スポーツクラブかぁ、スポーツクラブねぇ・・・
先日、公園で大人の方が子どもにボールの蹴り方をずっと教えていました。
ずっと教えていたんですけど・・・子どもが蹴れず。
大人の方は一回一回注意したり、指摘したり、声をかけていますが、子どもはその蹴り方ができませんでした。
途中から、大人の方は「学んでよ」と言っていましたが・・・子どもがずっとできなかった理由は、教える側が「なぜできないのか」をわかっていなかったからです。
なぜできないのかをわかっていても、教え方が難しいこともあるでしょうが、その前に、なぜできないのかをわかっていませんでした。
そして、なぜできないのかを見つけることが難しいこともあるのに、なぜなのかを見ようとできていませんでした。
それでは、できるようになるはずがないです。
いくつもの「その教え方は良くない」というものが繰り返されていました。
あれなら、何も言わないで子どもがただやっている方が、やり方を見つけられるでしょうね。
ただ、普段お仕事をしていたら、コーチングの勉強とかする時間もないでしょうし、現場で適切な指導をするのも難しいかもしれませんが。
でも、そういうものを全然わからなくても、子どもを伸ばしたいなとか、できるようにさせてあげたいなとか、子どもの表情を見て、気持ちを考えて接している人の前では、子どもができるようになることもありますからね。
だって、公園で、、子どもと楽しく遊んでいる親御さんのもとで、やっていることがどんどんできるようになる子、いるでしょう?
やっていることを親御さんもできそうにない(「私はできない」と言っていることもある)ことでも、いい感じで楽しんだり、応援したりしていて、子どもができるようになること、ありますからね。
おそらく、先日見た子も、そのような大人の方が付き添っていたら、できるようになっていたんだろうなと思います。
よく見ていたら、他の大人の方も同じように子どもに接していました。なるほど・・・です。
おそらく、ボランティアの方が指導していると思うので、子どもをただ成長させてあげたいと考えている方たちだと思うのですが、こうしたこともあるので、色々と難しいですよね。
団体で練習しているし、入っていくわけにもいかず、ただ様子を見ていましたが、こうした光景は昔も今も、色んなところにあるのでしょう。
偶然、先ほどの光景を見た直後、「実は、(チームの)練習に行くのをヤダと言っていて」という方がいましたが・・・。最初、そういうことは聞いていなくて、ただ、「山口コーチに会いたいと言っている」と聞いていたのですが、最後の方に、「実は、(チームの)練習に行くのをヤダと言っていて」ということでした。話を聞くと、同じようなことが起きていました。
色々な場で、自信をなくしたり、もうヤダとなる子もいるでしょう。
でも、だから、「違うよ」ということがたくさんあるのです。
キミは伸びるんだよ、ということです。
ボールを追って、笑いたまえ。
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