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2023年11月22日 (水)

サッカー個人レッスンレポート(千葉のリピーター君)

前の投稿で、ちょうどサッカー個人レッスンのことを書いたのですが、さっき書いたキックを練習した子とは違う子で、先週レッスンをした時に面白いことがあった子がいるんです。
「あ、これは書いておこう」って思っていたのですが、臨時通信などでバタバタしていて書けず・・・でも、臨時通信は昨日で一段落。(昨日のスクール前に木曜日の子にも郵便局から送りましたー!)
ということで、ちょっとだけ、サッカー個人レッスンレポートです。
低学年の子。リピーター君。
とても元気に、楽しそうに登場。こちらに向かいながら楽しそうに何か言っています。
あまりにも楽しそうなので、そのままレッスンをスタートすると、ボールを追いながら&開口一番、「10分だけね!」だって。どうやら、レッスンをするのが「10分だけね!」らしいです。
アハハハハ、こんなに楽しそうにボールを追いながらぁ~。
この「10分だけね」を3回くらい続けて言ったので、「えー? 10分なのぉ?」とか言いながら、はい、90分やりましたー!
その間、この子、ずっと楽しそうで。
「もう一回、(今の)やる!」「今度はこれをやる!」「次はコーチがあっちやって」という具合。しかも、楽しくて面白くて笑って顔を芝にうずめる場面多々。
立っていた時に笑い始めて、笑いが止まらず膝をついて、声が出ないほど笑っていてそのまま芝に顔がついて、横向きになることもなくそのまま笑っているという・・・・。
これを何回やったでしょう。
で、気づけば、体力的には十分すぎるくらい(体が思うように動かなくなってるサインが出るところまで)動いちゃいました。
うーん、すごい集中力だったねー! ずっと楽しんで、やりっぱなしだったじゃーん。
1時間くらいやった時点でも、「まだ、あれやる!」だったし。
ケースとしては、子どもが「今日は〇分やる」って言った時に、それを優先してあげた方がいいケースもあります。でも、そこまでの経緯とか理由とかがあってのそういうものと理由がないものとでは違いますし、理由があったとしても経緯や理由によっては逆にしっかりとやった方がいいこともあります。(あえて、そのまま「やらない」(子どもの言った通りにする)というのも長期的に見ていく場合はあります。)
「なんとなく」でもそれをしっかりとした理由として見てあげた方がいい時もありますし、その内容をもう少し確認した方がいい時もあります。理由としてみない方がよい時もあります。
色々なご相談を頂く中で、何かを「やらない」「行きたくない」という相談を受けたり、どなたかからアドバイスされている内容を聞いたりすると、悪循環に陥いるケースでは共通点があります。そのようなケースも多く見て来ているので、私の場合は理由については、できるだけ「的確に」捉えることも意識しています。
「軽く捉えず、でも、本来の大きさを超えて大きく捉えすぎることのないように」。
・・・というぐらい幅や深さを持った上で、そういう言葉を私の場合は判断します。
最近は、こうした一言を過剰に受け入れすぎている傾向があるのですが、寄り添っているようで寄り添っていないケースや子どもの自主性を大事にしているようで逆に大事にしていないというケースもあります。これらも、情報の流れ方や受け取り方の問題ですが。
この日、私は、「10分だけね」は、3回くらい聞いた後にスルーすることにしましたー♪
ちゃんと理由はありますよ。たくさんの理由が。
もし私が、「そうか、それじゃ、キミの気持ちを大事にして、10分だけやろう!」では、できたとしても、満足したとしても、おそらく、得られたものは、この日に得たものの10分の1にもならなかったでしょう。
それぐらい、この日に得たものはあるので。
この子の成長は毎回感じています。
他の場でのことも頭に入れて考えると、このレッスンで行っておきたいこと、取り上げていった方がよいと思われることがやはりあるのです。
そして、他の場でのことを想像させる様子も、このレッスン中に出ているのです。
これは、10分だけではわからなかったことなので。
こうしたことをここでお伝えしようと思っていました。情報に左右されすぎているケースを多く見るので・・・。
それから、もう一つ、すごく面白いと思ったことがありまして。(感心したポイント。)
この日、私、マスクを一回も外していないんですよ。
服装は、黒、黒、黒、ぜーんぶ黒。
しかも黒い帽子で黒いマスク。お腹はもっと真っ黒Σ(・ω・ノ)ノ!
口元も見えないし、帽子もかぶっているし、表情だってわかりにくいはず。
同じ言葉でもニュアンスが伝わるかはわからないし、目を見て話しても、こちらの感情を正しくつかみとれるかはわからないでしょう。いくら目は口ほどに・・・と言ってもね。
でも、この子、全部しっかりと感じ取っていたんですよね、その時その時の私の伝えている雰囲気を。
目と目を合わせて会話をたくさんしていましたが、ちゃんと雰囲気が伝わっていて。
終わった後に実は感心・・・深く深く感心したのでした。
・・・何年か前、コロナ禍まっただ中の頃、みんながマスクをしていることについて、「でも、逆に、目を見ること、目から気持ちを感じ取ることができる力を上げる部分」で「良い部分もある」ということを書いた記憶があります。言葉は違うかもしれませんが、そのような内容のことを書きました。
それは、相手の目を見ることが、本当にどんどん減っているから。(このブログを書き始めた頃から書いていますが。)相手の気持ちを理解する、伝える、そういった基本の部分。本能レベルで備わっているものなのに。
・・・
この子とのレッスンで、「キミはすごいよ」というのと、やっぱり目で受け取る力は小さな頃ほどつけておきたいものだと思いました。「小さな頃からタブレットで教育」云々よりもよほど大事なことだと思います。
この子とのこの日のレッスンは、そんな、世間の流れや情報とは違うものが溢れるもので、とても面白かったです。
長い時間、よく頑張ったねー!
なのでした。
これからの、よりこの子らしいすくすくとぐんぐんが楽しみです。

◆サッカースクールのソラ 千葉市で開催中(四街道市などからも子どもが通っています♪)
TEL 042-534-3766 
ホームページ http://www.sonoyosade.com
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※メールをお送り頂いてから2日しても返信がない場合はお電話にてご連絡下さい。
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※ここ数年、時間的に難しいため、レポートは更新していません。プチレポートのような形でちょっとだけ報告することがありますが、どんなレッスンなのか、ご感想などをよく確認したい場合は、数年前のレポートをご覧頂けるとおわかりになると思います。
=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年以上。
1997年  クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年  クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年  クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年  クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年  高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年  サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年  サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。



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