卒業生、ありがとう。今いるみんな、ありがとう。
今朝、途中まで書いて投稿した「途中なのですがー」に付け足して、書きますね。(途中までは今朝と同じ文です。)
昨日、スクール中にベンチに人影が2人。
暑い中、ベンチに2人。ずっといる・・・。間接視野で見るけど・・・・誰???
で、途中でベンチの方に行った時に、ニコニコしながら近づいてきてくれて。
この雰囲気は、卒業生だ!
でも、誰?!?!
ここでもちょくちょく書いていますけど、本当に顔って変わるんですよ。
だから、わからないんですよ。
なので、「えー、誰だかわからないから名前言って言ってー!」と言ったら、「俺のことはわかるでしょう? 会ったことあるし」「俺のこともわかるでしょう?」って。
「わからないから教えて!」と。
そう、「絶対にわかるよ」という質問に「わからなくてどうしよう」となっている時は、ヒントを出されるほど拷問になるのです。
昨日の二人は結構すぐに教えてくれたので助かりましたー!
あ、でも、名前を聞いても思い出せないこともあります。今までに来た子でそのような子はいませんでしたが、例えば短期間の在席で、卒業後も連絡を取り合うことがない場合は、忘れてしまうこともあります。これは、記憶の問題で・・・私、もう歳なのでー! 許して下さい。短期間の在席でも、卒業後、ちょくちょく連絡を取っていた子は覚えていますけどね。
さてさて、その二人。
お前とお前かー!
よく覚えています。
一人は少し前にメールでやりとりをした子。「今度行きたい」と言ってくれていた子です。前も来てくれたようなのですが、その時はスクールのない日だったみたいで。今回、また来てくれましたー!(ありがとう!)
この子は、小学生の頃、スクールの体験の申し込みでお母さんが電話をしてくれた時、電話の向こうで「ヤダー! 絶対に行かないからねー!」と大きな声で言っていた子です。「無理やりでも連れてきちゃって平気ですよ」と伝えて、お母さんが連れてきてくれました。
で、そのまま入会して(無理に入会させたりはしないですよ)、ずっと在籍して、卒業後もちょくちょく連絡をくれて。
そう、ここはそういう場なのです。無理やりでもOKな場です。そうではない場もあるので、無理やりは良くない時もありますが、ここは全然違う場なのです。子どもの「ヤダー」で、「よし、子どもの考えを優先しよう」でお母さんが連れて来なかったら、この子とはこうした関係にはなっていないし、この子にとって、ここがこうした場にもなっていなかったと思います。そう思うと、お母さん、ナイスプレーでした。(子どもの考えを優先すべき時と、そうでない時があるのは確かです。ただ、ケースバイケースなので気をつけて。)
で、「ヤダー」と言っていた子はソラを大好きになってくれて、いつも楽しそうに参加していました。ボールの触り方がよくて、テクニックを自然に身につけていっていましたね。ちなみに、小学生の時にはチームに入っていませんでしたが、中学からは部活に入り、ずっと頑張っていましたよ。
今は大学生。サッカーへの関り方も「ちょっと難しい役回り、大変な役回り」をしながら行っているようです。「そう、それ、大変なんだよねー」をやっていました。頑張ってるなぁ。「これから、もっと大変になると思う」と言っていましたが、表情は明るく。やりがいを感じながら頑張っているのでしょう。素晴らしい。立派です。
もう一人は、卒業後もちょくちょく偶然会っていた子。高校生の時も偶然会いました。高校生の時に会った時は、私は歩きで、向こうは自転車。すれ違い、進んだ後で振り返り、「山口コーチ?」だったので、距離があって(顔を近くでは見ていないので)。それに、あれからまた何年もたったから、顔つきが変わっていましてー! かっちょよくなりやがってーでした。子どもの頃のプレーは、スピードある動き、走り、ドリブルでした。たまに見る昔の写真の中に、その子が他の子と寝ている写真がありました。6年生だけの集合写真の時に、みんなで寝そべって撮ったもの。なぜかその写真、とても記憶にあるんですよね。
この子も小学生の時にはチームに入っていなかったのですが、中学からはサッカー部で頑張っていました。
今は、教員を目指しているとのことで。
今、この時代にそう思っていること、とてもすごいと思います。この子が子どもの頃の、どの時代の先生で、どの先生なのかはわかりませんが、この子のこうした考えに影響を与えてくれた先生に感謝です。できることがあれば、サポートしていきたいと思います。もちろん、考えが変わり、教員でないものを目指しても、応援します。
この子は、子どもの頃、プレーしている時は、常に迷いなくプレーしていました。考える前に動いている感じです。目標が定まっていて、そこに向かう。今持っている目標を大事に、進んで行ってほしいですね。
2人とも、よく来てくれました。とても嬉しかったです。
ところで、その時に、「そうだ! 成人式の時に若松軍団に会ったんだよ。その時、写真撮ったんだ!」と言って、写真を見せてくれました。「若松軍団」・・・当時、その子たちが通っている曜日には、若松のチームに入っている子がたくさん来ていたので。
成人式で会ったらしい。面白いでしょう? 若松の子たちはサッカーチームに入っている子たちで、この2人は当時はサッカーチームに入っていないです。住んでいる地域も学校も違うんですよ。でも、こうしてしっかりと覚えていて。何年も後に、成人式で声をかける。その時の写真を嬉しそうに見せてくれる。あの子たちは、こうした関係をここで作っていたんです。
今いる子たちも、そうしたものをここで作っています。
これ・・・珍しいことなんですよ。
貴重なことだと思います。
あの子たちだから、この子たちだからできることだと私は思っています。
写真には懐かしい顔がいっぱい。
なるほどぉ、大きくなるとこんな顔になるんだね・・・と、なんか、ドラマの回想シーン的な感じで面白かったです。
つくづく思います。
おまえら、いいぞ。
そして、ありがとう。
これからも、よい時間をたくさん過ごしてほしいと思います。
・・・なんて後に、今の6年生のある子が私の顔を見て、「コーチ、なんか、久しぶりに会って・・・・」と私の表情と気持ちを感じ取っていました。
みんな、来てくれてありがとう。
こんな子たちの集まる場なので・・・私は大好きです。
それぞれの子に、今が、よい時間になりますように。
◆サッカースクールのソラ 千葉市で開催中(四街道市などからも子どもが通っています♪)
TEL 042-534-3766
ホームページ http://www.sonoyosade.com
※メールをお送り頂いてから2日しても返信がない場合はお電話にてご連絡下さい。
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※ここ数年、時間的に難しいため、レポートは更新していません。プチレポートのような形でちょっとだけ報告することがありますが、どんなレッスンなのか、ご感想などをよく確認したい場合は、数年前のレポートをご覧頂けるとおわかりになると思います。
=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年以上。
1997年 クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年 クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年 クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年 クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年 高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年 サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年 サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。
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