50年後、60年後、70年後・・・
昨日は私の母のことを書いてしまい、すみませんでした。「親とは」みたいな話を知人とすることがあったので、つい、書いてしまいました。
そして、今日も少しだけ関連することを書きますね。
とは言っても、今日は友人の話です。介護の仕事を昨年から始めた友人の話。
彼が介護の仕事を始めたのは、自分が親を施設に預ける時に、本当に辛かったからだそうです。自分では介護ができない状態になったので施設に預けたそうですが、それでも、親の気持ちを思うと申し訳なく、そして、自分も辛かったそうです。きっと親も不安だっただろうし、(自分自身も施設の人は良い人だと信じたくても)色んなニュースを見たこともあり、親が嫌な思いをしたらどうしようなど・・・でも、本当に自分で介護するのは限界がきて・・・という気持ちだったそうです。
その経験から、預けられる人、預ける人の心配や不安を少しでも取り除くことが自分にもできないかと思い、介護の仕事に興味を持ったそうです。私も似たような経験があるので、彼の気持ちがわかります。
そんな彼が、親を亡くした時のことを話してくれました。
もちろん悲しみはありましたが、本当に、ただただ、感謝しかなかったそうです。
その感謝は親が教えてくれた色んなこと、多くのことに対してでした。
その中の一つに、今の仕事に出会わせてもらったこと、今の職場に出会わせてもらったことへの感謝もありました。
彼は今の介護の職場が本当に好きなのだそうです。働いている人たちが良い方ばかりなのだそうです。利用者さんを大事にしたいと思っていた彼にとっては、そのような人たちのいる職場で働けることは本当に嬉しいそうで。その職場を大好きなのだそうです。
そして、そんな職場に出会うことができたのは、親のおかげだと。その仕事に興味を持つきっかけをくれたことに対しても、親にとても感謝していました。
他にも、親のおかげで(直接的に何かを言われるなどではなく、その時々の存在、その時々の様子のおかげで)、気づくこと、再確認すること、立ち直ることがあったそうです。
彼にとっても、やはり、親は親、なのですね。親ってすごいなと改めて思いました。
さて、そんな彼・・・認知症の方との話などを通じて、思うことがたくさんあるそうです。
みんな、職員さんに感謝の言葉をかけてくれるそうで。「いつもありがとう」とか、ことあるごとに言ってくれるらしいです。膝や腰、腕など、痛いところがたくさんあって、立つのが痛い時なども、「痛くて、大変ですよね」というと、「手伝ってくれてる人(職員さんのこと)の方が大変だと思います。ありがとう」とか言ってくれるそうで。
また、自分を育ててくれた親、自分を支えてくれた家族に対しても、感謝の言葉をいつも言っているんですって。
彼も職場のことを詳しく話すことはできないので、詳しい話を聞くことができないのですが、そういう、人への感謝の部分や感謝することについて利用者さんが話している時の様子などを見て、「すごいなぁ・・・」といつも感心させられているそうです。
同時に、認知症の方たちが覚えていること - 家族とのこと、友人とのこと - などを話す様子を見て、人と関わることの大切さを改めて感じているそうです。
こんなに歳をとっても、記憶があいまいになっても、忘れてしまうことが出てきても、それでも、家族や友人とのことを思い出す。具体的な記憶が少し違っていたとしても、人との関わりを嬉しそうに思い出す・・・。
このような話を聞き・・・
今の子どもたちがこのような歳になった時に思い出すことはどんなことなのだろう・・・。
人の顔、表情を見る時間が減っている一方で、ゲームソフトの画面を見ている時間が圧倒的に長く、加工された動画を見ている時間が圧倒的に長く、画面を見ている時間が圧倒的に長く・・・。
記憶に最も入っているものがそんなものにはならないでしょうが・・・ただ、どうだろう・・・。
そうした記憶が圧倒的に増えている今の子たちが70歳、80歳、90歳になった時は、どのような表情を見せるのだろう。どのような様子を見せるのだろう。
ふと・・・。
やはり、今、人との関わりを何倍も増やした方がよいと思うのは私だけでしょうか・・・。
今日もまとまりのない文になっていますが・・・親に感謝しつつ、そして、目の前にいる人のことを大切に思いつつ、時間を過ごしたいと思います。
スクール中、目の前にいる子たち、実にいろいろな子が来ています。
そんな子たちとのやりとりを大切にしたいと思います。
