでもいいと思っていたのですが、子どもが「どっちでもいい」で終わるのはちょっと・・・。なので、木のかけらがあったので、それを投げさせて決めることに。(鬼滅の刃のコインみたいな感じですね。)
で、練習を続けることに。
そこで、その日もっとも良い動き、表情が出ていました。
どんどんゴールに向かうし、スライディングもするし、転がるし、跳ぶし、声を出すし。
で、「あと30秒ね」と言って、その後、私がゴールを決め(ひどいコーチなので)、本当ならこれで終わりなのですが・・・その子が「今、16秒だったよ。あと14秒あるよ」と言ってボールを取り、ドリブル開始。
結果、引き分けー( ̄▽ ̄;)
そう、こんなに楽しそうにボールを追える子なのです。体力的にはそれまでに十分に使っていたはずなのですが、それでもこうして頑張れる、楽しめる、自分の力を伸ばせる。
時間がきたって、めいっぱいやりたいくらい。
こんな子なので・・・まだまだ伸びるし、楽しめるよ・・・なのでした。
ちなみに、
「帰ってから息子は「全然やったことない練習ばっかだったけど楽しかった!」と笑顔でした。
また是非個人レッスン受けさせていただければと思います。本当にありがとうございました。」
とのことで。
私もとても嬉しいです。
翌日、筋肉痛でしたが。
これから伸びることを実感できるレッスンでした。
まだまだ伸びる時。
応援したいと思います。ありがとうございました!
◆サッカースクールのソラ 千葉で開催中
TEL 042-534-3766
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※ここ数年、時間的に難しいため、レポートは更新していません。プチレポートのような形でちょっとだけ報告することがありますが、どんなレッスンなのか、ご感想などをよく確認したい場合は、数年前のレポートをご覧頂けるとおわかりになると思います。
=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年以上。
1997年 クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年 クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年 クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年 クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年 高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年 サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年 サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。