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2024年11月13日 (水)

こうして重なると偶然ではないということもわかります

月曜日の練習を振り返って。先日も書きましたが、ゲームでの動きやドリブルがすごく良くなっている子がやはり多い多い・・・。そして、他の曜日でもグーンと来た子、いるじゃないですか。
で、その子たちの共通点・・・そう、室内練習を境に伸びた子も多いのです。先月、月曜日コースの振替練習を室内で続けてやったのですが、そこに参加していた月曜日の子たちの伸び、見た目が明らかです。そして、そこに、他の曜日の子で振替で参加した子もいたのですが、その子たちも伸びが明らかなのです。実際に、先月の室内練習ではそのような動きが身に着く練習を(遊びのように見えますが)たくさんしているのです。ちゃんと、必要な要素を養えるように、サッカーに必要なスキル・動きを分解しつつ、その各要素をあのような練習で身につけられるようにしていますので。しかも、反復効果も大きくできるチャンスだったので、その効果も大きくなるように行ったので。(実はちゃんとした理論の上にやっています。)
なんか、本当に、とてもいい感じですね。
ところで、そんないい感じの子たちですが、どの曜日もそうですが、たいがい練習の前半は笑ってしまいます。
特にU-9クラスの子たちの前半には、年代的な特徴がとても出ています。
一人一人が取り組むメニューを「今度はこれだよー」と言ってやっていると、「ねえ、コーチぃ」と声がかかる。
「ん? やり方がわからないのかな?」と思って、「なーに?」と聞く。
すると、
「今日、学校でね、・・・・」という話が始まる。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
今やっているメニューとは関係ないし、サッカーとも関係ないし。
そんな話をそのタイミングでしてくるかね。
でも、こういう子、結構います。
で、いいんです、これで。はい、そういう年齢だし。
それに、今は、こうして、学校であったことを子どもが振り返る時間が減っているし(絶対に大事なのに)、こうして目の前の人と話しながらの伝え方、受け取り方、心の動きを覚えていく機会も減っているし。
サッカーの練習中に関係ないことのように思えるかもしれませんが、サッカーの練習どころじゃなくて、もっと大元で大事な部分ですからね。
それがあった上での、サッカーへの取り組み方です。
10年以上前は、逆に、そういう話をしていたら、「今は、これをやろう」と言っていましたが、今はあまりにも、「これをやろう」「出来なきゃダメ」等、先に進むのが良しとされていて、今覚えるべき多くのことを普通に覚えることが難しくなっているので。それによるその後の問題をたくさん見て来ているので。だから、10年以上前とは逆の対応になっています。
もちろん、単純に時代で区切ることなく、個別での対応をしてきているので、細かく言えば、ケースバイケースですけどね。
・・・で、「今日、学校でね、・・・」と言っていた子たち、ちゃんと伸びるので。たくさんの子、伸びています。
話を聞きながら、その子の段階や状況を理解でき、それに対して、もちろん、こちらも大切なことは伝えるので。
ちょうど、昨日、そのようなことに関連するご質問を頂いたので、ここでもちょっと触れさせて頂きましたが、大人の考える集中力と子どもの持つ集中力はちょっと違います。ここが混同されている現場が多いですが、違いますので、お気をつけ下さいね。
さて、今度はどんな「今日ね、(・∀・)」を聞けるのでしょう。
さてさて。

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