決めつけ
子どもたちに何かを言うと、「コーチ、決めつけは良くないよ」と子どもたちが言ってくることがあります。
そんな時は、「これまでの様子をたくさん見てきて、今日の様子をよく見た上での予想だよ。予想して話すことは別に悪いことじゃないよ」とか「様子をずっと見ていたから思ったことだよ。思ったことを言うのは普通だよ」とかさらに「キミの方こそ、よく見てるの? 今、全然ちがう方を見てるけど。こういう様子を全然見ないで言ってるけどさ」とか話します。
さて、そんなことを言う子どもたちですが、ついこの前の練習で、ある子が、
「コーチ、なんか、一人でジュースをストローでブクブクしながら飲んでそう」だって。
「あのね、大人なの。やらないよ」と答えると、「大人でもやっていそう」だって。
それこそ決めつけだー!
そして、他の子は、「コーチ、英語しゃべれる?」って言ってきて、「しゃべれないよ。日本人だもん」(これこそ決めつけ)って答えたら、「えー、だってコーチ、外国のゴリラだと思ってたから話せると思った」(これは決めつけでも何でもなくただの悪口)だって。
「あのね、ゴリラはたぶん(外国の人が話す)英語は話さないよ。話してたら怖いでしょ」(予想)。
普通のことを「決めつけ」だの、他のことでも、ただ言葉を当てはめて話されることが多いので、子どもも言葉だけを使うようになりますが、「決めつけ」も「予想」も本来の内容は全然違うし、やっぱりニュアンスって大事だなって思います。
だから、言葉を学ぶ前にニュアンスを感じられる場を大事にした方がいいなって思いますよね。
