バトル
先日、ある方が子どもとバトルをしたらしく。
色んなケースがあっていいと私は思っています。
もちろん、過干渉は良くないと思いますが、子どもを思っての行動や親子のやりとりは、色んな形があっていいと思います。
よく、これがNGとかこれが正解とか言われることがありますけど、NGと言われる接し方でも立派に育ったケースも見ていますし、逆に正解と言われる接し方をしていて、もったいない方向に進んで行くケースも見てきています。
なので、ケースバイケースだと思っています。
だいたい、そこまでの道が各ご家庭でも違うはずで、通ってきた道や経緯が違えば、どんなことがNGでどんなことがOKだっていうのも違ってくるのが自然でしょう。それに加えて、ご家庭以外の環境も大きく影響するはずなので、子育ては変数だらけの世界です。
正解もNGも、簡単に語れることではないと思っています。
ただ、色々な成長のケースを見てきて、強く影響するなと感じていることは、保護者の方が、何を、どんなことを優先しているか、ということです。
その時々での優先順位のつけ方で、子どもが自然に覚えていくことはあるでしょう。
背中を見せて育てる方もいらっしゃると思いますし、そこから覚えていく子もいるでしょう。
一方で、お腹というか正面での動作というか、その時々に何を優先しているかという見たままのものから子どもが覚えていくこともあるでしょう。
そして、ずっと子どもを見てきていると、その時の(保護者の方の)優先順位のつけ方が子どもの思考に大きく影響していると思われることが、よくあります。
ちなみに、先日お伺いしたバトルですが、一般的なことから考えると、NGだと言われるかもしれません。
ですが、その方の場合、優先していることは常に同じことのように思います。相手はまだ子どもなので、その芯の部分をまだ捉えられないことや、年代的にそこに考えが及ばないこと、表面上の物事に反応してしまうことがあるかもしれません。
ですから、バトルもあるかもしれませんが、おそらく、優先されていることはその子にとって必要なことでしょうし、その方が親として優先したいと考えていることだと思うので、例え今バトルがあったとしても、私は良い方向に進むと感じています。
もちろん、親子関係だけでは伝えにくいこともあると思うので、第三者的な立場や環境が必要だと思いますが、そうした要素も、保護者の方が何を優先しているかによって影響の仕方が違ってくると思います。
バトルのお話を伺いながら、きっと大丈夫、と思った私です。
親子ですからね、冷静になれない時があっていいと思います。
(もちろん、これもケースバイケースです!)
ただ、お互いに疲弊してもよくないので、疲弊しない程度に。
それから、ケンカしているうちに本当に嫌な気持ちが強まってしまうこともないとは言えないので、ほどほどに抑えたりもしつつ・・・。(されているようなので安心ですが。)
ところでところで、先ほど、「まだ子どもなので」と書きましたが、そう書くと、子ども扱いしてはいけないとか、子どもはこういうものと決めつけるのはよくないとか言われることもありますよね。
でも、この文の中で私がどういう意味で「子ども」と言っているのか、その捉え方は他の方とは違うかもしれませんしね。それに「子ども扱い」が全て悪いとは私は思いませんし。
色んなあり方があっていいと思います。
ただ、子どもは守りたいですよね。でも、ずっと守れるわけではないから、自分で立つことができるように育ってほしいですよね。
そう思いながら、毎日悪戦苦闘の皆さん。
お疲れ様です!
とりあえず、子どもの寝顔を見て、ハッピーになっておきましょ。
◆サッカースクールのソラ 千葉で開催中
TEL 042-534-3766
※メールをお送り頂いてから2日しても返信がない場合はお電話にてご連絡下さい。
★サッカースクールについて詳しくはこちら
★個人レッスン・プライベートレッスンについてはこちら
⇒個人レッスン・プライベートレッスン報告はこちら
※ここ数年、時間的に難しいため、レポートは更新していません。プチレポートのような形でちょっとだけ報告することがありますが、どんなレッスンなのか、ご感想などをよく確認したい場合は、数年前のレポートをご覧頂けるとおわかりになると思います。
=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年以上。
1997年 クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年 クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年 クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年 クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年 高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年 サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年 サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。
« 子どもも大人も同じです | トップページ | まったく、お前はー! »
「ほぼ独り言」カテゴリの記事
- スタッフ(2023.03.29)
- まさかまさかの「脱出」(2023.03.29)
- まさかまさかの大ハズレ(2023.03.29)
- サッカースクール、小学1~3年生の無料体験は空きがわずかな曜日もあります(ソラ・千葉北スカイランド校)(2023.03.27)
- 卒業生からの報告・・・(2023.03.26)