五階の次は? 誤解の次は? 屋上だー!
昨日のU-9クラスは、誤解をする・誤解をさせるというやりとりがあって、そのおかげで必要なコミュニケーションが生まれて、とてもいい感じでしたね。というか、私もよく誤解しますけどね。ただ、「誤解をしたまま」「誤解をさせたまま」だとただ離れてコミュニケーションが生まれないこともありますが、誤解をしてしまったり誤解をさせてしまったりしたことに気がついた時には、「ごめん」という気持ちが生まれて、逆にコミュニケーションが生まれますから。しかも、その時は、もっと相手のことを考えようとするから、コミュニケーションとしてはさっきよりも一歩奥に進んだもの。
なので、これも、どのように活かすか、ですね。
昔々は、誤解した者、させた者がその後も同じ場にいなければならないことがあったから、何度も何度もやりとりを繰り返しながらその力をつけていったので、自然にしていればよかったのですが、今は、同じ場にずっといることが少なくなり(色々な理由で離そうとする場も多いので)、また、同じ場にいたとしても、他の要素が多くありすぎて、ちょうどよい形でそこを繰り返すことが難しくなっていますもんね。だから、ただ自然にさせていても、その力をつけることが難しいことや逆に力をなくしていくことさえあります。自然が少しずつ形を変えていますもんね。当然ですが。
なので、逆に、ここでのあのようなやりとりを大切にしたいと思います。
ここでもよく書いていますけどね、子どもは誤解するもの、させるものなので、その力を活かして、色んな力がつくといいなと思います。
昨日のU-12クラスでは、ある子の活躍が突然生まれ、それまでとはまったく違うゲーム展開になりました。そのようなことが生まれるのも、ミニゲームでは同じ状況になることが何度もあるからです。同じ状況が何度も生まれるので、繰り返しながら改善したり、試したりを何度もできるのです。その結果、力をつけていくことができるのです。もちろん、心も成長します。同じ状況が何度も生まれると、それだけ身につけて行くことが深くなりますから。一周目で気づかなかったことに二周目で気づくことって、よくありません? もちろん、同じことを繰り返すことで逆にどんどんマイナスになっていくこともありますけど・・・。環境次第というところもありますから。
ただ、ここであの子たちが作る空間は、昨日のようなプラスへの変化がたくさん起こる空間で、なので、見ているといつもすごなぁって思っちゃうんですよね。
さてさて、ではでは。
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