おめでとうに添えて
卒業する6年生のことをみんなに話している時、やたらと目の合う5年生がいました。
目、真っ赤じゃないか。
こらえてる。悲しい気持ちでいっぱいで、話をしている私とやたらと目は合うけれど、おそらく、話は入っていってない。「悲しい」で頭も心も占有されてる。
話が終わって、みんながバラけて。
子ども同士で話したりしていて。
その子も、話したりしていて。
でも、すぐに顔が戻ってしまう。
戻ってしまうけど、口では笑おうとしている。笑顔にしようとしている。
だから、口は、笑っている時の口になっている。
でも、その上にある目が、もう、悲しさで固まっている。
立って話しているのに、体もほとんど動いていないじゃないか。
いつも、たくさん話して、たくさん動いて、たくさん笑っている子なのに。
卒業する6年生の子たちは -
さっき書いたように、本当に良い存在でした。
あの子たちと練習できた子たち、よかったね、と思います。
でも、この5年生の子、もちろん、他の子たちもそうだけど、こうした年下の子たちとここで時間を過ごした6年生の子たちも、よかったね、と思います。
あの子たちがここで作っているもの、作ってきたものは、そういうものです。
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