カテゴリー「少年サッカー全般のこと」の記事

2022年10月 5日 (水)

ソラはソラらしく

一か月と10日たち、おそらく返答は来ないと思うので、とりあえず、ここに載せておこうかなと。
一か月以上前に、日本サッカー協会の問い合わせ窓口を探し、メールを送っています。
送り先を間違えたかなぁ・・・(サッカーの中継を見て思っていることだから)テレビ局とかに送った方がよかったのかな?
とりあえず、送った内容は以下のもの。
青い字は、今回、このブログ用に私が補足で入れた説明です。

❶テレビでプロの試合を見ると、よく、ファールをしてでも相手を止めることがその場での適したプレーや褒められるプレーのように実況・解説されていますね。プロフェッショナルファールについては色々な考えがあると思うので、それぞれの立場での解説でいいと思いますが、試合を観ているコーチや子ども、保護者の方への影響を少なからず考える必要もあるのではないかと思います。
育成年代の指導者でも、「そこでは反則をしてもいい」と考える指導者が増える可能性もあります。また、そのように教わった子はそのようにプレーするようになることもあります。
テレビで放映中は、ハーフタイム中を利用するなどして、育成年代ではどのようにすべきか、審判の方からの解説を入れるなどもいいのではないかと思います。(プレーヤーが誤解される形でうつることのないように配慮することは当然ですが。)←反則をしてしまった選手が傷つけられることのないようにして欲しいということです。
抜かれないようにする技術・スキルを覚える機会を失う可能性があることや、相手にケガをさせること、自分がケガをすることなど、客観的に解説してはいかがでしょうか。
技術的なことも関係していますし、ルールのことも関係していますし、体のことも関係していますし、考え方なども関係しています。それらが完成されている、または限りなく完成に近づいているプレーヤー達と育成年代でのことを混同して話すのは難しいとも思いますが(←この文と言葉使い、変ですね)、どの分野からでもいいので、育成年代(指導者、保護者、子ども)に向けてのアプローチは必要だと思います。(15年くらい前からこうしたことはちょくちょく取り上げています。)
❷上記に関連していますが、例えば、Jリーグなどでは、そのようなファールをポイント化(マイナスポイント)して、リーグ終了時のポイント数に応じて、
・育成分野での活動支援をする
・ケガをした子たちへの活動支援をする
などを義務化するなどもいかがでしょうか。
そのようなファールは戦術的に用いられることも多いと思うので、勝敗や戦績に影響が出る形になると、育成年代以外の多くのことに影響が出て、逆にマイナスになってしまう面もあるでしょう。
ですので、育成年代やケガをした子たちの育成、支援に向かう形で考えるのが適切だと思います。

以上

という内容です。
おそらく、考えなくてはならないことはたくさんあると思うので、このようなことに取り組む時間はないかもしれませんね。
なので、各現場で色々と考えて対応していくことが今後も必要だということですね。
それに、そもそも価値観は色々だと思うので、この考えとまったく違う人もいると思います。この考えが正しいと言いたいのでもありません。
ただ、とりあえず、私は、色んな相談を受けたり、子どもたちの成長を見てきて、このように思っています。
何かを壊したいのではなく、作りたい、ということです。
まあ・・・視点も色々でしょうしね。サッカーを見るか、子どもを見るか。
ソラは、ずっと、ソラでいます。

 

2022年8月20日 (土)

あとの年代で覚えることを、いかにその前の年代で覚えさせるか

*サッカースクールソラ(千葉市)、無料体験受付中♪ 佐倉市や四街道市の子もたくさん来ています♪ 
「あとの年代で覚えることを、いかにその前の年代で覚えさせるか」・・・
こうした内容の記事がサッカー専門サイトでもたくさん出てきますね。
私、スマートニュースをよく見るんですけどね(天気予報とクーポンが主な目的(;・∀・))、
そうすると、勝手にピコンッてサッカー関連の記事が紹介されるんです。
気になる選手のこととかもあるので、そういうのは見ることもあるんですけどね、すると、サッカー関連の記事がまた入るようになるじゃないですか。それで、また「ピコンッ」て通知が入るんですね。
その内容に、最初に書いたような内容の記事がとても多いんです。
私、コーチですが・・・そういうものについてはほとんど見ません。(確認で見ることがありますが、あくまでも確認として。また、確認する場合は、それとは別に信頼できるものを自分で探して確認するようにもしています。)
何故なら、スクールは18年(その前のスクールも含めると25年)、個人レッスンは10年やっていますが、一般の子を見ることの多い個人レッスンで課題となっていることのほとんどは、「その年代ですべきこと」ですからね。そして、そうなっている原因は、「その年代までに身につけておくべきこと、ものが足りていない」ということがほとんどですからね。(私が見てきた上でのことですが。)
「その年代までに身につけておくべきことが足りていない」と書くと、その子が遅れているように見えますが、遅れているのではなく、「本来それを行うべき時期に、そのあとでやればよいことを多く行っていたから、その部分が足りていない」だけなのです。なので、その年代ですべきことが課題ではあるのですが、逆に、その後で覚えればいいことは理解しているんです。ただ、それも、年代的に理解が難しいものだったり、体的にそれ以前の材料が必要なものの場合は、表面上の理解になっていたり、うまく行えない動きになっていたりするんです。非常にもったいない・・・。でも、情報として「いかに先取りして覚えさせるか」というものがこれだけ多ければ、こういうことが起こるのも当然でしょう。
そして、こういう流れの中では、本来すべきことをしている子が遅れているように見えたり、伸びないと見られたりすることもあるので。でも、それ、違うので。
こういうものをたくさん見ているので、あとの年代で覚えることの先取りに関するものが多く出されていても・・・私は・・・なのです。
でも、そういうことが育成年代の保護者、指導者が見るようなサッカー専門サイトにもたくさん載っているので・・・見る時は情報に流されない方がいいでしょうね。
もっと取り上げるべきこともあると思いますが、そこは人によって考えが違いますもんね、私の言うことではありませんね。
・・・なんてことを考えたり、他にも今日頂いた言葉などを考えたりしながら(皆さん、毎日嬉しくなるようなお言葉、ご連絡、ご報告、ありがとうございます!)、子どもってなんで遊ぶのを楽しいと思うんだろう? と考えました。
すぐに答えが出ましたが、それは、「まず、遊ぶことが楽しいと思う」ということが「大事」だからでしょう。
そしてそれは、「遊ぶことで、生きていくうえで大事なことを学べる」からでしょう。
まず、それが大事で、まずそこから多くのことを学べるから、それを学べる「遊ぶ」ということを「楽しいと感じるようになっている」のだと思います。
遊び方もどんどん変化しているので、このようなことがすべてのことに当てはまるとは言えませんが。
ただ、普通に考えて、まず、ずっと生きていくために、それぞれの段階で覚えるべきことを覚えるように、人は成長していくと思うので。
だから、自然な発達、成長って、とても大事なんだと思います。
◆千葉で開催中(四街道・佐倉・八千代・船橋の子も参加中)サッカースクールのソラ
TEL 042-534-3766
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※メールをお送り頂いてから2日しても返信がない場合はお電話にてご連絡下さい。
ソラ・ホームページ http://www.sonoyosade.com
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=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年。
1997年  クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年  クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年  クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年  クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年  高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年  サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年  サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。

 

 

2022年8月 1日 (月)

違和感

ずっと違和感を持っているのは、ファールをしてでも止めることが、べつに悪いことではなく、むしろ良いことでもあるように考えられていることです。
(プロフェッショナルファールについては、何年も前に一度考えを書いたことがあるので、今回は書かないでおきますね。)
本当に、ファールが当たり前のように増えていて、私には不思議です。考えが甘いとか甘くないとか、世界で戦うためにはとかそういうことじゃなくて、そもそも「ファールが前提」みたいになっているスポーツって、どれくらいあるんだろう。
反則しちゃダメだということで、罰則があって、でも、その罰則を利用して、「このくらいの罰則を覚悟できるなら反則をしてもいい」みたいな捉えられ方もされるという・・・してもいい反則? んーんん??? それならいっそルールで認めてしまえばいいのに。例えば、「相手にフリーキックを与えるという条件であれば、シャツを引っ張ってもいいですよ」とか。それも、んー・・・だと思いますが、まだこっちの方がスポーツっぽいかと思います。
それにしても、試合を見るたびに、ファールが当たり前のようになってきたなと感じるこのごろ・・・ある選手のダイブに関する記事を見て。
反則をされたように見せるため、足が触れてもいないのに倒されたように飛んじゃうとか。
こうしたプレー(審判を欺こうとするプレー)はよく非難されます。私もそのようなプレーはよくないとずっと思っていました。
が、ずっと考えていて、する理由も色々あるかもしれないなと思いました。
もしかしたらですけどね。
だって、もしそれ(わざと倒れる)を巧妙にされたら、審判は「足をかけられた」と思って反則を取るじゃないですか。
ボールを取ろうと思って足を出そうとする選手は、審判に間違って反則を取られるかもしれないと思ったら、足を簡単には出せないし。それによって、足を出す精度、意識も変わるだろうし。
もしかしたら、シミュレーションだと明らかにわかる形でも、相手チームのやっているサッカー(不要なファールを安易にすること、悪質なファールをすること)に対する警告として、自分の体やチームメイトの体を守るために、あえて、そんな褒められないようなダイブをする人がいてもおかしくないなと思いました。可能性的には・・・ですが。
ダイブについては、少し前まで完全否定派の私でしたが、あまりにも足を蹴ること、かけることが自然に行われているのを見て、そして、それらのファールを行うことに対する意識が薄れているように思える光景を見てきて、汚いとかどうとかの前に、それらを止める術はあった方がいいと思うので。
自分のチームの選手の体も、相手チームの選手の体も、どちらも大事にした上でプレーする。
そういう試合が増えるといいですね。
こうしたことが増えている背景には、スポーツの支え方とか、どんなものを大事にするかとか、そういう様々な部分も関係しているはずなので、簡単にはいかないことだと思いますけどね。
勝敗によってさまざまなことが決まってしまうことが多いと思うので。
どこにあるサッカーが最高のサッカーなんでしょうね。
色々なことを教えられていない子たちが、学年や経験も色々な子たちで集まってやっている公園のサッカーは、見ていると結構面白いんですよね。

ところで、これも10年とか15年くらい前、いや、もっと前くらいかな・・・。
「試合中に、ちょっとした反則で審判が笛を吹き、試合の流れを止めてしまって面白くない」みたいなことがよく言われる時期がありました。
試合を見ていると、確かに、あまりにも笛が多すぎて、少しずつ見ていて楽しくなくなる・・・プレーする側も、笛を吹かずに流してくれた方がいいのに、ということもあり(そういうことから反則の取り方やルールにも変化がありましたが)・・・この時、私もそのように思ってしまっていましたが、なんで、ちゃんと反則を取る審判が問題視されるようなことになるのか・・・その方が問題だったんでしょうね。
だって、審判としての仕事をちゃんとしていただけだし。すぐに笛が鳴って途切れてしまって面白くない・・・「だったら反則するのをやめましょう」という流れには行かなかった。
これは、当時、もっと考えるべきことだったんだろうなぁと思います。
そうすれば、ダイブなんかもないだろうし、新しくルールを加えたり、変化させたりしていく必要もなかったかもしれませんね。
と、ワケのわからん話を・・・失礼しました。
さて、今日からサマースクール。
夏休み、子どもが伸びますように。

2012年8月18日 (土)

サッカーを好きな子がする動きの補足

前のブログで、日本代表の選手がやっていた動きについて、「サッカーを好きな子なら自然にやる」と書きましたが、もちろん、同じ質でやれると言っているのではありません。目的なども、子供がやっているものと大人のやっているものとでは違います。
日本代表の選手は、チームとしてどうするのかということを十分に意識して動くので、ただ自分が(子供のように)ガムシャラに追えばいいというわけではありません。
そういうことではなく、原型としては同じことだということです。
大人のサッカーにおいても、できるとすごいことの原型が、子供のサッカーに本来は詰まっているということです。
ただ、そのはずなのに、本来の子供のサッカーが、すでにそういうものではなくなっている部分があるので、スクールでは、そういう部分を大切に、学べるように意識しています。個人に大切なテクニックを練習しながら、そういう、個人として本来すべき動きの原型、本来学ぶべき動きの原型を覚えられるように、練習を見ています。
以上、補足でした。
そういえば・・・この続きは、また改めて!

プロフェッショナルファウル

※先日触れた、プロフェッショナルファウルについて、です。この文章は、他にも色々とまとめたことの一部分なので、ここに抜粋して載せますが、ちょっと違和感があるかもしれません。お許しを。

さて、プロフェッショナルファウル - これは、子供にフェアプレーを教えるコーチとしては、なくなってほしいものの一つです。但し、プロフェッショナルファウルについては、仕掛ける側と仕掛けられる側の双方に利益がある場合もあると思うので、そういう理由からなくなりにくいものだとは思います。
例えば、守る側が攻撃側の選手を倒し、とりあえずピンチをしのぐ。そして、倒された攻撃側の選手が、ファウルをもらってフリーキックを獲得する。こうすることにより、選手は、お互いに一息つけ、(倒さない状態・倒れない状態でプレーが続いた場合よりも)より良い状態でプレーをすることができますから、双方に利益があります。それに加え、観客も喜ぶことができます。フリーキックの結果を想像してワクワクするファンもいるでしょうし、とりあえずピンチを脱出できてホッとするファンもいるでしょう。こういうものは、選手にとってもファンにとっても利益があるものだと考えることもできます。
安易に認められるべきものではないと思いますが、プロならば、絶対に負けられないこともあるでしょう。もしかしたら、絶対に守らなければならないファンとの約束であるかもしれないし、運営的な面に関わることがあるかもしれません。外から見ていてもわからない部分もあるでしょう。
このように、選手もファンも受け入れているものなら、また、サッカーに関連する人たちが、より長くサッカーから楽しみを感じて行くための手段となるものであるならば、「存在する意味を持つこともできるもの」としては、理解できます。
ですが、プロフェッショナルファウルでも、悪質なものは絶対になくすべきです。時には、選手からプレーの機会を奪い、選手の夢、選手を応援する者の夢、サッカーを見ている者の夢を奪うこともあります。例え「敵」であっても、ルールのあるコートの中で、そんなことが許されるべきではありません。それに、子供たちが、プロ選手のプレーの一つ一つに、どれだけのものを見ているのか、サッカーが大好きでプロ選手になった人ならわかるでしょう。すごい眼差しで見ているんです。プロはファンに夢を売るのも役目の一つでしょう。こういうことからも、選手や見ている者の夢を奪う可能性のあるものは、例えプロフェッショナルとしてやむを得ない状況でも、すべきではないと思います。
見ている人の夢を奪うようなものは、やがて見る人がいなくなります。当然、プロとして活躍できる場も、活躍できる人も減っていきます。自分たちだけでなく、これからプロを目指す子供たちの場も狭めることになるかもしれません。そこに関わる人たちの喜びを減らしてしまうかもしれません。それは、プロのすべきことではありません。
私は、子供たちのゲームを見ることが好きです。プロのようなハイレベルのプレーがあるわけではないのに、「何でだろう」と考えました。そして、「たぶん、これかな?」と思う理由がありました。
プロの試合では、みんな、その時点での最高のプレーをしようとします。チャレンジするというよりは、より持っている力を発揮しようとすることの方が多いのです。つまり、「できることをする」「できるようになったことをしようとする」プレーが多いのです。ですが、子供たちのゲームは違います。「できないことをする」「できないかもしれないことをしようとする」のです。チャレンジだらけです。これが、私が子供たちのプレーを見ることが好きな理由です。このような見方(プロ選手の試合は、その時に持っている力を出そうとする)からも、その時点で正当に相手からボールを奪うことができないならファウルをすることもある、ということは何とか理解できるのですが・・・でも、プロは、子供の時にチャレンジを繰り返してなったものでしょう。ですから、子供の時のプレーを、あらゆる質で絶対に超えてほしいとも思います。子供の時にファウルをしないでボールを奪うことができていたのなら、奪おうとできていたのなら、それを、さらに成長した体、技術で見せてもらえたら、今の何倍もシビれるでしょうね。プロって、本当にすごいんですから。
=サッカースクール ソラ=
■TEL : 042-534-3766
【練習会場:スカイランド】千葉市稲毛区長沼原町261番地
■ソラ・HP→ http://www.sonoyosade.com
■深めの通信 http://solasolasola.cocolog-nifty.com/omake
■ブログ*ソラ的な日々(「ソラ」のコーチです。スクールであったことや子供のこと、書いています。) http://solasolasola.cocolog-nifty.com/sola

「笑顔のない・・・」の補足

数日前の「笑顔のない一生懸命」というブログですが、ちょっと補足をさせて頂きますね。
ちょうど、関連するご質問を頂いたので。
普段、私はソラに通っている子の様子を見ていますが、今のソラッ子が「笑顔のない一生懸命でどうしよう?」ということではありません。あのブログは、ソラでの子供たちの様子を見て思ったことではありません。
名選手の子供の頃のことが取り上げられることが多いですよね、この頃。そういう場合は、だいたい、小さな頃の一生懸命な部分を大きく取り上げるのですが、そのような中で、「笑顔がない」ぐらいの一生懸命や努力を、必要以上にクローズアップしていることがよくあると思い、書きました。
普通の人が受け取ったら、笑顔がないことの意味を誤解するかもしれないなと思ったんです。
名選手になった人の子供の頃の試合映像を私も見ましたが、ボールを追いかけまくっていて、コートの右端から左端まで、相手のボールを追いかけている場面もありました。追いかけている途中、同じチームの子を追い越していました。つまり、ポジションなんかに関係なく、ボールを追いたくて、触りたくて、プレーをしたくて仕方なかったんですよね。そういう状態になっていたということです。そこまでサッカーを好きになっていたということです。そして、その気持ちでプレーしているから、試合が終わるまでは自然に笑顔がないこともあったのでしょうし、試合が終わっても、もっともっと上手になりたくて、笑顔がないことがあったのかと思います。好きだから、好きになっていったから、自然にそうなったはずなのに、笑顔のない一生懸命さとか努力を強調されすぎ、それを受け取ると、子供や子供の周りの人が「良いこと」だと思い、振り回されることがあります。今、子供を見ている親御さんやコーチが、どう見ても不自然なくらいの笑顔のない状態を「素晴らしいのだ」「そういう努力により良い結果が取れるのだ」と頑なに信じてしまうかもしれません。それを警戒してのブログでした。
ちなみに、日本選手がオリンピック(サッカー)で見せた前線からの早い、しつこいプレスも、サッカーが好きになった子は自然にやってしまうことです。ボールを触りたくて仕方ないから、放っておくと、あんな感じになることがよくあります。
・・・とりあえず、そういった経緯でのブログだったということで。
子供たちが伸びる・伸び始めるきっかけは色々です。伸びる環境も色々。それ(取り組むこと)を好きになることがまずは大切です。無理矢理の一生懸命がそういうことにつながるのかと言えば、決してそうではありません。
サッカーとは全然関係ない話ですが、私の話をいたしましょう。サッカーと関係ない上に私の話なので、興味が一気になくなるかと思いますが、子供のきっかけを考える、成長を考える上では、「へー、こんなこともあるんだ」と、考えの幅を広げられるかもしれません。
私は算数が大きらいでした。小3の頃、九九をみんなの前で暗唱するテストがありましたが、そのテストで合格者がどんどん出て行く中、私はなかなか合格せず、最後の方に残るほど、大きらい、覚えられない、興味ない、でした。
その後は、ほどほどに・・・でしたが、中学の頃、学校を体調不良で休んだ日、当時、兄がやっていた通信教育の数学のテキストを見つけたんです。
あまりにもやることがなく、何を思ったのか(熱のせいか?)、1ページ、手をつけてしまいました。なぜなら、簡単そうで、1ページの問題数も少ないし・・・。そして、手をつけて、解答を見たら、出来ていて(簡単なやつだから)、しかも1ページがすぐに終わったぞ・・・ということで、2ページめ。同じパターンで3ページめ。いつの間にか、問題を解くのが好きになっていました。兄が全く手をつけていなかった、古いテキスト。ですが、私にはそれで得る達成感で十分だったんです。
体調が戻り、学校に行くようになりましたが、数学がいつの間にか、好きに、得意になっていました。
こんなことが、きっかけになるんですよね、子供の場合は。きっと、このテキストがもっと簡単ではダメで、ちょうどいい簡単さだったんですね。難しすぎるではダメで。簡単なことを十分に続けて、いつの間にか難しいことを解けるようになるのは、色んなことに通じるかもしれませんね。
子供に合ったやり方でいいんですよね。
つまり、自分の力を使う機会があるかどうかですね、やっぱり。
自分の力じゃない状態で取り組ませる一生懸命ではなく。
自分の大きさ・力でやっている時には、子供によって、楽しすぎて笑顔がいつも出る子もいれば、ポイントポイントで出る子もいます。成長の段階によっては、笑顔が、みんなと別れた後に出る子もいるでしょう。笑顔ではなく、達成感を強く抱きしめる子もいるでしょう。
それでいいんです。
それぞれの子供に合ったもので。
*そういうことがわかりにくくなっている環境が多いので、あのようなブログを入れたのでした。

=サッカースクール ソラ=
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2012年8月17日 (金)

ファウルで止まるものは

急にまじめな内容で・・・。皆さんからお話を聞いたり、過去に見たことを思い出したり・・・。そんなわけで、まじめな発信。
**************
反則をして相手を止めようと思った時点で、それは、相手に自分が負けているということです。だって、正しい方法ではとても無理だと思ったのでしょう?
そう思った瞬間、(自分の持っている)成長力は抑えられます。
同じ場面で、反則をしないでボールを取ろうとして追いかけた場合は、追いかけた一歩、二歩分、成長します。例え、その時は追いつけなくても。だって、成長力を抑えていないから。
反則をして相手を止められるようになったとしても、それは、自分が相手を止める力をつけたからではないということは、子供でもわかるはずです。そんなの、自分の可能性を否定しているようで、悔しくない?
何度も自分の成長力を抑えたプレーを繰り返すというのは、自分が相手にかなわないと認めているようなものです。さらに、成長力を抑えることを平気で繰り返せるようになってしまったら、成長する瞬間の嬉しさを、真に体と心で感じられるようになっていけるだろうかと、心配になります。それを感じずにプレーを続けて、何にたどりつくのでしょうか。
チームのために、自分の成長力を抑える?
試合に勝ったら、さっき反則して止めた相手に勝ったと思える? それは何とも悔しい、残念なことです。
どうせ試合をするのなら、どうしても勝ちたいと思うのなら、伸びる力を出して戦え、そう思います。心と体で、自分の伸びを感じるプレーをした方がいい。
・・・・・・・・・・・・・・・
過去に何度か、スクールのゲームでも、相手のシャツを引っ張って相手を止めようとする場面を見たことがありました。故意にやっている場合もありました。それまで、そんなプレーをしなかったのに、どこで覚えた? しかも、そんなことをさりげなく、うまくやってしまうような場面もありました。一生懸命な顔でも、許しません。そんなの、子供たちの本来持つ成長力に合わないプレーだから。
故意ではない場合もありました。でも、ダメ。
ちゃんと取る力をつけられる時です。
一時の「勝ち」や「レギュラー獲得」なんていうものに負けるな。自分の成長力を無駄にするな。
ただ、子供だけに責任があるだなんて思っていません。
以前、このブログに外に出ることの大切さみたいなことを書きました。それにも通じることです。
反則で相手を止めることで、逆に止めてしまう自分が成長する機会。あたり前のように見える中にある、矛盾。
今いる環境の中で「当たり前」だと思っていることが、「当たり前じゃない」ことがたくさんあります。本当に。
個人の伸びる環境は、実は、意外に少ない。
一見、「強さ」に見える「弱さ」を育てないように。
一見、「進んだ」ように見える「後退」を繰り返さないように。
子供たちは一日一日、伸びる時なんですから。
伸びようとする子は応援します。
伸びる力があることを知らない子には教えます。
もちろん、子供を伸ばそうと応援する親御さんも応援します。
今日、「ディ〜プなマジソラ」と言ってもらいました。先日は「真剣にゆる〜い空気」と言ってもらいました。色んな表現ですが、しっかりとソラをつかんでもらって嬉しいです。
ソラの外にも、子供たちがより伸びる環境があふれますように。
*かなり以前にまとめたものですが、今度、プロフェッショナルファウルについてまとめたものを載せるかもしれません。バタバタしているので、載せられなかったらごめんなさい。

2012年8月 8日 (水)

笑顔のない一生懸命

好きで、もっと上手になりたくて一生懸命になって、中途半端じゃ楽しめなくて、全力でないと楽しめなくて、仲間内でのゲームでもいつも本気で、笑顔なんか出ない・・・
そういうのはわかります。べつに嫌いじゃありません。むしろ、どちらかというと好きです。
ただ、好きなのは、それが子供から発する自然な表情だからです。
ですが、そういうのとはちょっと違う感じの、笑顔がない状態でただ頑張ることを、必要な一生懸命さだと捉えることが多いようにも感じます。
好きで、自分で追いかけずにはいられない状態、強い達成感や欲求で溢れ、充実している状態、自分とボールと相手を感じまくっている状態、そういう時の笑顔のない一生懸命と、押しつけられてやっている笑顔のない状態、一生懸命とでは、まっ・・・・・たく違いますよね。
そういう部分に気をつけながら情報は受け取りましょう。発信する側が、それぞれの現場のことまで考えていないこともあるでしょうから。そこまで考えると発信できないこともあるのかもしれませんが・・・。だから、受け取る側が正しく読みとりましょう。
一カ所だけにいると、そこの世界で起きていることが「当たり前」のように思うことがあるかもしれませんが、全然当たり前じゃないことが、たくさんあるように思います。
一つの成功例があると、対象・環境・状況に関わらず、その成功を生んだ考え、方法を「当たり前」のように思うことがあるかもしれませんが、「当たり前」ではないことの方が多いかもしれません。
自分の目を疑えとは言いませんが、外の世界を見ることをお勧めします。大人の世界から子供の世界に関わる部分に対して当然のように発信される情報を「それが正解」という形でただ受け取ることのないように気をつけるようにした方がいいと思います。
以上、ちょっとここ数日、感じたことでした。

2012年8月 4日 (土)

縮小版か等身大か

昨日の「子供」のプレー。
冗談を言ったり、ギャグを言ったりすることが好きな子。
ゲーム中も、そういう雰囲気をムンムン出しています。
が、ふざけているのではなく、ただサッカーを楽しんでいるんですよね。
だから、ゲームの時にボールが外に出ると、真っ先に取りに行く。そして、すぐに始めようとする。目の動き、狙おうとするプレーは、まさにサッカーが好きなことをよく表しています。もちろん、動きも。
止まってなんかいられないんですもん。
ふざけるくせに、怒ります。見ていて、動きと表情から、理解できる「怒り」です。自分勝手なわけじゃない、全力で遊んでいる子の怒り。だから、友達も受け入れることができるんですよね。もちろん、この子も覚えるべきことがあるので、そういう部分は説明します。
すると、「でも、それじゃ、××じゃん」「どうせ××じゃん」とか言いかえしてきますが、そう言うのもわかるので、ほどよく説明します。タイミングを見て、量と質を考えて、話します。ちゃんと、受け取りますよ、色んなこと。全力で遊んでいるから。
こういう子、いいですね。
「こう動け」と言われても、そんなことはできないかもしれません。大人の言っていることがわからなくても仕方ない年齢だし、だいたい、ボールを追いたいのに、それを外して動き方のことなんて考える余裕も時間もきっとないでしょう。そんなことしていたら、この子の場合は、サッカーの楽しみが減ってしまうでしょう。
1秒だって長くボールを触りたいんですから。一瞬でも早くボールを触りたいんですから。こういう子が上手になるのが、本当に子供たちに合ったサッカーだと私は思っています。
監督・コーチに言われたことをきれいにこなすことよりね。サッカーを自分で楽しむ、まずはそれを覚えてほしいですね。
この子、他の人から見たら違うように見えるかもしれませんが、一生懸命ですよ。
・・・ところで・・・
必死、一生懸命、負けず嫌い、努力家・・・好きになれば、自然にそうなります。
あまりに安易に、そういったことが美談のように、秘話のように取り上げられたり、発信されたりすることがありますが、強制すべきではないこと、強調すべきではない段階もたくさんあります。本人が好きになればやるのだから。もちろん、意識づけることが必要なこともありますが。
好きになれば自然にそうなることを、その前に強調・強制する場合は、少なくとも、「本当に」本人の成長のためでありますように。
安易な発信が増えているように思うので・・・・。
昨日の、おふざけ大好き一生懸命君たちのゲームは、動きの連続、発想の連続。ボールを追うのが楽しくてたまらない子たちが、勝手に勝ち負けにこだわり、チャレンジを楽しみ、楽しく、熱く、子供らしく、プレーをしていました。
強制なんてしていない、自分たち発のこういうプレーをたくさんしてほしいですね。
驚くプレーの連続ですもん。
大人のプレーの縮小版を子供たちが上手にやるのを見るよりも、何倍も面白い。憧れの選手のマネをするのは、もちろんアリ。それも、子供のプレーです。
大人のプレーの縮小版よりも、子供のプレーの等身大を。
子供が輝くのはそっちでしょ。大人が感じる子供の魅力って、そっちじゃない?

≪お問合せ・お申込み≫ “ソラ”
■tel : 042-534-3766  
留守番電話になったら、お名前と連絡先を残して下さい。
=サッカースクール ソラ=
千葉市で開校中 TEL : 042-534-3766
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2012年8月 3日 (金)

接着力

昨日のU-12クラス。
初めて来た子も、ずっといる子もたくさん。
会ったことのなかった子がたくさんいたはずの子供たち。
練習では、そういう、普段、会ったことのない子たちと一緒にペアを多く組むことが多かったのですが、最初は照れ笑いやさぐりさぐりの様子だった子たちが、次第に表情も動きも自然になる様は、やっぱり見ていていいですね。
チームに入っている子は、試合で会う時には、対決モードで相手チームの子たちと対面することが多いでしょう。
それも悪くはないですが、それだけだと、お互いに知ることができないこと、学べないこともあります。だから、こうして、違う形で、順位も気にせず、立場も気にせず、順位や立場を得るための競争を気にせず、もう少し、お互いに自分たちの心地よい高さに降りてきて、お互いに接着して、プレーする楽しさを知ってほしいなとも思います。そういう関係の友達を持つ方が、試合の時なども、適度な緊張&リラックス状態で、より「サッカー」を楽しめて、良いプレーもできます。
こういうことは、個人種目のスポーツなんかで、初めて対戦した時よりも、その後、何回か対戦や交流を繰り返してから戦った時の方が、よりお互いに力を出せることがあることなどからも、想像ができるかと思いますが、自分の伸びる力をより知るためにも、こういう関係の友達がたくさんできるといいですね。
ところで、昨日の子たちには接着力がありましたね。
普段、同じチームでプレーする時には、チームとしての約束ごとや戦い方があるかもしれませんが、ここにはそういうものはありません。
ゲームの時にチーム分けをしますが、そこで大切なのは、個人の力。
これからも、子供たちは色んなチームでサッカーをしていくと思いますが、そこで大切なのは、この個人の力です。
約束ごとのないチーム、ゲームの中でプレーすると、普段は見ることのできない部分を見ることができます。まだまだ個人として力を上げる必要がある部分や、逆に優れていると思える部分なども。
そういうものを知り、力をつけていく、磨いていく、それができるかどうかということには、接着力が大切です。
初めて会う友達や空間に接し、手を伸ばす力。
プレーだけでなく、行動などにでもいいので、興味を持てるかどうか。
そういう、人や空間との接着力が昨日の子たちにはあって、良かったですね。
色んな友達と接しながら、個人の力を身につけられるように。今の素直な接着力を大切にしてほしいです。

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