カテゴリー「少年サッカー全般のこと」の記事

2023年2月 2日 (木)

土台、どうだい、胴体? Do Day?!(そんな英語はないと思いますが)

昨日、ちょっと記事(脳科学者さんのもの)を読みました。と言っても、鵜呑みにはしないで読もうとする私です。(だからと言って疑いながら読むということではなく、素の状態で、普通に読みます。)
実際に起きている現象から解かれていくはずなので。予想、予測があるとしても、その前に、起きていることの分析があるはずなので。
なので、いくら専門家さんの言うことでも(専門家さんにも色々といらっしゃると思うので)、素の状態で読みます。
習い事と子どものことが取り上げられていたのですが、「あ、これはそうですよね」でした。
私も、色々な変化を見てきて、何年も前からそう感じていますが、おそらく、他の方も、子どもの変化を見てきている方や、様々な親子関係と子どもの様子を見る機会のある人は、感じていることだろうと思います。
それを、色々な研究をされている方がおっしゃってくれるのはとてもいいことだと思います。私は脳の研究なんて、まーったくできないので。(それこそノー!)
すごくざっくり言うと、土台が大事、大元が大事、根本が大事、まずどこを育てるかが大事、どのように育てるかが大事、だということが書かれていました。
私は、書かれていたことに関しては、個人的にまったく同感です。同じように感じています。ただ、考え方や育て方は色々なので、それを押し付けて考えるようなことはしませんが。
ところで、そうしたことは分野を絞って、サッカーの練習方法やコーチングなどにも、(これもここでずっと書いていますが)出てきています。

(ここから、分野をすごく小さく絞って、サッカーのことを。)
なので、10~20年くらい前までは、(子どもたちの)サッカースキルや考え方の根本部分が抑えられている上でのコーチングを行っていけばどんどん伸びる状態だったのですが、次第に、根本を抑えられていないことが多くなり、より根本を身につける必要が出てきました。
「根本」の考え方は様々ですし、色々な要素が含まれますが。
ただ、根本、本質の部分が大事にされないまま進んで行く環境も多いので、ずっと見てきていると、その影響を感じます。
ということもあって、ソラでは、結構普通にゲームをやる方が多いです。
攻めるゴールが1つだけ(コート内にゴールが2つ)のものが多いのも、それが理由。
攻めるゴール、守るゴールが2つずつある(コート内に4つのゴールがある)のもスキル向上に役立ちますが、10年くらい前からは、あまりやらなくなりました。というか、ほとんどやらないですね。おそらく、他の場でやってくれると思うので、それによって不足する部分を補うためにも、1つのゴールに攻める、1つのゴールを守る経験を多くさせています。
ボールを二つ使うサッカーも、昔はたまにやっていましたが、色んな理由から、やらなくなりました。(そのメニューが悪いということではまったくありません。楽しいし、いいと思います。ただ、色んなことに気をつける必要があります。)
ボールは1つですね。
それどころか、ボールが外に出た時に、取りに行く時間がもったいないので、違うボールでやることもありますが、取りに行く時間がかかっても、代わりのボールを使わないでやることもあります。
これらは、大元につながる部分で。(最初に挙げた記事で言う大元とはちょっと違う意味になりますが。)
サッカーは1つのボールでやるもので、1つのゴールに攻めて、もう1つのゴールを守る。これが基本。そこに必要になるもの、それを楽しむためのものが土台です、本質です。
一つにこだわるとか、一回にこだわるとか、一つのものを大事にする、一回を大事にするとか・・・そういったものが先にあるかどうかはとても大切で。
電子ゲームでも、リサイクルでも、まず、それがあるかどうかが大切だと思います。
それがないままで、「次」「代える」が前提になりすぎていく、そしてそれが繰り返されるのと、一つ、一回を大事にすることが前提にある上で、次にいく、代える、変わるが繰り返されていくのでは、まったく違うと思うので。
ああ、一部分しか書けていませんが・・・時間なので、出発します(;・∀・)
そして、今回も誤字脱字「ノー」チェックで行きます('◇')ゞ
ではー!

2023年1月 6日 (金)

ことば、うごき

ところで、年中さん、年長さんのサッカースクールでは、「これはさ、こうやるとさ、できるんだよぉ」の表現が、面白くて。
なるほどね、そう考えるんだね。なるほどね、そう表現するんだね。
教えられたことではなくて、自分の感じたこと。正解を当てに行くではなくて、思ったこと。
いいですよね。
「教えすぎじゃないかな?」って思うこと、多いですもんね。
例えば、目の前に綺麗な景色があって、目の前にかわいい動物がいて、目の前に珍しい虫がいて、
そんな時に、とてもとても小さな子に、クレヨンと紙を渡したら、どうなるんだろう。
くれよんを食べようとしないくらいの子だとして。
もしかしたら、絵を描かないで、クレヨンを投げるかもしれない。もしかしたら、紙をやぶって笑うかもしれない。目の前にあるものではなく、ただ線を描くかもしれない。
それ、どれも、見ていたら、あはははって思いません? そうかぁって思いません?
もう少し大きな子だとして、あの動物を描いてって言ったら、どう描くのかなぁ。
描き方とか教えていない子だとして。
わくわくしません?
上手に描けるかではなくて、どんな風に描くのかなって、わくわくしません?
それで、描いたものを見たら、きっと、あー、こう描くんだぁ、とか、こう思うんだぁってなりません?
発想、表現の仕方、わくわくしますよね。
最初に教えすぎたら、そういうものがちょっと減っちゃうような気がして。
発想、受け入れられたら、それはきっと発した側にはとてもいい経験で、とても大切な経験で、育つ上で心の大きな土台になるもので。
受け入れた目を見た時は、きっと本人もまた嬉しくなって、それを見て、また嬉しくなって。
そういう発想を大事にしたいなって思います。

それを経て、高学年になったら、誰かと協力して行った時の達成感を知ってほしいから、土台となるものや共通認識となるものを、ある程度具体的に渡すことも必要になると思いますが。
それでも、大人の頭の中にある方法をパターン化して入れてしまったら、まだもったいないと思います。
ワクワクを大事に。

なんて考えていますが、他にも色んなことを考えているので、表面上はわかりにくーいスクールになっていて・・・あははは、すみません。受け入れてくれる皆さんに感謝です。

◆サッカースクールのソラ 千葉で開催中
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=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年。
1997年  クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年  クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年  クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年  クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年  高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年  サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年  サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。

2022年10月31日 (月)

そりゃ、そうなるさ・・・

本当は詳しく書きたいところですが、そういうことばかり書いてもなんか嫌なブログになってしまうので、そこはグッとこらえます。
が、なるほど、それはファールが全然減らないわけだ、と納得する出来事がありました。
ジュニア向けのコーチや保護者の方向けのサッカーサイトで、「そういうことがあったら」また、「そういう立場の人がそう話していたら、それはファールは減らないよ」でした。
そして、私から考えたら「正しい声掛け」をしている指導者の声の掛け方が否定されていました。
真逆です、本当に。その記事は10年くらい前のものでしたが、10年たって、どうなっているのか、どんなことが増えているのかを見れば、そこに書かれていることは真逆では? とわかります。ただ、おそらく、そういう発信をする人たちには気づかれていない。
また、「理想的な話し方はこう」みたいなのも書いてありましたが、いや、それ、そういう時に使う方法じゃないから、です。
偶然ですが、先日ケガのことなどでご相談頂いた話と完全に重なる出来事でした。
よく、サッカーサイトの情報をうのみにしない方がよいことなどもお伝えしていますが、本当にこういうことが多いですね。
そりゃ、真逆の環境が増えるわけで・・・
そんな環境でサッカーを嫌になった子がいたら、「キミの考えでも行けるはず」と言いたいし、そうした環境内で考え方の違いに悩んだ保護者の方がいたら、「その考え方の方が自然で、健全ですよね」と言いたいです。
サッカーを辞めた子、まだまだキミは伸びるぞ。辞めさせたことを後悔している方、スポーツを通じてこういうことを学んでほしいなと思っていたのに違っていたから辞めさせたのなら、それは後悔しなくてもいいことだと思いますよ。それに、チーム・団体を辞める=そのスポーツを辞めるということではないので。
ちなみに・・・前半に取り上げた記事を見たのでこの投稿をしたのですが、そもそもその記事にたどりついた経緯は、
「それにしてもファールが減らないな」→「だからケガをする子もいる」→「ルールとか、わかりやすく書いてないのかね」で検索していたら、最初に取り上げた記事が出てきたのでした。そして、「こりゃ、減らないよね・・・」となったのでした。

2022年10月 5日 (水)

ソラはソラらしく

一か月と10日たち、おそらく返答は来ないと思うので、とりあえず、ここに載せておこうかなと。
一か月以上前に、日本サッカー協会の問い合わせ窓口を探し、メールを送っています。
送り先を間違えたかなぁ・・・(サッカーの中継を見て思っていることだから)テレビ局とかに送った方がよかったのかな?
とりあえず、送った内容は以下のもの。
青い字は、今回、このブログ用に私が補足で入れた説明です。

❶テレビでプロの試合を見ると、よく、ファールをしてでも相手を止めることがその場での適したプレーや褒められるプレーのように実況・解説されていますね。プロフェッショナルファールについては色々な考えがあると思うので、それぞれの立場での解説でいいと思いますが、試合を観ているコーチや子ども、保護者の方への影響を少なからず考える必要もあるのではないかと思います。
育成年代の指導者でも、「そこでは反則をしてもいい」と考える指導者が増える可能性もあります。また、そのように教わった子はそのようにプレーするようになることもあります。
テレビで放映中は、ハーフタイム中を利用するなどして、育成年代ではどのようにすべきか、審判の方からの解説を入れるなどもいいのではないかと思います。(プレーヤーが誤解される形でうつることのないように配慮することは当然ですが。)←反則をしてしまった選手が傷つけられることのないようにして欲しいということです。
抜かれないようにする技術・スキルを覚える機会を失う可能性があることや、相手にケガをさせること、自分がケガをすることなど、客観的に解説してはいかがでしょうか。
技術的なことも関係していますし、ルールのことも関係していますし、体のことも関係していますし、考え方なども関係しています。それらが完成されている、または限りなく完成に近づいているプレーヤー達と育成年代でのことを混同して話すのは難しいとも思いますが(←この文と言葉使い、変ですね)、どの分野からでもいいので、育成年代(指導者、保護者、子ども)に向けてのアプローチは必要だと思います。(15年くらい前からこうしたことはちょくちょく取り上げています。)
❷上記に関連していますが、例えば、Jリーグなどでは、そのようなファールをポイント化(マイナスポイント)して、リーグ終了時のポイント数に応じて、
・育成分野での活動支援をする
・ケガをした子たちへの活動支援をする
などを義務化するなどもいかがでしょうか。
そのようなファールは戦術的に用いられることも多いと思うので、勝敗や戦績に影響が出る形になると、育成年代以外の多くのことに影響が出て、逆にマイナスになってしまう面もあるでしょう。
ですので、育成年代やケガをした子たちの育成、支援に向かう形で考えるのが適切だと思います。

以上

という内容です。
おそらく、考えなくてはならないことはたくさんあると思うので、このようなことに取り組む時間はないかもしれませんね。
なので、各現場で色々と考えて対応していくことが今後も必要だということですね。
それに、そもそも価値観は色々だと思うので、この考えとまったく違う人もいると思います。この考えが正しいと言いたいのでもありません。
ただ、とりあえず、私は、色んな相談を受けたり、子どもたちの成長を見てきて、このように思っています。
何かを壊したいのではなく、作りたい、ということです。
まあ・・・視点も色々でしょうしね。サッカーを見るか、子どもを見るか。
ソラは、ずっと、ソラでいます。

 

2022年8月20日 (土)

あとの年代で覚えることを、いかにその前の年代で覚えさせるか

*サッカースクールソラ(千葉市)、無料体験受付中♪ 佐倉市や四街道市の子もたくさん来ています♪ 
「あとの年代で覚えることを、いかにその前の年代で覚えさせるか」・・・
こうした内容の記事がサッカー専門サイトでもたくさん出てきますね。
私、スマートニュースをよく見るんですけどね(天気予報とクーポンが主な目的(;・∀・))、
そうすると、勝手にピコンッてサッカー関連の記事が紹介されるんです。
気になる選手のこととかもあるので、そういうのは見ることもあるんですけどね、すると、サッカー関連の記事がまた入るようになるじゃないですか。それで、また「ピコンッ」て通知が入るんですね。
その内容に、最初に書いたような内容の記事がとても多いんです。
私、コーチですが・・・そういうものについてはほとんど見ません。(確認で見ることがありますが、あくまでも確認として。また、確認する場合は、それとは別に信頼できるものを自分で探して確認するようにもしています。)
何故なら、スクールは18年(その前のスクールも含めると25年)、個人レッスンは10年やっていますが、一般の子を見ることの多い個人レッスンで課題となっていることのほとんどは、「その年代ですべきこと」ですからね。そして、そうなっている原因は、「その年代までに身につけておくべきこと、ものが足りていない」ということがほとんどですからね。(私が見てきた上でのことですが。)
「その年代までに身につけておくべきことが足りていない」と書くと、その子が遅れているように見えますが、遅れているのではなく、「本来それを行うべき時期に、そのあとでやればよいことを多く行っていたから、その部分が足りていない」だけなのです。なので、その年代ですべきことが課題ではあるのですが、逆に、その後で覚えればいいことは理解しているんです。ただ、それも、年代的に理解が難しいものだったり、体的にそれ以前の材料が必要なものの場合は、表面上の理解になっていたり、うまく行えない動きになっていたりするんです。非常にもったいない・・・。でも、情報として「いかに先取りして覚えさせるか」というものがこれだけ多ければ、こういうことが起こるのも当然でしょう。
そして、こういう流れの中では、本来すべきことをしている子が遅れているように見えたり、伸びないと見られたりすることもあるので。でも、それ、違うので。
こういうものをたくさん見ているので、あとの年代で覚えることの先取りに関するものが多く出されていても・・・私は・・・なのです。
でも、そういうことが育成年代の保護者、指導者が見るようなサッカー専門サイトにもたくさん載っているので・・・見る時は情報に流されない方がいいでしょうね。
もっと取り上げるべきこともあると思いますが、そこは人によって考えが違いますもんね、私の言うことではありませんね。
・・・なんてことを考えたり、他にも今日頂いた言葉などを考えたりしながら(皆さん、毎日嬉しくなるようなお言葉、ご連絡、ご報告、ありがとうございます!)、子どもってなんで遊ぶのを楽しいと思うんだろう? と考えました。
すぐに答えが出ましたが、それは、「まず、遊ぶことが楽しいと思う」ということが「大事」だからでしょう。
そしてそれは、「遊ぶことで、生きていくうえで大事なことを学べる」からでしょう。
まず、それが大事で、まずそこから多くのことを学べるから、それを学べる「遊ぶ」ということを「楽しいと感じるようになっている」のだと思います。
遊び方もどんどん変化しているので、このようなことがすべてのことに当てはまるとは言えませんが。
ただ、普通に考えて、まず、ずっと生きていくために、それぞれの段階で覚えるべきことを覚えるように、人は成長していくと思うので。
だから、自然な発達、成長って、とても大事なんだと思います。
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千葉北スカイランド(稲毛区長沼原町261)で開催中。
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2022年8月 1日 (月)

違和感

ずっと違和感を持っているのは、ファールをしてでも止めることが、べつに悪いことではなく、むしろ良いことでもあるように考えられていることです。
(プロフェッショナルファールについては、何年も前に一度考えを書いたことがあるので、今回は書かないでおきますね。)
本当に、ファールが当たり前のように増えていて、私には不思議です。考えが甘いとか甘くないとか、世界で戦うためにはとかそういうことじゃなくて、そもそも「ファールが前提」みたいになっているスポーツって、どれくらいあるんだろう。
反則しちゃダメだということで、罰則があって、でも、その罰則を利用して、「このくらいの罰則を覚悟できるなら反則をしてもいい」みたいな捉えられ方もされるという・・・してもいい反則? んーんん??? それならいっそルールで認めてしまえばいいのに。例えば、「相手にフリーキックを与えるという条件であれば、シャツを引っ張ってもいいですよ」とか。それも、んー・・・だと思いますが、まだこっちの方がスポーツっぽいかと思います。
それにしても、試合を見るたびに、ファールが当たり前のようになってきたなと感じるこのごろ・・・ある選手のダイブに関する記事を見て。
反則をされたように見せるため、足が触れてもいないのに倒されたように飛んじゃうとか。
こうしたプレー(審判を欺こうとするプレー)はよく非難されます。私もそのようなプレーはよくないとずっと思っていました。
が、ずっと考えていて、する理由も色々あるかもしれないなと思いました。
もしかしたらですけどね。
だって、もしそれ(わざと倒れる)を巧妙にされたら、審判は「足をかけられた」と思って反則を取るじゃないですか。
ボールを取ろうと思って足を出そうとする選手は、審判に間違って反則を取られるかもしれないと思ったら、足を簡単には出せないし。それによって、足を出す精度、意識も変わるだろうし。
もしかしたら、シミュレーションだと明らかにわかる形でも、相手チームのやっているサッカー(不要なファールを安易にすること、悪質なファールをすること)に対する警告として、自分の体やチームメイトの体を守るために、あえて、そんな褒められないようなダイブをする人がいてもおかしくないなと思いました。可能性的には・・・ですが。
ダイブについては、少し前まで完全否定派の私でしたが、あまりにも足を蹴ること、かけることが自然に行われているのを見て、そして、それらのファールを行うことに対する意識が薄れているように思える光景を見てきて、汚いとかどうとかの前に、それらを止める術はあった方がいいと思うので。
自分のチームの選手の体も、相手チームの選手の体も、どちらも大事にした上でプレーする。
そういう試合が増えるといいですね。
こうしたことが増えている背景には、スポーツの支え方とか、どんなものを大事にするかとか、そういう様々な部分も関係しているはずなので、簡単にはいかないことだと思いますけどね。
勝敗によってさまざまなことが決まってしまうことが多いと思うので。
どこにあるサッカーが最高のサッカーなんでしょうね。
色々なことを教えられていない子たちが、学年や経験も色々な子たちで集まってやっている公園のサッカーは、見ていると結構面白いんですよね。

ところで、これも10年とか15年くらい前、いや、もっと前くらいかな・・・。
「試合中に、ちょっとした反則で審判が笛を吹き、試合の流れを止めてしまって面白くない」みたいなことがよく言われる時期がありました。
試合を見ていると、確かに、あまりにも笛が多すぎて、少しずつ見ていて楽しくなくなる・・・プレーする側も、笛を吹かずに流してくれた方がいいのに、ということもあり(そういうことから反則の取り方やルールにも変化がありましたが)・・・この時、私もそのように思ってしまっていましたが、なんで、ちゃんと反則を取る審判が問題視されるようなことになるのか・・・その方が問題だったんでしょうね。
だって、審判としての仕事をちゃんとしていただけだし。すぐに笛が鳴って途切れてしまって面白くない・・・「だったら反則するのをやめましょう」という流れには行かなかった。
これは、当時、もっと考えるべきことだったんだろうなぁと思います。
そうすれば、ダイブなんかもないだろうし、新しくルールを加えたり、変化させたりしていく必要もなかったかもしれませんね。
と、ワケのわからん話を・・・失礼しました。
さて、今日からサマースクール。
夏休み、子どもが伸びますように。

2012年8月18日 (土)

サッカーを好きな子がする動きの補足

前のブログで、日本代表の選手がやっていた動きについて、「サッカーを好きな子なら自然にやる」と書きましたが、もちろん、同じ質でやれると言っているのではありません。目的なども、子供がやっているものと大人のやっているものとでは違います。
日本代表の選手は、チームとしてどうするのかということを十分に意識して動くので、ただ自分が(子供のように)ガムシャラに追えばいいというわけではありません。
そういうことではなく、原型としては同じことだということです。
大人のサッカーにおいても、できるとすごいことの原型が、子供のサッカーに本来は詰まっているということです。
ただ、そのはずなのに、本来の子供のサッカーが、すでにそういうものではなくなっている部分があるので、スクールでは、そういう部分を大切に、学べるように意識しています。個人に大切なテクニックを練習しながら、そういう、個人として本来すべき動きの原型、本来学ぶべき動きの原型を覚えられるように、練習を見ています。
以上、補足でした。
そういえば・・・この続きは、また改めて!

プロフェッショナルファウル

※先日触れた、プロフェッショナルファウルについて、です。この文章は、他にも色々とまとめたことの一部分なので、ここに抜粋して載せますが、ちょっと違和感があるかもしれません。お許しを。

さて、プロフェッショナルファウル - これは、子供にフェアプレーを教えるコーチとしては、なくなってほしいものの一つです。但し、プロフェッショナルファウルについては、仕掛ける側と仕掛けられる側の双方に利益がある場合もあると思うので、そういう理由からなくなりにくいものだとは思います。
例えば、守る側が攻撃側の選手を倒し、とりあえずピンチをしのぐ。そして、倒された攻撃側の選手が、ファウルをもらってフリーキックを獲得する。こうすることにより、選手は、お互いに一息つけ、(倒さない状態・倒れない状態でプレーが続いた場合よりも)より良い状態でプレーをすることができますから、双方に利益があります。それに加え、観客も喜ぶことができます。フリーキックの結果を想像してワクワクするファンもいるでしょうし、とりあえずピンチを脱出できてホッとするファンもいるでしょう。こういうものは、選手にとってもファンにとっても利益があるものだと考えることもできます。
安易に認められるべきものではないと思いますが、プロならば、絶対に負けられないこともあるでしょう。もしかしたら、絶対に守らなければならないファンとの約束であるかもしれないし、運営的な面に関わることがあるかもしれません。外から見ていてもわからない部分もあるでしょう。
このように、選手もファンも受け入れているものなら、また、サッカーに関連する人たちが、より長くサッカーから楽しみを感じて行くための手段となるものであるならば、「存在する意味を持つこともできるもの」としては、理解できます。
ですが、プロフェッショナルファウルでも、悪質なものは絶対になくすべきです。時には、選手からプレーの機会を奪い、選手の夢、選手を応援する者の夢、サッカーを見ている者の夢を奪うこともあります。例え「敵」であっても、ルールのあるコートの中で、そんなことが許されるべきではありません。それに、子供たちが、プロ選手のプレーの一つ一つに、どれだけのものを見ているのか、サッカーが大好きでプロ選手になった人ならわかるでしょう。すごい眼差しで見ているんです。プロはファンに夢を売るのも役目の一つでしょう。こういうことからも、選手や見ている者の夢を奪う可能性のあるものは、例えプロフェッショナルとしてやむを得ない状況でも、すべきではないと思います。
見ている人の夢を奪うようなものは、やがて見る人がいなくなります。当然、プロとして活躍できる場も、活躍できる人も減っていきます。自分たちだけでなく、これからプロを目指す子供たちの場も狭めることになるかもしれません。そこに関わる人たちの喜びを減らしてしまうかもしれません。それは、プロのすべきことではありません。
私は、子供たちのゲームを見ることが好きです。プロのようなハイレベルのプレーがあるわけではないのに、「何でだろう」と考えました。そして、「たぶん、これかな?」と思う理由がありました。
プロの試合では、みんな、その時点での最高のプレーをしようとします。チャレンジするというよりは、より持っている力を発揮しようとすることの方が多いのです。つまり、「できることをする」「できるようになったことをしようとする」プレーが多いのです。ですが、子供たちのゲームは違います。「できないことをする」「できないかもしれないことをしようとする」のです。チャレンジだらけです。これが、私が子供たちのプレーを見ることが好きな理由です。このような見方(プロ選手の試合は、その時に持っている力を出そうとする)からも、その時点で正当に相手からボールを奪うことができないならファウルをすることもある、ということは何とか理解できるのですが・・・でも、プロは、子供の時にチャレンジを繰り返してなったものでしょう。ですから、子供の時のプレーを、あらゆる質で絶対に超えてほしいとも思います。子供の時にファウルをしないでボールを奪うことができていたのなら、奪おうとできていたのなら、それを、さらに成長した体、技術で見せてもらえたら、今の何倍もシビれるでしょうね。プロって、本当にすごいんですから。
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「笑顔のない・・・」の補足

数日前の「笑顔のない一生懸命」というブログですが、ちょっと補足をさせて頂きますね。
ちょうど、関連するご質問を頂いたので。
普段、私はソラに通っている子の様子を見ていますが、今のソラッ子が「笑顔のない一生懸命でどうしよう?」ということではありません。あのブログは、ソラでの子供たちの様子を見て思ったことではありません。
名選手の子供の頃のことが取り上げられることが多いですよね、この頃。そういう場合は、だいたい、小さな頃の一生懸命な部分を大きく取り上げるのですが、そのような中で、「笑顔がない」ぐらいの一生懸命や努力を、必要以上にクローズアップしていることがよくあると思い、書きました。
普通の人が受け取ったら、笑顔がないことの意味を誤解するかもしれないなと思ったんです。
名選手になった人の子供の頃の試合映像を私も見ましたが、ボールを追いかけまくっていて、コートの右端から左端まで、相手のボールを追いかけている場面もありました。追いかけている途中、同じチームの子を追い越していました。つまり、ポジションなんかに関係なく、ボールを追いたくて、触りたくて、プレーをしたくて仕方なかったんですよね。そういう状態になっていたということです。そこまでサッカーを好きになっていたということです。そして、その気持ちでプレーしているから、試合が終わるまでは自然に笑顔がないこともあったのでしょうし、試合が終わっても、もっともっと上手になりたくて、笑顔がないことがあったのかと思います。好きだから、好きになっていったから、自然にそうなったはずなのに、笑顔のない一生懸命さとか努力を強調されすぎ、それを受け取ると、子供や子供の周りの人が「良いこと」だと思い、振り回されることがあります。今、子供を見ている親御さんやコーチが、どう見ても不自然なくらいの笑顔のない状態を「素晴らしいのだ」「そういう努力により良い結果が取れるのだ」と頑なに信じてしまうかもしれません。それを警戒してのブログでした。
ちなみに、日本選手がオリンピック(サッカー)で見せた前線からの早い、しつこいプレスも、サッカーが好きになった子は自然にやってしまうことです。ボールを触りたくて仕方ないから、放っておくと、あんな感じになることがよくあります。
・・・とりあえず、そういった経緯でのブログだったということで。
子供たちが伸びる・伸び始めるきっかけは色々です。伸びる環境も色々。それ(取り組むこと)を好きになることがまずは大切です。無理矢理の一生懸命がそういうことにつながるのかと言えば、決してそうではありません。
サッカーとは全然関係ない話ですが、私の話をいたしましょう。サッカーと関係ない上に私の話なので、興味が一気になくなるかと思いますが、子供のきっかけを考える、成長を考える上では、「へー、こんなこともあるんだ」と、考えの幅を広げられるかもしれません。
私は算数が大きらいでした。小3の頃、九九をみんなの前で暗唱するテストがありましたが、そのテストで合格者がどんどん出て行く中、私はなかなか合格せず、最後の方に残るほど、大きらい、覚えられない、興味ない、でした。
その後は、ほどほどに・・・でしたが、中学の頃、学校を体調不良で休んだ日、当時、兄がやっていた通信教育の数学のテキストを見つけたんです。
あまりにもやることがなく、何を思ったのか(熱のせいか?)、1ページ、手をつけてしまいました。なぜなら、簡単そうで、1ページの問題数も少ないし・・・。そして、手をつけて、解答を見たら、出来ていて(簡単なやつだから)、しかも1ページがすぐに終わったぞ・・・ということで、2ページめ。同じパターンで3ページめ。いつの間にか、問題を解くのが好きになっていました。兄が全く手をつけていなかった、古いテキスト。ですが、私にはそれで得る達成感で十分だったんです。
体調が戻り、学校に行くようになりましたが、数学がいつの間にか、好きに、得意になっていました。
こんなことが、きっかけになるんですよね、子供の場合は。きっと、このテキストがもっと簡単ではダメで、ちょうどいい簡単さだったんですね。難しすぎるではダメで。簡単なことを十分に続けて、いつの間にか難しいことを解けるようになるのは、色んなことに通じるかもしれませんね。
子供に合ったやり方でいいんですよね。
つまり、自分の力を使う機会があるかどうかですね、やっぱり。
自分の力じゃない状態で取り組ませる一生懸命ではなく。
自分の大きさ・力でやっている時には、子供によって、楽しすぎて笑顔がいつも出る子もいれば、ポイントポイントで出る子もいます。成長の段階によっては、笑顔が、みんなと別れた後に出る子もいるでしょう。笑顔ではなく、達成感を強く抱きしめる子もいるでしょう。
それでいいんです。
それぞれの子供に合ったもので。
*そういうことがわかりにくくなっている環境が多いので、あのようなブログを入れたのでした。

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2012年8月17日 (金)

ファウルで止まるものは

急にまじめな内容で・・・。皆さんからお話を聞いたり、過去に見たことを思い出したり・・・。そんなわけで、まじめな発信。
**************
反則をして相手を止めようと思った時点で、それは、相手に自分が負けているということです。だって、正しい方法ではとても無理だと思ったのでしょう?
そう思った瞬間、(自分の持っている)成長力は抑えられます。
同じ場面で、反則をしないでボールを取ろうとして追いかけた場合は、追いかけた一歩、二歩分、成長します。例え、その時は追いつけなくても。だって、成長力を抑えていないから。
反則をして相手を止められるようになったとしても、それは、自分が相手を止める力をつけたからではないということは、子供でもわかるはずです。そんなの、自分の可能性を否定しているようで、悔しくない?
何度も自分の成長力を抑えたプレーを繰り返すというのは、自分が相手にかなわないと認めているようなものです。さらに、成長力を抑えることを平気で繰り返せるようになってしまったら、成長する瞬間の嬉しさを、真に体と心で感じられるようになっていけるだろうかと、心配になります。それを感じずにプレーを続けて、何にたどりつくのでしょうか。
チームのために、自分の成長力を抑える?
試合に勝ったら、さっき反則して止めた相手に勝ったと思える? それは何とも悔しい、残念なことです。
どうせ試合をするのなら、どうしても勝ちたいと思うのなら、伸びる力を出して戦え、そう思います。心と体で、自分の伸びを感じるプレーをした方がいい。
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過去に何度か、スクールのゲームでも、相手のシャツを引っ張って相手を止めようとする場面を見たことがありました。故意にやっている場合もありました。それまで、そんなプレーをしなかったのに、どこで覚えた? しかも、そんなことをさりげなく、うまくやってしまうような場面もありました。一生懸命な顔でも、許しません。そんなの、子供たちの本来持つ成長力に合わないプレーだから。
故意ではない場合もありました。でも、ダメ。
ちゃんと取る力をつけられる時です。
一時の「勝ち」や「レギュラー獲得」なんていうものに負けるな。自分の成長力を無駄にするな。
ただ、子供だけに責任があるだなんて思っていません。
以前、このブログに外に出ることの大切さみたいなことを書きました。それにも通じることです。
反則で相手を止めることで、逆に止めてしまう自分が成長する機会。あたり前のように見える中にある、矛盾。
今いる環境の中で「当たり前」だと思っていることが、「当たり前じゃない」ことがたくさんあります。本当に。
個人の伸びる環境は、実は、意外に少ない。
一見、「強さ」に見える「弱さ」を育てないように。
一見、「進んだ」ように見える「後退」を繰り返さないように。
子供たちは一日一日、伸びる時なんですから。
伸びようとする子は応援します。
伸びる力があることを知らない子には教えます。
もちろん、子供を伸ばそうと応援する親御さんも応援します。
今日、「ディ〜プなマジソラ」と言ってもらいました。先日は「真剣にゆる〜い空気」と言ってもらいました。色んな表現ですが、しっかりとソラをつかんでもらって嬉しいです。
ソラの外にも、子供たちがより伸びる環境があふれますように。
*かなり以前にまとめたものですが、今度、プロフェッショナルファウルについてまとめたものを載せるかもしれません。バタバタしているので、載せられなかったらごめんなさい。

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