「絶対にこれが正解」とかはないです
ちなみに、昨日も中学生クラスはとてもいい感じ! とてもいい感じを2週続けていますね。
ところで、昨日のU-9クラス。
ある子が「ボク、ヘタ」と言って「無理、やらない」と。
こういう時、「どうしたらできると思う?」みたいな聞き方、話し方が一般的だと思います。その聞き方、話し方は実際にいいと思います、私も。皆さんと同じように私もそのように言うこともあります。ですが、こうしたことは本当にケースバイケースです。それだと逆にもったいないこともあるので、ケースバイケースでやっています。
さて、昨日は、「やらない」という子に、「10回ボール触ってみ」と。すると「無理」と言う。
「10回触ってみ」「無理」という会話を3回くらい繰り返した後(子どもの「無理」で会話が終わっている状態で)、その子にボールが当たった時に「1」と数えました。「すごいじゃん、1できたじゃん」って言ったら、ボールを追いかけて、2,3,4・・・で「もう4だよ」で、「10できたじゃーん」でした。ちなみに、2から、自分でボールを追っています。
もちろん、「1の後にコーチが“すごいじゃん”って言ったからだよ。自分で考えたんじゃないじゃん」と言えるかもしれません。それより「どうやったらできると思う? の方が自分で考えてるじゃん」と言えるかもしれません。(でも、それも促しているという部分では同じです。もちろん、促すのもいいことだし、促さないのもいいことです。ケースバイケースです。しつこいですが。)
でも、そもそも、自分ができると思えば、自分で考えることもあるのです。「1」からでも達成感を得ることができれば、動けるのです。そして、実際に10回触る力はその時に身につけたものではなくて、もともとある(その時点で持っている)その子の力です。
もともとある力を知ってもらい、それを使ってさらに上に行く。これを繰り返すことでも成長します。そもそも「無理」となるのは、自分にそうした力があることをまだ十分に知らないから。(他の理由であることもたくさんたくさんたくさんありますので、ケースバイケースですよー。)
これを繰り返せば、「無理」は減っていきます。
ということで、昨日はある意味「無理やり」とも言えるようなやり方で。目的は同じでも方法は色々とありますよー。
ね、本当にケースバイケースでしょう?
ちなみにちなみに、昨日、私が「1」と数えた状況にもよるので、同じように「1」と数えても、タイミングや状況によっては、「だから無理って言ってるじゃん!」となる可能性もあります。昨日もそうなってもおかしくなかったかもしれませんし。
こういうことは、「これだけが絶対に正しい」ということはないのです。
ケースバイケースですよー、ということで。
◆サッカースクールのソラ 千葉市で開催中(四街道市などからも子どもが通っています♪)
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=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年以上。
1997年 クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年 クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年 クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年 クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年 高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年 サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年 サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。
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