今、今、今
よく、何かが起きると、SNSの使い方とかスキルとか、そういうものの「扱い方を教えていく必要がある」と言っているのを見かけますね。「実際に、そのようなものを教えている」と言っているのも見かけますね。「こういう使い方はダメなんだよ、ということを教える必要がある」とか。
そのような、スキル的なことを教えるという部分に注目されることが多いですけど・・・それに比べて、「その前に」の部分のことが何でそんなに語られないのか、いつも不思議になります。そこに力を入れないで、次の段階のところに力を入れても、土台の部分が変わらなければ、続くじゃないか・・・。
サッカーを例にすれば、リーグ戦を導入したって、元の考え方が変わらなければ、トーナメント戦と同じこと(トーナメント方式で見られる問題、改善すべき現象)が起きますからね。実際、何年もずっと起きていますからね。方法も大事ですが、方法を扱う「元の考え方」の部分へのアプローチがもっと大事だと私は考えています。
なんて、今日も、色々な話を聞きながら思いました。
さてさて、話題を変えて。
昨日(木)は、年中さん、年長さんのサッカースクールは少し前に書いた通り、とてもよくて、低学年の子たちのサッカースクールも、高学年のクラスも、本当にソラらしくて、いい空間でした。
細かくお伝え出来ず、すみません💦
そして、今日(金)も、低学年、高学年、ともに「伸びてるなぁ・・・」でした。
本当にいいなぁ、あの子たちのサッカーは。
なんか、「今」がたくさんあって、いいんですよね。
先取りとかでなくて、「今」の心と体で感じるべきもの、行うべきもの、知るべきもの・・・というか。
ほら、色んなことで、情報が溢れて、心配が増えて、だから、どんどん先取りして・・・みたいな流れ、とても強いじゃないですか。それが悪いとは言いません。次の段階で安心するためだったり、困らないためだったり、そういう考えは人それぞれだと思うので。
ただ、次の段階のために先取りして、次の段階のことを今やって、そして、次の段階に行ったら、その段階のことを十分に感じる・吸収する・・・ではなくて、やっぱり、さらにその次の段階の先取りを・・・ってやっていくと、もう、常に先取り先取りになってしまって、その時に最も感じるべきこととか知るべきこと、考えるべきことの部分が薄くなってしまうことがあるじゃないですか。結果、最も吸収すべきことを、その時に吸収できないで進んで行く、みたいな。それでは、何のためにその段階の準備を予めしておいたのか、わからない・・・。
・・・ということも多いと思うので、あの子たちがここでしているサッカーが、なんか、とてもいいなと、より一層思うのです。
その時の体と心に合った栄養を思いきり吸収して、心も体も大きくなーれ!
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