サッカースクール、中学生クラス、頭冴え冴え中。次の段階へ
月曜日コース・・・低学年の子たちもとてもよかったし、高学年の子たちもとてもよかったのですが、うーん・・・と悩んで中学生クラスのことを書きますね。
全員、良かったです。
全員良かったですが、最初に驚かせたA君のことを書いておきます。
練習メニュー中に、「ボールを他の人と取りかえて」と言った際、一人だけ取りかえられない子がいました。
(タイミングの問題でこうなることもあるので、これは特に問題なしです。)
なので、「じゃあ、練習中に誰かに“取りかえて”と言うか、誰かが声をかけてくれるか、それか、そのままそのボールで練習して」とその子に言いました。周りの子にも聞こえる程度の声で。
で、練習~。
その子から周りの子に声をかける気配がないので、「そのボールのままでやるんだな」と思ったら、その数秒後に、A君に「取りかえよう」と声をかけたので、「おー!」でした。
なぜなら、その子がA君に声をかける2,3秒前、A君はボールを止めた時に、1秒くらい、「どうしようかなぁ」という顔をしてたんですよね。
その後、声をかけられているのですが、これはきっと単なる偶然ではないので、A君を呼んで、「さっき、止まってたのは何で?」って聞いたら、「ボールを取りかえよう」と声をかけるかどうか、考えたらしくて。「でも、声はかけなかったけど('◇')ゞ」って。
うん、確かにその時点では、ボールを取りかえたいように見えなかったしね。声はかけにくいね。
でも、その後に声をかけられたわけで。
うわぁ、不思議だ。A君が取りかえようと思っていたことに、その子は気づいていないと思うんですよね。
気づいていたら、それはそれですごすぎなんですけどね(その子の視野的にはA君が立ち止まった様子は見えないはずだったから)、気づいていなくてもなぜかそこに声をかけるって・・・偶然のようだけど必然の、こうしたことがたくさんここでは起こるから、本当に面白いんですよね。
(本当に偶然でも、ほんとにすごいので、どちらにしてもすごいんです。)
・・・なのですが、私が「じゃあ、練習中に誰かに“取りかえて”と言うか、誰かが声をかけてくれるか、それか、そのままそのボールで練習して」とその子に言った時に、A君、ちゃんと聞いていましたからね。
他の子へのこうした言葉を、自分にも関係があると捉えて聞いていたところがすごいのです。
私、微妙なトーンで言っているので。
もしかして、この時のA君の様子をその子が見ていたら、声をかけるのもわかる気がしますが(見れるとしても数秒の様子だし)、さて、どうなんだろう。
いずれにせよ、声をかけた子もA君も、頭が冴えていましたね。
・・・という感じで練習をした後のゲームで、A君はナイスプレーをたくさんしていましたが、その中でも驚いたのは、キック。ゲームの中で、キックのフォームをどんどん覚えています。まだしっかりと覚えてはいないのですが、どんどん良くなっています。キックについてはここまでくるのに時間はかかりましたが、それでも、今、ここまで覚えれば、全然OKです。
(だって、他の材料をこの子はたくさん身につけて持っているから。)
いやぁ、やっぱり冴えている状態は違いますね。
・・・で、その声をかけた側の子は、これまたこれまでの一つ上に行った感じで。
それがはっきりと表れていたのは、後ろにラインがあり、後ろに下がれない、追い詰められた場所でボールを持った場面。相手が2人ボールを取りに来ましたが、突破するまでの様子がとてもいい。
追い詰められた状況で、ボールを数秒動かしていましたが、その間、「わー、どうしよう💦」という要素がまったくなく、「どうやって抜こうか、どうやって突破しようか」しか考えていないように見えました。
こうなると、「声をかけるタイミングもさらに気をつけないと」ですが(余計な声で思考に影響を与えたくないので)、この子もその前の練習の時点から頭がとても冴えていたので、なるほどぉ、です。
他の子もみんなよかったんですけどね、とりあえず、今回はこんな感じで・・・。
いやぁ、すごいな中学生。
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