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2023年9月 6日 (水)

バカだなぁ、そんなわけないじゃん

「呆れられたと思った」と言って泣いた子がいました。
バカだなぁ、呆れるわけないじゃん。
ただ、この子が「呆れられたと思った」のは、他の場でそのようなことで呆れられたことがあったことや、呆れた人がとった行動と私の行動を同じように思ったからのようでした。
呆れることではないし、私のその子に対する行動も(周囲で見ていた子が「そういうのとは違うよ」とわかるくらい)全然違うのですが、そのように思ってしまったようです。
この子に限らず、大人も子どもも、過去の経験から色々なことを判断していきます。だって、それが学習するということですもんね。
だから、まず、どんなことを、どのように経験するのかがいかに大事かということだと私は思うのですが、こうした部分で偏った方法や考えが多くなっていて、逆にマイナスも出てきているように感じています。
「これが正解」「これは違う」とか、表面上をキレイにとか、そんなところではなくて、もっと幅を広げる経験をできるといいと私は思います。
考えの幅、心の幅。
気持ちを出す力の幅、出す方法、出す大きさの幅。
同じように、気持ちを受け取る力の幅も。受け取り方の幅を広げる、受け取る大きさを大きくする、受け取る深さを深くする経験。
大きさ、深さを広げて、逆に、浅さも使えるように。そうすれば、深く受け取るべきでないことを深く受け取らないですむことも増えるでしょう。もちろん、深く受け取るべきことを捉える力もつくでしょう。
こうした力をつけるために、それぞれの子に色んな考えがあり、その考えや気持ちを色んな出し方で出すこと、そして、それを受け取る(理解する)ことができる場がとても大切だと思っています。そして、こうした経験を何度も何度も繰り返すことが大切だと思っています。
うまくいったり、いかなかったりを経験できることも大切です。
こうして、たくさんできた自分の経験から、色んなことを判断するようになっていくと思うので。
こうした経験をたくさんすれば、「それは違う」もわかるようになるでしょうから。
ということで、こうした経験をたくさんできるように。
・・・と考えてスクールを行っているので、もう、めちゃくちゃに見えることもあるのです。
でも、昨日もありがたいお言葉をいくつも頂いたのですが、来れば来るほど変化は出ているので、このめちゃくちゃには結構栄養があると思います。

ところで、最初に書いた子、スクールが終わり、お家での様子を見て、親御さんからもご連絡頂いていますが、思わず笑ってしまうほどの様子です。音符がついていそうな子どもからの「こう言っておいてね」もありまして。笑ってしまいます。

他の場では作れない空間を、子どもたちにも作らせたいと思います。
◆サッカースクールのソラ 千葉市で開催中(四街道市などからも子どもが通っています♪)
TEL 042-534-3766 
ホームページ http://www.sonoyosade.com
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※メールをお送り頂いてから2日しても返信がない場合はお電話にてご連絡下さい。
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※ここ数年、時間的に難しいため、レポートは更新していません。プチレポートのような形でちょっとだけ報告することがありますが、どんなレッスンなのか、ご感想などをよく確認したい場合は、数年前のレポートをご覧頂けるとおわかりになると思います。
=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年以上。
1997年  クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年  クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年  クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年  クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年  高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年  サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年  サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。



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