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2024年12月

2024年12月31日 (火)

なぜだろう・・・がわかりました

子どものことでのご相談、色々と頂きますが、子どもの様子を実際に見ていて、人の話を聞く時の子どもの様子は、本当に色々なものを表していると感じています。
大事な話を聞いている時の様子・・・特徴からの傾向はやはりありますね。

個人レッスンを今年の後半から継続している子がいます。
その子(たち)にとって大事だなと思うことは、年齢などを考慮した上で話します。
スクールでも個人レッスンでも、私はそのように子どもたちに話すことが多いのですが、その、今年後半からレッスンを始めた子のつい先日のレッスンで・・・
私が話をしていると、子どもが片付けながら話を聞いている時がありまして。
私としては、そこまで重要な話ではなく、なにかやりながら聞いてもいいという話で、しかも、まだその子は低学年なので、そんな様子は気にならなかったのですが、親御さんが子どもの様子を見て、「ちゃんと相手の目を見て聴いて」とその子に言いました。
この「相手の目を見て話を聴く」ということ、私はとても大事だと思っています。古いと思われても、本当に大事だなって思います。
もちろん、相手の目を見ることができない時もあるでしょうし、内容などによっては目を見なくてもいい時もあると思います。
相手の思いや考えを受け取りながら聴くために相手の目を見るのだと私は思っているので、話の内容やお互いの関係性、その時の状況によっては、何かしながら聞くのでもいいと思っています。

ただ、大事な話や相手が何かを伝えようとしている時などは、目を見ることができなくても、相手の思いを感じながら聴くことができた方がいいと思います。

何かをしながら大事な話の内容を理解することはとても難しいと思うので、やはり目を見ることができるなら、見た方がいいのだろうと思います。
その子のレッスンでは色々な話(サッカーでの困ったことなど)をその子がしてくれるので、それに合わせて、大事な話をその子に合う形で話すこともあります。ですから、その子の親御さんのいうように「目を見て聴いて」の方が伝わるだろうと私も思っています。
そのように普段から教えているからだと思うのですが、親御さんがいない時のその子の様子もとても自然で、私が大事な話をする時は、ちゃんとその内容を理解しています。
理解した上で、「でもさ」とか「だって」と言って、さらに何か話してきます。こうして理解を深めています。
すべて、レッスンや他の場につながることなので、その子の変化を見ていると、このような部分(話しの聴き方)が影響して成長しているのだろうと思います。
相手の話の聴き方・・・最近は軽視されたり、そこまで重要だと思われていないようにも感じますが、大事だなと・・・。

なぜこのようなことを書くのかと言うと、とても不思議なことに、昨日も嬉しいメールを頂きまして。
子どもの成長を喜ぶと共に、ソラのコーチングがあったからこその今(のその子)だとおっしゃって下さって。
とてもありがたいメールでしたが、その方の子も、この「話を聴く」という部分がこの一年の成長に大きく影響したと思われるのです。
ソラのスタッフに「出会えていなかったら、全然違う今になっていたかもしれません」とまで言って下さる、そのソラでのコーチングがよかったとしたなら、それは、その子がちゃんと話している内容を受け取っているからです。
ちょっときつい話もしますから、私。でも、そういう話をする時は、本当に大事な話なので。もちろん、年齢、状況も考えた上で話しますので。その子はそういう時にちゃんと受け取っていたので。

同じように、本当に大事な話をしていても、動画を見ながら聴いたり、ゲームをしながら聴いたりする子もいます。キツイ話だから聞きたくない時や思いや考えを受け取ったからこそ何かをしながら話を聴くこと - それは理解できます。でも、その時に、動画を見ながらやゲームをやりながらだと、やはり伝わらないのですね。例えば、その子のことを考えて、伝える言葉をほとんど寝ないで考えて行ったとしても、それを何度か繰り返しても、伝わらないこともあるので。次の日も学校があるとか、学校から帰ってきたら習い事があるとか、そういう状況を考えて、起こりそうなことをいくつも予想して、その上で、どうしようか、何をどう伝えようか、そう考えると、どうしても次の日までに色々と考えておかなくてはならないこともあるので。そして、必要だと思うことを伝える・・・そうしたことを繰り返しても、自分を大事だと考えていないと思われてしまうこともあるくらいなので。おそらく、それは、それまでに話してきたことを理解していないことが原因なのではないかと・・・思います。時間をかけて、ずっと、色々なタイミングで話していますが、その時の話の聞きかたから、そのように思えます。

同じような話を、同じ発達段階の子(起きていることや様々な場面での様子などからもかなり類似点のある子)にした場合、キツイと感じて目を合わせなかったり、話を聴いていないそぶりを見せたりしていても、ゲームをしながらでは聞かない、動画を見ながらでは聞かない子は(誰かが自分に大事な話をしている時は、動画を見ない、ゲームをしない子)、その後、成長しています。(私が見ている子たちでは。)

・・・実は、先ほどの嬉しいメールを頂いた後、パソコンを整理していたら、ある子の親御さんに数か月前にメールしたものの下書きがあったんです。そこにも、この「話を聴くこと」について書いていまして。その子、ちょっとキツイ話をしている時、軽く逃げようとすることもあるんです。
でも、実際には他のことをするでもなく、地面を見たり、カバンを整理するフリをして聴いているんです。
そして、そのメールから数か月たって、その子、本当に成長しているんですよね、明らかに。
実際に、その直後から保護者の方も変化を感じていて。
その後も、話の聴き方は同じような様子なんですよ。
でも、本当に成長していることが客観的にもわかるんです。(色んな場での評価につながっているので。)
同じような感じでも、動画を見たりゲームをやったりとそうでない場合でこんなにも違いが出る。
なぜだろうと考えていて・・・
わかりました!

あ、長くなりすぎたので、この続きは、また明日で💦

ノーチェックで投稿します。
誤字脱字とか変な文があったらすみません!

では皆さん、よいおとしを。

駐車場に落ちていました💦

12月に子どもたちに配ったメッセージカードに添えたご案内ですが、駐車場に落ちていました。
子どもが落としていったようです。

Cardotoshimono

誰の分かわからないのですが・・・子どもからメッセージカードだけ見せてもらい、この案内を見ていない人がいましたら、おそらくその子の分です。
一応、メッセージカードに添えていたご案内をこちらにも載せておきますね。
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

保護者の皆さんへ
あっという間の一年でした。
あっという間でしたが、ずっと思うことはあり、時の流れに気がつくと、随分と長い間、思っていたのだなと思います。
近くにいる子も遠くにいる子も、
ひとりひとりが成長しますように。
今年も一年、ありがとうございました。

* * * * * * * * * * * 
毎年のことなのですが、この一年、皆さんにどんなことがあったのかを私は知らないため、年末年始のご挨拶をどのようにしてよいものかわからないのです。

皆さん、ご自分らしく、今年の残りの時間、そして、新しい年を迎える時間、迎えた時間を過ごせますように。

▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲

という案内でした。
もうすぐ2024年も終わりですね。よい時を・・・。

 

2024年12月30日 (月)

そば

先週のスクール時、休憩中のある子とある子の会話。
「ねえ、そばって食べれる?」「うん、食べれるよ」・・・とってもいい感じの会話ですねー!
その後の流れが気になるところでしたが、次の練習の準備をしなくてはならず、会話がどう流れていったのかはわからず・・・。
「年越しそば」からスタートしての会話だったみたいです。
「食べれる?」と聞いた子は、自分は食べることができない感じで話していました。
アレルギーかもしれないし、ただ好きじゃないのかもしれないし、おそばをすする感じがうまくできないのかもしれないし、なんでかなぁと少し気になっているところです。わざわざ聞くことでもありませんが。
ただ、その子はその休憩後、とてもいいプレーを連発していたので、友だちとの会話はとてもいい感じで終わったのだろうと思います。
そういう普通の会話を、スクール時にしか会わない友だちと話せるのっていいなぁと思いました。
よく、ソラの存在を、「家でも学校でもない、ちょっと特別な場」だと言って下さる方がいます。
そうなっているなら、嬉しいですし、ありがたいです。
学校であったことをここで話したり、学校では話せないことをここで話したり、お家であった嬉しいことや悲しいことをここで話したり。
不安がある子にとっては、ここが安心できる場になりますように。
不安のない子にとっては、より成長できる場になりますように。

 

2024年12月28日 (土)

だって、頑張って練習してるもん! Σ( ̄□ ̄|||)

昨日の続きを書きますね。
そう、あの子たちが「あんなに楽しそうだけど」実は全力でやっているということがよくわかるやりとりのこと。
ご送迎の関係で普段は参加することができず、サマースクール以来の参加となったA君が、他の子の上達ぶりに驚いていたんです。
「ねえ、なんで〇〇も●●もあんなに上手になってるの?」って。
〇〇君も●●君も毎週ここで練習していますからね・・・。そりゃ、上達するのは当然なのですが、ここに普段来ることができなくなっている子に「ここに来ているからだよ」なんて答えたらよくないと私は思うので、「なんでだろうねぇ。でもAも上手になってるよ」と答えておきました。
そこで会話が終わる可能性もあるし。
ただ、A君はその後も数分おきに聞いて来まして。ゲーム中にも聞いてきたので、●●君に、「ねえ、●●がなんでそんなに上手になったのか、A君が気になってるよー」って言ったら、「だって、頑張って練習してるもん! ここで頑張って、一生懸命練習してるからだよ!」って走りながら答えていました。
その言葉を聞き、「一生懸命(;・∀・)???」となる私なのでした。
「いつもあんなにしゃべりながら練習してるよな。たまにゲーム中でも仲間とただしゃべってる時もあったよな。いや、たまにじゃなくて、結構あったよな・・・いつもワーワー言いながら、本当に楽しそうにしてるよな・・・一生懸命って(* ´艸`)クスクス」。
まあ、私もあれで一生懸命だとは思っていますよ。実際に、保護者の皆さんには、子どもたちがあんなに楽しそうにやっていて、冗談言ったりしていても、「実はあれで一生懸命なんですよ!」と説明しています。本当に、子どもの頭も心も体も、あんな感じが自然で、あれはふざけているのではなく、全力で楽しんでいるだけなので。だから私もここのサッカーでいいと思っているのですが、いざ本人の口から「だって頑張ってるもん!」「一生懸命やってるもん!」と聞くと
(* ´艸`)で( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \でした。
そして、スクール後、そんなやりとりがあったことを保護者の方にご報告。
こんな質問があって、こうやって聞いたら、こんな風に答えていたんですよってお伝えすると・・・
保護者の方も、「一生懸命」「頑張ってる」という言葉を聞いて、
「一生懸命(。´・ω・)?」とわかりやすく首をかしげていました。
ですよね、そうなりますよね。

もう、本当にマンガのような世界を見せてくれている子どもたちなのですが、やっぱりどの子も全力でここの空間を楽しんでいて、いいなぁと思います。

2024年12月27日 (金)

みんないい子たちで

ウィンタースクール・・・楽しかったですね!
ソラに通っていない子も参加してくれましたが・・・とても楽しかったみたいで。また近々来たいとのことでした。
今日の様子から、来たら伸びるのは確実なので、私もとても楽しみです。
その子の保護者の方は、子どもたちの様子を見て、「本当にみんないい子たちで」と何度も言ってくれました。
皆さんのお子さんたち、褒められていますよー!
「みんないい子たち」・・・はい、私もそう思います。
ちなみに、その方の言う「いい子」というのは、子どもらしさの部分を見てのものです。
それで「いい子」と言ってくれているのです。嬉しいですよね!
だって、今日も、出席を取る時に私が名前を言っても返事をしなかったり、他の子の時に返事をしたり、誰かの時に何人も「はーい」と言ったり・・・スタートからこれでしたからね。
練習中もあんなに楽しそうで。
私が「バカじゃないの?」と言いまくりで。
そんな様子を見て、「みんないい子たちで」と言ってくれているんです。
よく見てますね、さすがです。
表情、様子、感じ取って下さって、感謝です。
自由さも見てくれていましたよ。会話の中ではっきりと言って下さっていました。
そうそう、今日、休憩中に子どもが寄って来て、「コーチって、本当に、“バカ”ってたくさん言うよね!」って。「そうだね、一日に500回くらい言ってるよね、たぶん」と。
まあ、子どもたちも私に言いますし。
お互いに納得・・・というかお互いに楽しんでいるので、いいのです。
それに、私がA君と話している時に、B君がスポンジの棒で私の頭をずっとボンボン叩いていたり・・・。
「やめろ」と言ってもやめないので放っておいたらずっとボンボン叩いていました。
スポンジなので痛くないですし、その子もなんか楽しいからやっているのです。
いめじにつながるイタズラとはまったく異質です。そこにつながることもないです。
私もダメなことはダメと言いますので。
他にも、普通のスクールでは「まずないだろうな」という光景がたくさん。
そんなスクールの、あの子たちの良さをわかって頂けて嬉しいです。
ただ、あれで、あの子たちは一生懸命なんです。
全力で楽しんでいるんです。
それがよーくわかるやりとりも今日はあったんですよ。
あー・・・今日はちょっと時間がないので、また今度書きますね!

2024年12月26日 (木)

ウィンタースクール\(゜ロ\)(/ロ゜)/

またまた久しぶりの更新になってしまいました(;'∀')
ウィンタースクールのメニュー作りやサッカープライベートレッスンなど色々とありまして
(゚Д゚;≡;゚д゚)
プライベートレッスンは皆さんに喜んで頂けて、とてもありがたく、嬉しく・・・ほとんどの方からリピートでのご依頼を頂き、長く見ている子が多いので・・・成長の様子が面白いです。ちなみに、個人レッスンを継続している子から、昨日も今日も嬉しいご報告を頂いています。みんな、それぞれに成長していますね。
今日のレッスンも楽しかったですよ。到着すると、子どもが「ソリは? ソリやりたい」って。「え? ソリ、やりたいの?」「うん!」。
なので、ソリを持って戻ったら、「鬼ごっこやろう」って。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
「ソリはやらないでいいの?」って聞いたら、「やらないでいい」って。
鬼ごっこをしたり、ボールを蹴ったり色々としましたが、結局ソリはやらず。
こういうところが面白いですね。
レッスン中の会話からその子の成長を感じたり、戦っている時の様子からその子のできることに驚いたり。
とても楽しいレッスンでした。
そして、サッカースクール。ウィンタースクールの方は・・・何日か前から、「あの子たちが来るから、今のタイミングだとこのメニューかなぁ・・・」と。ここのところの努力や成長の様子を踏まえて、子どもたちの努力がちゃんと積み重なるように。色々と考えて、あんな感じにしました。
そして、そんなメニューに対して、いつものように、ある子は「コーチはゴリラ」と言いながら、ある子はニコニコしながら、ある子は声を出して笑いながら、ある子は「うわぁ」「おお!」を連発しながら、ある子は緊張気味に・・・他にも色々な様子を見せて取り組んでいましたね。一人一人、ばっらばらの様子。でも、ちゃんとつながっている様子。実はバランスの取れた空間。
今回は体調不良などで直前のキャンセルが数人あり、少人数での開催となっていますが、それでも、あの子たちの作る空間は栄養いっぱいです。
そうそう、送迎が難しくなりスクールを退会することになった子も、このような短期イベントに何とかご都合をつけて参加してくれることがありまして。
今回もそんな子がいますが、コートにつくと、「あ、ここはボクが前にコーチにイタズラをしていたところだ!」って。そうだね、イタズラしていたもんね。正しい覚え方だよ。

あのワチャワチャした感じでなぜ伸びるのか不思議かもしれませんが・・・伸びる力があるので。
明日も楽しみながら伸びちゃいましょうね。
ところで、帰省中でウィンタースクールに参加できなかった方からも、今朝、「ソラの歩み一つ一つが、本人たちにとって、絶対的にプラスになっているので、感謝しかないです」とのお言葉を頂き、「いえいえ、こちらこそ」です。
歩んで歩んで、いって下さいね。

明日も歩んでいきましょう。

 

2024年12月22日 (日)

誤解からの脱出成功!(サッカープライベートレッスン・個人レッスン)

昨日もサッカープライベートレッスン(個人レッスン)を行っている子の保護者の方から嬉しいご報告を頂きました。
先日のレッスンで行ったことの「練習の成果が出ました!」とのことで、その子の得点にもつながったそうで。練習、頑張っていたので私も嬉しいです。
ところで、そのレッスンでは本人が「〇〇の練習をしたい」と言ったのでそれをやることにしたのですが、ちょっと試しにやってみると、確かにうまくできない。必要な要素がいくつかある内容なので、改善した方がよい部分に優先順位をつけていくために色々と様子を見ると、やり方がちょっと変です。普通ならそうならない動きをしていたのですが、考え違いをしていて、意識してそのような動きをしているのか、それとも、どうしてもそうなってしまうのか(不自然だけれども、体がそう動いてしまうのか)・・・。
そこで話を聞くと、動画で見た動きを頑張ってマネしていたようです。●●が上手になりたくて調べて、動画で出てきたものを練習していたみたいですね。
ただ、普通は「その時にはそういう動きをしない」ので・・・。それをマネしてもうまくいくことは少ないはずで・・・。実際に、サッカーの試合中に、その動きはまず見られないです。やろうとしないはずなので。(普通は意図的にそこは使わない。)
この子はこのごろ一生懸命に色んなことを吸収しようとしているので、その動画の内容を吸収していたんですね。それでチーム活動時にもその動きでやろうとしていて「うまくできない」になっていたのでしょう。
このように、動画を見て一生懸命に練習して、逆にうまくできなくなるということもあるので、本当に、情報の捉え方は難しいですよね。
ここで何度も言っていますが、再生される仕組みとかの関係もあるので、おすすめに表示されるものが合っているかどうかとかはわからないです。再生数とか再生時間とかには引っ張られないようにしてくださいね。ちなみに、私は、「おすすめ」という言葉が、決して、「良いから薦める」という意味での「おすすめ」というものではないということがわかってからは、そのようなものに振り回されないように意識しています。
さて、その子ですが、状況がわかったので、順を追って練習しまして。
結果、最初、「全然できなかった」ことが「できる」ようになりまして。
色々と練習しましたが、「最初はできない→できる」ということがちゃんと何度も(どの練習でも)起き、「上手になったね」で終了したのが前回のレッスンでした。本人も実感できたようでよかったです。
本当に、どんどん前向きになっているし、動きも良くなっているので、本来ならこうしてどんどん伸びる状態なので。(この子の頑張りと保護者の方の支えでここまできたので、その成果はしっかりとつかんでほしいですもんね。)
その子の保護者の方からのご報告。本人も「コーチに教えて」とリクエストしたらしくて。
ありがたいし、嬉しいです。
みんな、伸びるぞ、頑張って。
そして、今日のレッスンの子も楽しそうにしていて。昨日の子も楽しそうでしたが、本当にみんな楽しそうで、しかも伸びていて、嬉しいですね。

【プライベートレッスンのお申し込み・お問合せ】
サッカースクールのソラ TEL 042-534-3766 
Adre_2
※メールをお送り頂いてから2日しても返信がない場合はお電話にてご連絡下さい。

個人レッスン・プライベートレッスンについてはこちら
個人レッスン・プライベートレッスン報告こちら
※ここ数年、時間的に難しいため、レポートは更新していません。プチレポートのような形でちょっとだけ報告することがありますが、どんなレッスンなのか、ご感想などをよく確認したい場合は、数年前のレポートをご覧頂けるとおわかりになると思います。

サッカースクールホームページ http://www.sonoyosade.com
ブログ    http://solasolasola.cocolog-nifty.com/sola/
インスタ   @sola_chiba_soccerschool
古いブログ  http://solasolasola.cocolog-nifty.com/omake

 

2024年12月21日 (土)

12/26・12/27は千葉のサッカー個人レッスン移動費無料!

ソラのサッカー個人レッスン(プライベートレッスン)。千葉、東京、神奈川、埼玉で行っています。好評のため年末年始もすでにご依頼が入っていますが、レッスン可能日を追加でご案内いたします。
この度、12/26、12/27もレッスン可能となりました。

〇12/26・12/27の二日間に限り、千葉での個人レッスンの移動費(通常1000円)を無料とさせて頂きます。(レッスンの時間は午前の早い時間、または午後となります。)

ご希望の方は急いでお申し込みを!(12/24は案内をしてすぐに埋まってしまいました。)
※お申し込みの際は必ずこのホームページを見たことを伝えて下さい。

内容は子どものみのレッスン、親子でのレッスン(サッカー経験のない保護者の方もご一緒に少し行う)等、ご要望に合わせて行います。「基本的なことを教えてほしいけど聞きにくい」という方もどうぞ遠慮なくおっしゃって下さいね。
今日もこれからレッスンです♪ 

▼ ▼ ▼
スクール会員の方 レッスン料金 税抜3300円 (税込3630円)
一般の方     レッスン料金 税抜4500円 (税込4950円)

※対象地域 千葉市、四街道市、佐倉市、八千代市、船橋市、習志野市、市川市

※通常はレッスン料とは別に移動費として1000円ご負担頂いていますが、上記二日間に限り、千葉の対象地域でのレッスンは移動費を無料とさせて頂きます。

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サッカースクールのソラ TEL 042-534-3766 
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サポートできまくり

先日のU-12クラス。ある子の動き・・・不思議と仲間を助けてる・・・仲間がミスしたのをカバーする機会が増えている・・・。
誰かがボールを止め損ねる、そして、ボールの方向が変わってそのまま転がっていく・・・そこにある子が間に合ってボールを自分のものにする・・・だけでなく、そのまま攻撃する・・・。他にも似たようなことがいくつかありました。
これ(この子の場合の、今回のケース)は、そういう動きを覚えたのではなく、気持ちや考えが、よりその時の状況にあったものになったからだと思います。
それで自然に起きている現象だと思います。
自然ではありますが、その自然な現象が起きているのは、この子がちょっとチャレンジしている証拠です。どんなチャレンジかといえば、昨日の自分を越えるチャレンジというか、前よりも頑張ろうというような、そんな感じではないかと私は思います。
ソラではスクール中に色々な働きかけをしますが、話を聞いている時の様子、その後の様子等を見ていると色々なことがわかります。
そのような様子から見ると、この子のこのような変化は、話していることをつかむ力がついてきた証拠、
話していることをちゃんと聞いている証拠、理解したことに対して頑張ろうと思っている証拠・・・でもあると思います。
高学年の子たちには、年齢や段階に対して必要だと思うことは求めます。
成長にとって必要なものはあります。必要な話はあると思っています。
この子が参加している曜日でもそのような話をすることはよくあります。この子に向けてそのような話をすることもあります。ちょっときついかもしれないなと思いながらも、話すことがあります。
そう、ちょっとその子にはきついかも・・・でも、変われることも成長できることもわかっているので、話します。
先週もそんな雰囲気でその子と関わった場面があったのですが、この子、本当に頑張っていると思っています。
そして、先ほど書いた、先日の動き・・・。
不思議と仲間を助けることになっている動きは・・・実は、(ここでのサッカーにおいては)常に心も体も頭も動いていて自然になっているもので。そういう状態になっている子は、ここでは本当によくボールを触ることになります。
ポジションとか役割とかが決まっていないサッカー。その時、そこで感じて動くサッカー。
チームに入っていない子ですが、この子のようにチームに入らなくても、チームでのサッカーを覚える時の基本となる部分をしっかりと身につけて行くことができるんですよね、本来の発達をしている場合は。(チームに所属している場合、このような基本の部分を覚える前にチームの中での動きを表面的に覚えるケースも見受けられますが、そのようなものよりも重要な部分です。)
その日の練習後、この子から手紙をもらいましたが、そこにその子が書いていたことは・・・もうその日にできていました。「来年の目標」と書いてありましたが、もうやっちゃってるよ。そして、できちゃってるよ。
おそらく、書いた時点で強く意識をしているので、意識がある状態で練習に参加することになったのでしょうね。それで、つい、やってしまった・・・やってしまっていたということなのでしょう。
今年の目標、来年の目標と、区切って目標を立てることもいいと思います。
あとで振り返ることができますもんね。
それと同じように、連続している今、この時間を大切にしてほしいと思います。
子どもの時は考え方とか、意識の持ち方とか、集中の続き方とか、大人とはやっぱり違いますもんね。
連続している時間を、心を使ってしっかりと過ごしてほしいですね。
そうすれば、「来年は」を今日越えてしまうこともあるかもしれません。みんなは、もしかしたら、自分が思っているよりもすごいのです。それをわかるかもしれません。それをわかった上での「来年の目標」は、それを知らないで立てる「来年の目標」とはまた違うものになるとも思うので。
それにしても、いい成長の様子・・・でした。
ちなみに、つい前も、他の子が、チームの中で活躍する時にとても大切な要素を、ある練習メニューの中でとても自然にやっていました。ちなみに、この子もチームには入っていません。その時にも伝えましたが、本当に、自然にやっていると、あたり前ですけど、数人のグループで何かをやる時に、心身が自然に育っている場合はそこで必要なものを行い、そして、覚えていきます。ちゃんとそこに刺激が行って、応えたり反応したりしているうちに、覚えていきます。
当然といえば当然なのですが、今は多くの環境でこうしたことが起こりにくくなっていますもんね。
なので、あの子たちのサッカーを見ていると、本当に感心します。
そして・・・このような成長をしている子は、この子たちだけではありません。
みんな、それぞれに成長しています。
本当に、あの子たち、最近の伸び幅・・・すごいです。

つい笑ってしまいますが

小さい子たちのことも書いておきますね。
小学1~3年生の子たち。
先日、改めて実感しました。「やっぱりうまくなってるよね?!」。
私、あの子たちがうまくなっている様子を見るとつい笑ってしまうことがあります。
だって、本当に、あんなに楽しそうに練習しているんですよ。
その日はマジメな話をする時間もあったし、もちろん、注意もしましたが、基本的に、とても楽しそうに練習しています。
あんなにワーワー楽しそうにやっていて(あれでいいんです)、それではっきりと表れる上達具合。
笑っちゃいますよ、やっぱり。
それに、今週は、ワザの練習をしていた時に、「全然わからない」「絶対ムリ」とか言っていた子たちが結構いたんですけどね・・・その子たちも数分後にはバッチリできちゃってるし。
最初の数回、数秒は、子どもたちが「ムリ」と言いたくなるように、本当に「できない」のです。動きが全然違ったり、理解はできてもまったく動きができなかったりするんです。
ですが、本当に「できなーい」ところから、「できてるじゃん!」「うまいじゃん!」までいってしまうんですよね。
材料がちゃんと体に入っていますからね、あの子たち。材料があれば、できるようになりますもん。
あの子たちの作っていく力、すごいんですよ。
感心しつつ、アハハでした。

中2BOYS・・・2

今度は先ほどの投稿とは全然違う内容です。
休憩後、中2のある子が、ダッと急いで中3の子のところへ行きました。
その勢いから、目的があるのは明らかで。
間もなく、その二人の1対1が始まりました。もちろん、まだ休憩中です。
挑む中2、受ける中3というところでしょうか。
中2の子、よく中3に話しに行ったな・・・よく行動したな。少し言うのが恥ずかしいかもしれない内容なのに。本当は全然恥ずかしいことではないけれど、恥ずかしいと思って行動できない子の方が多いと思います、今回のような行動については。けっこう勇気がないとできないことだと思います。
その子に少し前に話したことの一つではありますが、よくやったなと思います。いくつか話したから、なんとなく聞いていたらどれも頭から抜けていきますが、この子は違いました。
この子、聞き方がやっぱり違いますもんね。心を入れて話しますが、心を入れて聞いています、その子。
とても感心した1コマでした。
(その子が行ったことは「サッカー、上達の素」にも書いてあることです。)

中2BOYS・・・1

中学生クラスの子たち、グングン伸びていますね。
上達させてあげたいという思いと、楽しい思い出を作ってほしいという思いと、成長させたいという思いと、今を楽しんでほしいという思いと・・・グラデーションのように少しずつ違う思いがいくつもあります。
単純な練習を行わせると、練習中の様子にそれぞれの子の色々な状態が表れます。練習が単純だからこそ、よりはっきりと表れるというか。
今、一人一人の疲労度も技術も目標も体格も考えも違う状態で、子どもたちの思いをどうつなげていこうかと。つなげるというのも、次につなげるとか、関係をつなげるとか、色々で。次につなげるといっても、技術的な部分を次の段階につなげていくのか、精神的な部分を次につなげていくのか、周囲との関りを次につなげていくのかなど色々で。
・・・という状況ですが、中3の子たちはあと3か月で卒業なので・・・写真、写真。かなり前にも書いていますが、プレー中の写真も渡したいですけど、関りの部分の写真を渡せるようにしたいと思っています。ここでしっかりと存在していたこと。まわりにいた子たちとの時間、空間。ちょっと緊張したり、リラックスしたり、でも関わると嬉しいと思える関係。そんな仲間とのここで過ごした時間があったことをあとで感じられるような。
なので、写真を撮ることも色々と考えたりしているのですが・・・先日のスクール後、帰るのが最後になった中2君たち・・・どんな話をしているのかと思ったら、その時は星の話、月の話をしていました。
たぶん、他にも色んなことを話していると思うのですが、その時は、「昨日の月がすげーキレイだった」とか、星がどうのこうの、月がどうのこうのという話をしていたみたいです。(私にも言ってきました。)
普段、学校で会わないからね。そういう話をできるのもいいなぁって思いました。
二人の様子を見て、中3じゃないけど、「うわぁ、こんなところ(二人で話している様子)を写真で撮ってやりたいな」とも思いました。
その時は子どもたちが帰る直前だったので撮りはしなかったですけど、いいなぁ、(練習中以外にも)いい時間を過ごしているなぁと思いました。
きっと、彼らにとって、ここでの時間と、ここへ来る時間、ここから帰る時間は大切なものになっていると思います。
ちょっと嬉しくなる時間でした。

2024年12月16日 (月)

久しぶりの投稿になってしまいました

メッセージカードがようやく全員分書き終わったので、またブログを少し書くようにします。
投稿していなかった間も、移動中などに頭の中では、何度も、いくつも文を書いていたのですが、投稿するにいたらず。
また明日から少しずつ書きますね。

 

2024年12月10日 (火)

中学生クラスの伸びが・・・

ものすごいです。毎回多くの刺激が身体には入っているはずですが、それが重なり、見事に形になって表れていますね。
もちろん言葉かけ、働きかけは必要です。中学生年代でも、高校生年代でも必要です。
足りない、或いは、落ちている部分・・・そこはしっかりと指摘するか気づかせるかをします。
ただ、その後に元の段階まで戻す力、意識がかなりあり、さらにそれを重ね、これまでのものを(今できる)最高の形で出す、出そうとする、その姿勢がいいですね。
中3の子については、この時期に、まだ伸びるか! という感じです。
中1の子については、ようやく努力の成果が出始めたか、力が出始めたか、です。ここからはかなり行きます。
中2の子については、時に中3の子をしのぐような動きも見せます。
こうした感じで、今日(月)・・・本当に、すごかったですね。

2024年12月 6日 (金)

残念の中の

先日のこと。
小学生の子。〇月までしか通うことができない子。ここのところずっといい感じで、今週も頑張っていました。
「一週でも、二週でも、上手になるから、〇月まで頑張れよ」と言うと、「うん」と。
たぶん、この子はここを辞めたくはないのだろうと思います。たまに、そんな様子を見せます。
頑張ってはいるけど、あきらめに近いような顔を見せることもあります。
状況から、おそらく無理はない顔です。
そんな子と、スクール後に少し話す時間がありまして。
「ここのサッカー、楽しかったか?」と聞くと、「うん」と。
そして、会話の中で、その子は、
「だって、〇〇とは学校でも会えるけどさぁ・・・」と言いました。言葉はそこまで。
その後に続く言葉は誰でもわかりますよね。
この子は、周りの子との関係を大切に捉えていたんですね。
一緒に練習をしながら、楽しさや嬉しさを感じていたんですね。
周りにいる、学年が自分よりも下の子たち、学校の違う子たち、学年の違う子たち、ここでしか会えない子たちとの時間・空間。
その子・・・実際にそのようなことをプレーでもしっかりと表していましたからね。
その子のそんな言葉を聞き、本当に私も残念なのですが、でも、その子がそのように思っていることがとても嬉しかったです。
だから尚更、残念さもさらに・・・なのですが。

そういえば、その日、そのクラスの始まる直前に、U-9クラスの方からちょっとした質問を受けました。
私は質問に答えながら、さらに、コートの中で話しているある二人を指さしました。
「あの子とあの子はあんな風に話していますが、学校も学年も違うんですよ」と。
それを聞き、保護者の方は驚いていましたが、その後で、先ほどのような会話があったので。
ほんと、ここはちょっと・・・特別です。

2024年12月 4日 (水)

手のひらに汗をかきますが。手のひらが冷たいですが。

介護の仕事をしている友人。仕事の時に、利用者さんに触れた際、「冷たいっ!」て驚かれたそうです。
私も手が冷たいんですよね。
子どもの頃からずっと。
手が冷たいと心も冷たいとか、手が冷たいと心は温かいとか、色々と言われますが・・・比率的には私の場合は「手が冷たいと心も冷たい」と言われることが多かったですね。
今となっては思い出せないのですが、冷たい手を「やだな」と自分で思ったことがあるかもしれません。(本当に思い出せないのですが、なんとなくあるかも・・・です。)ただ、そんな手、コーチになってからの私には別にマイナスではなくて。
コーチになってからも「心も冷たい」的な言われ方をされたことがあるような気はします。
ですが、この冷たい手を利用して、子どもたちを「ひゃっ!」と驚かせたこともあるし、「ここ痛い」と涙目の子に「アイスハンド!」と言って私の冷たい手を当て、「冷たくて気持ちいい」「治った」「面白いからもう一回やって」と言われることもあり。
つい先日も、涙目になっていた子に「アイスハンド」と言いながら。私の両手で痛そうなところを挟むと喜んで。「ギャハハ、冷たい!」「面白いからもう一回やって!」で。
この時は最初に両手のひらで挟んで、手のひらが温まってきたなと思ったら手の甲で挟んで、そのうちにまた手のひらが冷たくなって、また手のひらで挟む・・・という具合で、子どもは「ギャハハ」で大喜びでした。
やだなと思っていた手が、今ではこうして役に立っています。
今、「やだな」と思っていることが、数年後には「これでよかった」と思うことって、結構あるんでしょうね。
行動面などで(人に迷惑をかけるなど)直せるなら直した方がいいこともあるかもしれませんが、自分では治しようのないものってあるじゃないですか。
そういう治しようのないものは、逆に良いものになることもあるのだろうなと思っています。

手について、ついでに話すと、私、手に汗をかくんですよね。
だから、いつも手が汗ばんでる。子どもの頃は気にしていた時期がありましたが、それはそれで、同じように手に汗をかく人の気持ちもわかるので、よかったこともありました。
あるCMを見ると、ある人がそれで救われるならそれでいいとも思いますが、別に悪いことじゃないのに、そんなCMすると逆に悪いみたいじゃんなんて思っちゃいます。
「理解してくれる人がいればいいじゃん」とか「理解するようになればいいだけじゃん」とも思ったりもします。
少なくとも、私は手に汗をかく体質でよかったなと、今では普通に思っています。
介護の仕事をしている友人の場合は、利用者さんに「ひやっ」とされたら困るでしょうけどね・・・それはそれで、利用者さんに「手が冷たくてごめんなさい」と思うことで利用者さんに優しくなれるでしょうからね、結果としてよいことになるのではないかと思います。

貴重なあたり前、貴重な普通

昨日のU-9クラス。ゲームでの様子は・・・心がたくさん動いていましたね。とても喜んだり、とても悔しがったり。
喜んでいる時の様子・・・本当にめいっぱい喜んでいて、とてもよかったですね。
身体を動かして、心を動かして。
それも、一人ではなくて、そこには相手がいて。
相手の反応によって、自分も影響を受けるし、自分の様子から相手も影響を受ける - その繰り返し。とてもいいですよね。
こうした経験を元に、次の段階で感じるべきことをしっかりと感じることができるようになるのでしょう・・・。
さて、そんなU-9クラスの時に、けっこう痛そうに転んだ子。
その数分後には復活し、大丈夫ではありましたが、痛そうでしたね。
ここの子たちは転び方が上手なので、大きなケガにはなりませんが。
そうそう、ちょっと脱線しますが、学校やチームで大きめのケガをしてスクールを休むという連絡がまた増えています。気をつけていてもケガは起きます。だから、どこかの場がどうのこうのと言いたいのではありません。
ただ、学校やチームなどでそのようなケガはけっこう起きてしまうのに、スクール中に大きなケガがなぜ起こらないのか・・・。
このようなことからも、あの子たちのスクール中の様子がとてもよいのだということがわかりますよね。
とても楽しそうですけど、決してゆるいわけじゃないということも、頭がとても働いているのだということも、客観的にわかりますよね。
話を戻して。
昨日転んだ子。
スクール中に、転んでからすぐに復活はしていましたが、スクール後に電話を。
お父さんが出まして、「全然大丈夫ですよ。今、アイスを食べてます」とのこと。そして、「本人が代わりたいというので、代わってもいいですか?」と。
その方が私も安心なので代わってもらうと、
「こーちぃ? もういたくないよ」で「今、アイス食べてる」って。
あと少し話をして、「お父さんに代わるね」と。
よかった、よかった。大丈夫そうだ。
なんてことはない普通の会話なんですけどね、私は安心しました。
こうした、声のやりとりは、これからどんどん減っていくと思うので、何気ないやりとりでも大事にしていきたいと思います。
ところでところで・・・
何気ないやりとりと言えば・・・昨日のU-12クラス、ゲームの時に、A君が着ていたビブスをそのままB君に。
何年も前には当たり前の光景でしたが、この数年はそのようなことができませんでした。感染対策で。
だから、そろそろやりたかったんですよね、こんな当たり前のビブス交換。
昨日はそれができてよかったです。
色々と状況を見なくてはならないことが今もあることはありますが、子どもたちの距離をグッと縮めることができるように、些細なことを色んなところに散りばめていこうと思います。

今しかできないこと、ここでしかできないこと、あの子たちにやってあげたいこと、あの子たちに覚えて欲しいこと、あの子たちに感じてほしいこと、あの子たちの「あんなことやりたい、こんなことやりたい」という声・・・ここでのやりとりで、たくさんの栄養を与えたいと思います。

2024年12月 3日 (火)

理解した中学生

先週の中学生クラスでは、ある子に厳しめに話をしました。厳しめといっても当然のものですが。
その子は他の場でケガをしていて、今回はケガが完治していない中での練習参加なので、「できることだけ」「接触なし」での参加です。その「できることだけ」というところがポイントで、安全そうに見える練習や一人で行う自主トレでも転倒すればとても危険になるのです。
その子はスクール外の活動でケガをすることもちょくちょくあるので、やはり、これ以上はケガをさせたくないのです。
それに、その子も練習したくてしたくてスクールに来ているので、できる限り練習はさせてあげたいので。
そのため、話しを聞きながら様子を確認して、練習の様子を見て、その子がコートの中で練習できる方法を考えて、他のみんなの練習も考えて・・・と行っていたところ、その子に厳重注意をする必要が出たので、注意をしたのです。
必要なことは話した後で、その後の様子・経過を見た上で、「これはまたケガをしてもおかしくない」(治りかけでのケガは本当に避けたいので)状況だったので。これは、その子が自分で自覚して注意できる・意識できるところがそこまでだということなので、わからせるしかないので。
ただ、その日に(それまでに)話したこと、その後のやりとりの経過を振り返れば中学生でも理解できること。(そのような流れは作っているので。)
厳しめでも仕方ないです。ケガをさせたくないのと練習させてあげたいのと、両方なので。守りながら伸ばすためなので。
おそらく、その日の練習をとても楽しみにしてやってきたその子にとっては、あんな感じでとても厳しく注意されてしまうとは考えていなかったと思います。
ですから、次の週の練習、つまり昨日の練習には反抗的に、または、あきらめ的に「行かない」となる可能性もあるかなと思っていました。年齢的にそうなっても自然な年齢なので。
前回の練習で起きていたこと、自分がやっていたことなどを理解していれば来るはずですが、理解できていなければ、「行かない」となる可能性あり、でした。
そして、昨日の練習に・・・
その子はやって来ました。
特に変わった様子はなく。ただ、それは見た目で。話を聞く姿勢、理解しようとする姿勢は前回までとは全然違います。
また、持ち物、準備などにも、変化が表れていました。
当然、練習中の様子は、そのような姿勢とそうでない場合とではまったく違います。
(前回とは)「変えてきたな」でした。
ソラの子たちが伸びる、その伸び幅は、後半になるほど上がります。この子は(他の子もですが)これからさらに伸びていくので。
「やるじゃないか」でした。
まだ油断はできないのですが・・・。

他にも、昨日はある中学生で、「あれ? え? ああ、なるほど・・・」がありました。
直前に聞いていた話から予想できる様子とはちょっと違う様子を見せる子。
事前の情報からだけで判断することはまずしません。もちろん、とても大切な情報として、しっかりと頭の中に入れます。その上で、実際の様子を見て判断します。実際の様子も、ある一点とか一時点のものではなく、色々な場面での様子、経過を見た上で、線が表れてから判断します。
そうしてできた線が、事前の情報から推測できるものとは違うのです。明らかに違う。
終わった後、その子に話を聞き、なるほど・・・でした。頑張る姿勢が上がっていたんですね、本人なりに。
そして、実際にその幅は実は大きかったらしいです。それが表れているのが昨日のゲームでのプレー。
相当頑張らないと触れないボールにつま先が届いたり、相当頑張らないとキープできない状況でキープできたり。
ここでのゲームでの様子には、結構色んな様子が正確に表れるのです。
ただ、ゲームでの様子を見た時点では、「あれ? これはどっちだ?」でした。それ(すごく良い動き、意識)を裏付けるものがあるのかどうか。そして、先ほど書いたように終わった後に話して、その時のその子の様子から、「ああ、なるほど」(裏付けあり)となりました。
なるほど・・・実はかなり(サッカー以外のことで)自分で意識を変えていたんだなとわかりました。
ただ、そこには、他の子との会話も関係していると思います。ちょうどよいタイミング、時期に、ある子との会話でそこに触れていた場面が以前にあったので。そうしたことは間違いなく影響していると思います。
そして、それは、その子がそうしたもの(他の子との会話から感じることができる)をまだ持っているからであるのと、話した子もそうしたものを与える力があるからだと思います。

いいですね、中学生クラス。

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