誰が何と言おうと
今日(金)のサッカースクール。
U-9クラスの子たちの動き、すっごく伸びてると思いません? 見ていてすごく楽しいですよね。
材料が本当に体に入っているんですね、きっと。
どんどん上達しているので、もう楽しく嬉しく。
本当にいいゲームでした。
そして、U-12クラス。
休憩中に、ある子が、「ねえ、ボクの手、いつも右手がポカポカなんだよ」って。あはは、何とも何ともいい感じ。ほのぼの君。
結構厳しめに練習した後でのこのほのぼの感。
ここは本当に面白い。
完全に子どもたちの空間なので、色んなことがごちゃ混ぜなのです。
そして、ゲーム。
ある子が突破。ボールを取ろうとした子の足が引っかかり、転倒。
痛そう!
転倒した子は少し休むことに。
倒してしまった子は、「ごめん、大丈夫・・・?」。
倒れた子は「大丈夫」と答えながらも、大丈夫じゃないでしょ、痛いでしょ・・・。
倒してしまった子は何度も謝って、真剣に謝って、心配そうで、本当に申し訳なさそうで。
いつも冗談を言っている明るい子。その子がずっと申し訳なさそうにしていました。
転倒した子を休ませ、ゲームを再開。
様子を見たら、大丈夫そうだけど、かなり痛いんだ・・・。
でも、大丈夫とのことで。
そして、その子を休ませた状態で休憩。
「休憩ー! 全員、飲み物を飲んできて」と言うと、みんながその転倒して休んだ子のところに行って、「大丈夫?」って。
私は離れたところで次のゲームの準備をしながら、その様子を見ていました。
その子を囲むように、輪ができてる。
みんな、心配してる。
サッカースクールでこういうことは、まずあまりないですよ。
意外だと思うかもしれませんが、本当に、ないですよ。
よく「サッカー(チームスポーツ)をやっていると協調性が身に付きます」とか「仲間をいたわる心が身に付きます」とか、とても浅く、軽く書いている記事がありますけどね、先ほどのような光景は、サッカースクールでは、本当に、そんなにないですよ。
だから、ソラでサッカーをして、その後、違う場でサッカーをした時に、「ソラで当たり前にあったことが、他の場では当たり前ではないのだと知りました」と保護者の方が驚くこともあります。同時に、ここでのサッカーがいかに尊いものであったかということを思う言葉を頂くこともあります。
ここであの子たちがしている当たり前のことは、実はそれぐらい、珍しく、貴重なものでもあるんです。
学年バラバラ、住んでいる地域バラバラ、サッカー経験も技量もバラバラ。
でも、本当につながっている。当たり前のように心配できる。
チームだなぁって思いました。
あの子たちのサッカー、やっぱり私、一番好きです。
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