そんなことより
先日、「新生活が始まり、色々と疲れが出てきた様子」という連絡を受け、「じゃあ、スクールの方は、私のことを蹴りに来るだけでもいいですよ」と伝えると、「コーチのことは好きだから、きっと行きます」とのことで。
それはどうも。
ただ、私は子どもに嫌われてもいいと、本気で思っています。これは微妙なところなのかもしれませんけどね。好かれる存在の方が伸ばせるかもしれないし。
でも、そんなことを考えるずっと前から、「嫌われてもいい」とは思っていたことで。開校時のスタッフとはそういう話ばかりしていました。「子どものために雑巾になれるか」とか。
実際に・・・これはもう10年以上前で、皆さんとは関係のないことなので書けますが、とても楽しそうに練習をしている子の親御さんから、「サッカーよりもコーチの方が好きみたいで」ということで退会のお申し出を頂いたことがあります。とても楽しそうだったんですけどね。私と楽しそうに練習していたせいで、その子はソラを辞めることになってしまいました。その子はここを大好きで、私もその子の素の部分が認められる場があった方がいいと思っていたのですが、結果的に、その子はその場をなくしてしまいました。子どもには、申し訳なかったと思います。私としても、伸ばす機会をなくしてしまいました。
別に、無理に好かれようとしていたわけではないんですけどね。
好きだと思ってもらえても、それで伸ばす機会をなくすこともあるし、嫌われる存在だと心にどう響くかわからないこともあるし。
先ほどの経験をする前から、もともと思っていたことですけどね、好かれるとか、嫌われるとか、そんなことに関係なく、ただ伸ばしたいと思ってやっています。
結果、好かれたら好かれたで嬉しいしありがたくて、嫌われても、その子が自分と友達を認めながら伸びていくなら、いいのです。
たぶん、こういう人は、私以外にもたくさんいると思います。珍しくはないと思います。
伸びろよ、お前たち。
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