全国大会の有無よりも
数日前、ドイツでは、高校生になるまで全国大会は行わないという趣旨の記事を読みました。子どもたちの成長を考えているかららしいです。(全国大会は過度なプレッシャーを与えるから、という考えがあるらしいです。)
日本でも、他の種目で全国大会が・・・など聞いたこともあります。
それほど、育成年代での過度なプレッシャーを考える人たちも多いということでしょう。10年、20年以上前から言われていることでもあるので、不思議ではありません。
なるほど・・・ということは、全国大会のようなものをやると、過剰なプレッシャーが子どもたちにかかる可能性があるということで。
過剰なプレッシャーは、遊んでいる時にはかからない。
遊んでいる時は、ほどよいプレッシャーや結構MAXなプレッシャーはかかるけど、普通は、そこに一緒にいる子どもたちの大きさを越えるものはかからない。
じゃあ、なんでプレッシャーがかかるの? ということでしょうね。
勝ちに対する意識とか戦績とか評価とか、そういうものの捉え方が、プレッシャーを与えるということなのだと私は思っています。
なので、方法も大事ですが、方法を生かすためにも、その前の考え方の方が大事だと私は思っています。
逆に言うと、その土台がしっかりしていれば、全国大会があってもプラスになると思っています。
まったく逆に、その土台がしっかりしていなければ、全国大会の有無に関係なく、過度なプレッシャーのかかる状況は減らないでしょう。
実際に、サッカーを大好きで、めちゃくちゃ楽しんで、めちゃくちゃ頑張って、サッカーをまだ続けるぞー、というようになる子でも、「サッカーを辞めたい」となることが多いので。これはその子が弱いわけではなく、サッカー環境に、まだ年代的に合っていないことが多いからなのだと思います。もちろん、「まだ頑張れるぞ」を与えることも必要だと思いますが。
ということで、世間やサッカー界の流れとは関係なく、ワシャワシャと、4月からはさらに子どもたちを伸ばしていきたいと思います。
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