先日もとても嬉しいご連絡を頂きました。
中学生のある子が今、サッカーを本当に楽しんでいるそうで。
小学生高学年の頃を「~~だったり、~~ばかりの日もありましたが」と振り返られ、そして、ソラに「ずっとお世話になれているから親子共々成長できているんだなと思います」とおっしゃって下さって。
つい先日も、以前の様子を振り返ってのお話を載せていますが、その方とは違う方です。皆さん、本当に長くスクールに通って下さっている方が多いので、このように言って下さる方が多いのです。
皆さんに感謝していますが、最近ここで取り上げた方たちには・・・
とてもとてもとても、本当にありがたく、心から感謝しています。
何故なら、お子さんの様子を見て、「辞めた方がいいのでは」と考えたり、「辞めさせる」と決めたり・・・そこからの、「やっぱり通わせよう」という方たちもいるので。
子どもの様子を見て、どのようなことが起きているのか、どのように成長しているのかということを的確に把握することは、今の時代は本当に難しいのです。
(私は立場上、そして、このスクールのやり方の特性上、何百人という子たちの様子を数年に渡って見る(だいたい3~8年間くらい継続して見ることが多いでしょうか)、子どもと保護者の方の関係ややりとりの様子を同じように継続して見る、ということをしてきているのでわかることがあるだけです。この立場でなければ、或いはこのようなスクールのやり方=学校でのことやチームでのことなどを24時間体制で連絡をもらう×365日=でやってきていなければ、おそらく、わからないことがたくさんあると思います。実際に、昔、ケガをした時などに病院に行き、レントゲン写真を見せられて先生に「ここがほら」と言われてもすぐには先生の言っていることがわからないことがたくさんありました。先生はパッと見て、「ほらここ、ここ、ここ」とどんどん当たり前のように説明するのですが、私の目はそれに追いつきませんでした。これと同じだと思います。)
色々な場で用いられている定規(=子どもの成長を計る理論的なもの)がすでにずれているのです。ですから、その定規に当てはめられての評価は実態とは少しずれていることがあるのです。また、保護者の方自身も気づかぬうちにその定規を正しいと思ってしまうこともどうしてもあるので(情報の流れ方のせいでそうなってしまう)、自分の子の様子を的確に捉えるのがとても難しくなっているのです。
そのような現代の中で、子どもとやりとりをして、子どもの様子を見たら、スクールを辞めさせると考えてしまうこともあるのです。
ただ、私は子どもの実際の成長やその評価の仕方(ズレの生まれてきている経緯等も含めて)も見て来ているので、本当に、辞めてしまうのはもったいなくて、「実は(保護者の方の捉え方と実際に起きていることは)違うんですよ」「これでいいんですよ」「ここを改善した方がいいですよ」と伝えることがたまにありまして。
たまにですけどね。常に言うわけではありません。
考え方はご家庭ごとに色々とあっていいと思っていますので。
ですが、スクールでは本当に色々な働きかけを繰り返していて、色んなことを改善しているので、そのような様子を見た上で、「実はこんなに変化しているんですよ」とか「実は(成長段階として)このような状態になっているんですよ」と伝えることがあるのです。時間とかもたくさん使ってそのように少しずつの成長を繰り返したり、今の段階を把握しようとしたりしているので。
最近取り上げた方たちは、このように、「辞めさせようか」と考えたことがある方たちです。
そして、その際、私はその時に行っていた働きかけや起きている変化、今後の心配事等を話していたので・・・。その上で、「やっぱり通う・通わせる」と考え直して下さった方たちなので。
立場的には、私からは「もったいない」とかは言いにくいんですよ。
「ただ引き留めようとして言っている」と誤解される可能性もあるので。(そんなことは私はしないですけど、一般的にはそういう引き留めはあることですから。)
だから、(されてもいい誤解もありますが)そういう誤解はされたくないので、言いにくいし、言わない時もあるのです。
それでも言う時は・・・本当に子どものことを見て欲しいからで。
そして、「なるほど・・・」と理解して下さる方もいまして。
最近挙げた話の中には、そのような方たちの子のこと、結構出ています。
ここに通っての成長を喜んで下さったり、感謝して下さったりする方がいらっしゃいますが、いえいえ、です。
子どもたちがそのように成長できたのは、そのような時でも保護者の方たちがこちらの考えを理解して下さったり、実際に起きていることを見て考えてくれたりしたからです。
それはとても難しいことなので・・・だから、それをして下さっている皆さんに、本当に、心から感謝しているのです。
そして・・・本当に成長している子たち。
嬉しいです。
ちなみに、今、中学生でとても頑張っている、とても楽しんでいる子は、低学年の頃、私に「ねえ、ボク、あまりサッカーを好きじゃないんだよ」なんて言うこともありました。
そういう一言ではわからないこと、たくさんあるんですよね。「その段階ではそれでいい、それで十分」ということもあるんですよね。(逆に、「その段階でそれはマズイぞ(直した方がいい)」ということもありますが。)
その後の高学年の時には「~~だったり、~~ばかり」の時期もあり、そこからの今。(実際にはその後も色んな過程・経過があり。)
今のサッカーでの頑張り、達成感の得かた・・・とてもいいですからね、その子。
その子にも・・・おまえも頑張っているのは確かだけど、その前に、保護者の方へ感謝しろよな、です。
皆さん、本当にありがとうございます。
(他の「ありがとう」も書きたかったのですが(だからタイトルをあのようにしたのですが)時間がなくなってしまったので・・・また今度・・・。)
連絡先 サッカースクールのソラ TEL 042-534-3766
※メールをお送り頂いてから2日しても返信がない場合はお電話にてご連絡下さい。
サッカースクールホームページ http://www.sonoyosade.com
ブログ http://solasolasola.cocolog-nifty.com/sola/
インスタ @sola_chiba_soccerschool
古いブログ http://solasolasola.cocolog-nifty.com/omake
◆レッスンコーチ(ヤマグチ)
プロコーチ歴20年以上。
1997年 クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年 クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年 クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年 クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年 高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年 サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年 サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。
★サッカースクールについて詳しくはこちら
★個人レッスン・プライベートレッスンについてはこちら
⇒個人レッスン・プライベートレッスン報告はこちら
※ここ数年、時間的に難しいため、レポートは更新していません。プチレポートのような形でちょっとだけ報告することがありますが、どんなレッスンなのか、ご感想などをよく確認したい場合は、数年前のレポートをご覧頂けるとおわかりになると思います。