スマホや熱中症や・・・
どこかの研究チームが、スマホの使用が子どもの脳に深刻な悪影響を与えることを発表したみたいですね。ちゃんと脳の発達とかを調べた上で。考える力とか、まあ、他にも色々と、深刻な悪影響を与えることを示したみたいです。
こうして頭の良い方たち、有名な方たちの研究チームが調べてくれるとありがたいですね。私が言う何倍も説得力があるので。私の場合は、研究しないで、実際に起きていることから考えていますし。
でも、本当にあたり前ですよね・・・っていうことだと思います・・・。
くどいくらいに書いていますが、生き物として生まれてくるからには、「生きる」という本能があるはずで、生きるために必要な機能は備わって生まれて来るはずでしょう?
で、生きていくための機能(や機能の元)がいくつか? いくつも? 備わって生まれてきたとして、「使わない機能が発達するようになっている」って考えられますか? 考えにくいですよね。
生きていく時に使わない=必要ではない、と本能的に判断されるでしょう? そうしたら、その機能は発達しないで形だけ残るか、なくなるか、ですよね、普通に考えて。
逆に、たくさん使われる機能があるとして、生きていく時にたくさん使われるということは、「必要だ」と判断されますよね、普通。必要なものは発達させますよね、普通に考えて。
だから、使う機能が発達し、使わないものが発達しないかもしれないって・・・普通に考えればそうなりますよね。
あの山を登るぞっていう時に、最初の段階でたくさん荷物を持っていくとして、でも、上っている段階で「これ、全然使わない」っていうものを最後まで持って行くでしょうか。
何度も経験を繰り返す中で、「これは使わない」となったら、置いていくと思います。
考える部分をスマホに頼んでばかりいたら、判断することをスマホに頼んでばかりいたら、関わる部分をスマホにばかり頼っていたら、「考える」とか「関わる」ということって、「必要な力(機能)ではない」と本能的に判断されてもおかしくないでしょう。だから、発達させませんよね、きっと。使わなければ発達しないようになっていると思うので。(非常装置のように残されている機能もあると思いますが。)
特に、「生きていく時に絶対に大事だよ」という機能は、普通に考えて、(少なくとも大元部分は)早いうちに発達するでしょう。じゃないと生きていけないかもしれないのだから。(←動物とか、大きく考えて)
で、その早い段階(子どものうち)に「発達させよう」という部分を「それはいらないよ」となるようなことを学習する可能性があるのだから、研究チームの言っているようなことは、普通に考えて、起こるでしょう?
ということです。
ただ、そうした発表があったとしても、おそらく、社会の構造も教育界の流れも大きくは変わらないでしょうし、急な変化も起こらないでしょうから・・・少なくとも、そうした必要な力を養う機会を、作っていきたいと思います。
発達する機会がどんどん減っていると思うので、より大事にしないと、と思います。
ところで、熱中症、気をつけましょう。
先日、レッスンの時にもご心配頂いたのですが、私、本当に、年々、暑さに慣れています。これは、絶対に。それは、毎年、普通にスクールをやってきたからだと思います。
ずーっと前は、「少しでも気温が下がる時間」にと、開催時間をずらして開催したこともありました。ですが、それでも、「朝から暑い」し、涼しいと感じられるのは夕方くらいからで、それだと子どもの活動する時間帯としては終わりの時間がちょっと遅くなってしまうので・・・通常の時間帯で行うようにしました。それでたぶん15年くらいはたったいるかな・・・。
一方で、悲しい事実ですが、私の体力は年々下がっています。これも絶対です。だって、15年~10年くらい前まではトレーニングらしきことをすることもあったけど、この10年くらいはそういうこと一切していないし。(できなくて。)
体力、筋力の低下は自分ですごーく感じています。特にこの3年、4年の低下は半端ない・・・。
でも、暑さへの抗力はおそらく上がっています。
だって、毎年、「あれ? 昨年よりも楽だったじゃん」って感じるので。
「慣れたからそう感じるだけでしょう?」と言われるかもしれませんが・・・
はい、そうです、絶対にそうです。それしか考えられないので。
私、いつも長袖じゃないですか。歳をとってからは、日中、外にいる時は夏もずっと長袖なんです、私の場合。で、室内でも基本的に同じ服装なんです。服装で調整していない分、おそらく、体が調整する力を上げたんだと思います。
汗腺とかね。(これは私の場合です。人によってこういうことって違うと思うので、自分にそのまま当てはめないで下さいね。)
で、これも、「生き物」という部分で考えてなんですけどね、私、環境に順応する力ってもともと生き物って備わっていると思っています。
少しずつの変化に対しては順応していけるようになる、という力。そうじゃないと生き物として生きていけなくなるじゃないですか。(だからと言って環境破壊をしていいとはまったく思っていませんからね! 逆に体が暑さに慣れたら、環境を守れる部分も出てくると思いますけど。)
でも、大きな変化に対しては、順応できないようになっているとも思っています。
それは、もし、大きな変化に対しても順応できるようになっているとしたら、人の世界で、色んなことが起きてしまうじゃないですか。それでも生きていけるなら、そうしたまったく違う世界が乱立することになるでしょう? それだと関わっていけないじゃないですか。人は関わって生きて行けるように生まれてきているから、逆に「大きな変化に対応する」力があるとマイナスになることが大きい。だから、そこまでの変化には対応できない。
でも、少しずつの変化には、同じ理由で、順応できるようになっているのだと思っています。
・・・で、おそらく、私は暑さに少しずつ順応しているのだと思います。
じゃないと、トレーニングもせず、年齢だけ上がり、体力は衰え、足も痛いし(階段を降りるのも痛くてこわいし、ボールを蹴ると足が痛いという年齢にもなってきたしー)・・・という私が、これまでと同じようにコーチングをできるということはありえないからです。(暑さに対して、という意味ですよ。動けないのは・・・はい、すみません。)
熱中症熱中症と騒がれ、暑い中での運動、生活を控えることが強調されすぎて来た結果、暑い中での体の機能の使い方や、暑さに対して必要な機能的な部分の発達が抑えれてきた可能性もあると思っています。
だからこそ、より慎重にしなくてはならない部分もあると思いますが、慣れるという力をなくすほどの行動の変化はやはりマイナス面を大きく含んでいるのは確かでしょう。
そして、こうしたことにも、考える力とか感じる力は関わっているとも思っています。
個人差があるということを考える必要があります。
そして、その場、その時間以外の時間も重要なのだということも理解する必要があります。
そうした時間をすべて把握するのは難しいので、より個人差を意識する必要があります。
数値、指標といった基準を重視しすぎて、他の大事な部分を見落とさないようにしなくてはならないですね。
と、今日、書いたこと、すべてにおいて、過ぎたるは及ばざるがごとしーですよね。
度とかバランスとかが大事ですよね。
少し話が変わりますが、NG,このやり方がいい・・・というワードが多く目につく時代。
「NGと言われているやり方だけ」または「NGと言われることを多用した」スクールイベントもやりたいなと思ってしまう私です。(NGというのも、状況によるので、実はNGじゃないこともあるでしょう? なので、NGだけで伸びる方向に持って行くようなことも、イベントとしてできたらいいなと思っています。)
※決して、よくない指導を肯定するのではありません。
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