貴重なあたり前、貴重な普通
昨日のU-9クラス。ゲームでの様子は・・・心がたくさん動いていましたね。とても喜んだり、とても悔しがったり。
喜んでいる時の様子・・・本当にめいっぱい喜んでいて、とてもよかったですね。
身体を動かして、心を動かして。
それも、一人ではなくて、そこには相手がいて。
相手の反応によって、自分も影響を受けるし、自分の様子から相手も影響を受ける - その繰り返し。とてもいいですよね。
こうした経験を元に、次の段階で感じるべきことをしっかりと感じることができるようになるのでしょう・・・。
さて、そんなU-9クラスの時に、けっこう痛そうに転んだ子。
その数分後には復活し、大丈夫ではありましたが、痛そうでしたね。
ここの子たちは転び方が上手なので、大きなケガにはなりませんが。
そうそう、ちょっと脱線しますが、学校やチームで大きめのケガをしてスクールを休むという連絡がまた増えています。気をつけていてもケガは起きます。だから、どこかの場がどうのこうのと言いたいのではありません。
ただ、学校やチームなどでそのようなケガはけっこう起きてしまうのに、スクール中に大きなケガがなぜ起こらないのか・・・。
このようなことからも、あの子たちのスクール中の様子がとてもよいのだということがわかりますよね。
とても楽しそうですけど、決してゆるいわけじゃないということも、頭がとても働いているのだということも、客観的にわかりますよね。
話を戻して。
昨日転んだ子。
スクール中に、転んでからすぐに復活はしていましたが、スクール後に電話を。
お父さんが出まして、「全然大丈夫ですよ。今、アイスを食べてます」とのこと。そして、「本人が代わりたいというので、代わってもいいですか?」と。
その方が私も安心なので代わってもらうと、
「こーちぃ? もういたくないよ」で「今、アイス食べてる」って。
あと少し話をして、「お父さんに代わるね」と。
よかった、よかった。大丈夫そうだ。
なんてことはない普通の会話なんですけどね、私は安心しました。
こうした、声のやりとりは、これからどんどん減っていくと思うので、何気ないやりとりでも大事にしていきたいと思います。
ところでところで・・・
何気ないやりとりと言えば・・・昨日のU-12クラス、ゲームの時に、A君が着ていたビブスをそのままB君に。
何年も前には当たり前の光景でしたが、この数年はそのようなことができませんでした。感染対策で。
だから、そろそろやりたかったんですよね、こんな当たり前のビブス交換。
昨日はそれができてよかったです。
色々と状況を見なくてはならないことが今もあることはありますが、子どもたちの距離をグッと縮めることができるように、些細なことを色んなところに散りばめていこうと思います。
今しかできないこと、ここでしかできないこと、あの子たちにやってあげたいこと、あの子たちに覚えて欲しいこと、あの子たちに感じてほしいこと、あの子たちの「あんなことやりたい、こんなことやりたい」という声・・・ここでのやりとりで、たくさんの栄養を与えたいと思います。
« 理解した中学生 | トップページ | 手のひらに汗をかきますが。手のひらが冷たいですが。 »
「ほぼ独り言」カテゴリの記事
- 保護者の方向けの講習会、ご都合のつく方はぜひ(2025.01.20)
- ピントはボケていますが(2025.01.20)
- 目標、努力、短期、長期・・・(2025.01.17)
- 材料たまりまくり(2025.01.17)
- 見えないのでわかりにくいですが(2025.01.13)