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2022年11月30日 (水)

だから、根本(こんぽん)だ

保育士さん(さんをつけるのは、しっかりと子どもを守ってくれている方がいるから)、しっかりと働いてくれている人がいるのに・・・。
ああ・・・やだ。切り取られた映像を見てわかることはあまりないですけど、それでもわかることもありますもんね。
「温かい雰囲気が緩さにつながったのではないか」って・・・温かさと緩さはまったく別のもの。一緒にしないで頂きたい。温かい、優しいから緩くなるということはない。「優しい」と「緩い」も別のもの。「優しい」から「厳しくなる」こともあれば、「寛容になる」こともある。でも、「緩さ」と「温かさ」はまったく別のもの。
ああ、本当にヤダ。
その子の心があらゆる方向からプラスに向かう「こら」はある。でも、違う思いでそのような行為をする人がいる。結果、本当に優しい思いからそうしたことをしているのに、そうしたことをできなくなる人がきっといる。だから、子どもと普通のコミュニケーションを取れる保育現場が減ってしまうんだ。ああ、ヤダ。
私はソラで、自分が責任者だから普通にペシッとか「こらー!」とやっています。
でも、外の世界で、まったく違う思いでそのようなことをされていれば、ソラでやっていることは、もう誤解されまくりでしょうね。
ここで書いても、このブログを読んでいる人は少数だと思うので、会員さんにも誤解されることもあるのだろうなと思います。
でも、私はたぶん、これからも普通に「こら」とやります。
子どもの頭をコラッとやる時は自分の手をぶっていることが多いので、子どもが「痛くないよー!」と言いますが、そりゃそうだ、ぶっているのは私の手だからね。
でも、たまに、本当に子どもの頭をコラッとやります。それでも痛くないと思いますけど、子どもは本当に弱い力でも痛いと感じることがあるので、痛くないようにするのは結構難しいのです。(力加減、たまにミスりますが。だって、本当に超弱い力でも痛がることがあるので。)
そして、これが真実をよく表していますが、コラッとやられた子は、またやられようと思って、同じこと(私に注意されること)をやります。なので、また、コラッ。
こんなことを繰り返していると、他の子も、「ボクもやって」「ボクもぶって」と言ってきます。
「ぶつか!」と言うと、わざと怒られるようなことをやったり、私をぶってきて仕返しさせようとしたり。
マンガの世界である楽しいこと、アニメの世界である楽しいやりとりをしているだけなので。
子どもって、そういうものを求めている部分ありますからね。あ、こんなことを書くと勝手にそう思っていると思われるかもしれませんが、「いいえ」です、ここでは。
たまに、そのやりとりをすることが目的になっているんじゃないの? というくらいの子もいますからね。
そういう子がスケジュール的に来れなくなる場合もあるのですが、来れなくなると決まった時、子どもは本当に暗い顔をします。目に涙をためる子もいます。だって、いつも楽しくやりとりをしていたから。(そういう時は私も悲しいです。)
そういう子、実は多いんですよ。
きっと、色んな場で、普通のやりとり、心と体を使うやりとりが減っているということもあると思うのですが。
ほんと、そういうものを求めていること、多いです。
U-9クラスなんて、みんなが順番に、わざとぶたれようとすることがあるくらい。「だからぶたないってば!」。
でも、こうしたことも、外から見たり、初めて来た人が見たら、他の場で問題となっていることと同じに見えることもあるんだろうなぁ・・・。
なんて思いながらも、「コラー」が明日もあると思いますが。
ちなみに、こうして「コラー」をする時は、とても頭を使わないとダメです。
その子が逃げる先を考えて、逃げ方を考えて、その子と他の子の安全を確保しなくてはならないので。また、連鎖反応を起こした方がいいケースと起こさない方がいいケースもあるので。
例えば、「この子とあの子を関わらせたいな」と思えば、そうなるように逃げる方向を作るし、「この子があの子に謝る機会を作る必要があるな」と思えば、大ケガが起きないように、「ちょっとの危ない」をわざと作ることもあります。
関わらせないようにする時も同様に頭を使います。
連鎖反応の一例で、「あの子を笑わせたいな」という時も、そのやり方は色々です。すぐに行っても反応を起こしにくい子であれば、回り道も必要です。周りの子から順番に反応を起こさせていって、「次はキミの番だよ」の準備をさせてあげる必要もあるので。
しかも、その「あの子を笑わせたい」の理由も色々なので、それに合った方法を選びます。どんな内容のことで笑わせるのか。
本当に一部分、一場面のことで、その考えの中にある要素の一つをお話ししただけでもこれくらいのことは入っているので、そのすべてはお話しできませんが、これぐらい頭を使う必要があるのです。
しかも、子どもはこちらの想像を超えた行動をとることもあるので、それも考慮しなくてはなりません。
表面上は緩く見えても、温かい場にはこうしたものが奥に流れています。
温かさが緩さにつながるというような、そんなことはないのです。
(たまに頭の働きが冴えず、大いに反省することがありますが。)
ある保育現場のニュースを見て、つい怒りモードになってしまった。
・・・そうだ、ちょっと話を変えて。
私、車の整備で、ある店舗には絶対にお願いしないんです。場所的にはそこが便利なんです。でも、行くたびに嫌な気持ちになるので。
私は「客だから」とか、そんな風には思わないタイプです。でも、本当に、普通に接してもらう中で、とても人に対する気遣いがない、自分のことばかり考えている・・・会話の端々にこちらを軽視・・・そういうものは出ますからね。
そういう店舗があるのです。もう何年もそうで、担当さんが変わってもそうで。おそらくこれは、そのお店の雰囲気ですね。つまり、「長」が、そうした部分を大事にしていないのでしょう。
なので、それとはまったく逆の雰囲気の店舗にお願いしています。ちゃんと、そういう部分を大事にしている店舗もあるので。そうした店舗はスタッフさんが変わってもいい雰囲気。きっとこれも、その場の「長」が、そうした部分を大事にしているからでしょうね。
ということで、私もソラで、大事にすべき部分を大事にしていきたいと思います。

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