うぉーむうぉーむあっぷあっぷ
この前のU-12クラス。
ゲームの順番待ちをしているチームの子。A君とB君が何やら話をしていました。
会話を続けているのだけど、こうした時に話す組合せとしては面白い組合せで。
もちろんサッカーとは関係のない話であることは間違いないのですが(それでいいのです)、様子的に、「いいな」と思いながら見ていました。
そして、その子たちがゲームをする順番になった時、話を聞いていたB君が、A君に「あ、もう行かなきゃ。次、今の話の続きからしようね」と言いながら、コートの中に一緒に入って行きました。
その言い方が、ゲームを頑張ることを考えながら、A君への優しさのある、とてもいい感じで。歩く速さとかも。
「ああ、いいなぁ」でした。
こうしたことの一つ一つが、あの子たちはいいなって思います。
そして、その後、ゲームをしたり、まあ色々と時間が流れてスクールが終了。
すると、またその二人が横に並んでいて。
その時は会話の続きを忘れていたみたいだったので、「さっき、なんか話してたね」と言ったら、「そうだ! 続き続き」と言って話し始めました。
いいね、でした。二人がまた横に並んでいたからできた時間です。
こうしたことがいくつもあって、おそらく、こうしたことが子どもたちの栄養になるのだと私は思っています。
こうしたことから、色んなものがプラス方向へ変化していくこともあります。
おそらく、ソラに来ている人たちは、こうしたことから生まれている子どもたちのプラスの変化を日々感じたり、ここでの子どもたちと同じように大切に考えたりしてくれているのでしょう。
そして、こうしたことを大切にしているのは、広く、大きな意味で子どもたちに成長してほしいと思っているからなのだろうと思います。
感謝です。ありがとうございます。
目的によっても、見かた、捉え方は変わってしまうし、大事だとされることも変わって来てしまうので。
例えば、先ほどのような二人での会話は、私の場合は、ここでその子たちがサッカーを楽しむためにも、上達するためにも、(サッカー以外で)楽しいことを感じるためにも、自分や他人を肯定する力を養うためにも、他にも、色んな理由で大切でいいことだと思っています。
でも、これがチームで勝つことを目標として、その二人の関係性を作るために一緒にいさせるという目的となると、その子たちの話していることやその後の行動の捉え方が変わってきます。そして、その子たちのしていたことが、「チームの勝敗にどう影響しているか」で判断されることになります。
そうなると、そこに影響しないことやそこに(一見)マイナスになりそうなことは不要となってしまったり、マイナス評価の対象になってしまうこともあります。
また、とにかく自分の子の技術向上だけを目的とする、という見かたになってしまっても、せっかくありそうな色々な栄養がそぎ落とされてしまうことがあります。
こうしたことが、ここではもったいなくて。
広く、大きな意味での成長をしていってほしいなという時には、もっとたくさん大切なものはあって、たくさん、よいことはあって。
もちろん、サッカーは絶対に上達させます。これは、その子たちが自分に力があること、他人に力があること、他にも色んなことを知るために必要なので、私にとっては絶対にすべきこと。(あの子たち、上達していますもんね。)
でも、見かた、捉え方は、チームで勝つことでも、狭い個人技術の向上でもなくて。
こうした目的によって、表情の捉え方も変わります。目的によって、表情を見なくなってしまうこともあります。
あんなに楽しそうにしている子どもたちの表情を大切にしないなんて、
あんな表情を生み出している子どもたちのやりとりを大切にしないなんて、ちょっと私にはできないので、子どもたちの様子の捉え方がこんな感じなのです。
だから、ここでの先ほどのようなやりとりがとても嬉しくて。
皆さん、子どもたち、どうもです。
うぉー(# ゚Д゚) む(´・ω・)? うぉー(# ゚Д゚) む(。´・ω・)?
あっぷあっぷ(゚Д゚;≡;´Д`)
あっΣ(・ω・ノ)! ぷ(´艸`*)
あっΣ(゚Д゚ ぷ(≧▽≦)
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