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2022年11月12日 (土)

子どもを褒める、叱る・・・「保護者必見! 子どもにNGな聞き方・言い方」・・・じゃなーいこともたーくさん

子どもを褒めたり、注意したりする時に「具体的に言いましょう」というものがありますね。実際、そうでないと正確に伝わらないことがありますし、伝わらないと進む方向が違う方に行ってしまうこともありますよね。なので、具体的に言うことが望ましいケースもたくさんあります。
が、これは、褒める側、注意する側が正確に物事を捉えている場合に効き目が高くなるものだということも覚えておく必要があります。
例えば、サッカーでのコーチングを例に取ると、
子どもがドリブルの練習をしているとしましょう。
そして、他の人にぶつかった場合を想定。
この時、その子がドリブルで他の人にぶつかった原因を、コーチが、「周りを見ていなかったからだな」と判断して、「具体的に言って、改善してあげよう」と思って、
「周りを見よう」と言ったとします。
でも、「周りを見ていなかったからぶつかった」のではなく、「そもそもボールをコントロールできなかった」から「周りを見るどころじゃなかった」とか、周りの状況を(直接は見ていないようにコーチからは見えても)周辺視野で把握していて「わかっていたけどボールをコントロールできなくて」ぶつかったということもあるので。
それなのに、「周りを見よう」と言ったら、改善すべき部分を改善できないこともあります。だって、ボールをコントロールするのもまだ大変なんだから、周りを見ることを意識したら、もっとコントロールは難しくなるので。
このケースでは、具体的に言うのなら、「まずはボールをコントロールをしよう」という言葉がいいかもしれません。(注:実際には、これを言わない方がいいケースが多いのですが、ここでは今回の話をわかりやすくするために、よく現場で見かける例の方がいいと思い、このケースを取り上げてます。言葉かけによっては、それを意識するあまり、他に伸びていた部分を抑制することになったりもしますので。)
また、他の原因である場合もありますよね。
ボールコントロールもできている、周りも見ている、だけど、その直前に、自分が試してみたかった新ワザに挑戦してみた。それで失敗しただけだった。この場合も、「周りを見よう」は適していない声掛けになります。
或いは、わざと他の人に当たるようにやっていた。
それぞれ、具体的にかける言葉は違うものになりますが、今、書いてきたように、見る側の見方や考えで「これがよかったね」「これはこうした方がよかったね」となるので、見る側の見る力がとても重要になります。その結果、物事が反対の方向に進むことも出てきます。

一方、これらの場面で、具体的に言わないで、「ぶつからないように気をつけよう」とか、「気をつけよう」と言ったとします。
「その言い方では何を気をつけたらいいのかわからない」という言い方ですが、本人で、「じゃあ、今はゆっくりやろう」とか「今は新ワザに挑戦する時はより気をつけよう」とか「やっぱりわざと当たるのはよくないな」とか考えて、改善しちゃうことあります。
しかも、このやり方をすれば、その子がその時、何を考えていたのか、どんな気持ちだったのかをより理解することもできます。
その情報が増えて、点が線になっていくと、その子の行動をより理解しやすくなります。また、その子がどのような傾向に今あるのかを理解できることも出てきます。
そして、そして、そのような傾向がわからないと、「きっとこうだろう」と正解のように言ったことが「実は真逆だった」ということも出てきます。
なので、私のコーチング現場でも、実際に具体的に言うことも、具体的に言わないことも、どちらも使います。
ちょうどいい感じで子どもたちに入るように。
具体的に言わなくてもいいことが多いこと、その方が得ることが多いこともたくさんあります。
やはり、最も重要なのは、接する側のもともとの気持ちの部分だと思います。

具体的に言う方がいいケースもたくさんあります。
具体的に言わない方がいいケースもたくさんあります。
おそらく、学校やチーム、スクールなどでも、良い指導現場では、どちらか一方の言い方ということはあまりないと思います。
こうしたことは、ケースバイケース。トライアンドエラーの連続です。普段からお子さんの表情をよく見ていたり、よく考えたり・・・支えたい、守りたい、伸ばしたい・・・その部分が、より大切だと思います。
とりあえずですね、「これが正解」とか「これはNG」に引っ張られすぎないように・・・。

※実際にはスクールでは何人もの子が同時に動いているので、同時に何人にも働きかけられるようにしたり、瞬間的に一人だけへの働きかけになるようにしたり、言葉やタイミング、言い方を考える必要があります。また、共通的な要素と個別の要素、また、それまでの流れを把握していないと難しい部分もあります。こうしたことから働きかけを行っているので、私の頭の中にあることは見えにくいことがあるとも思います。なので、働きかけも、見ていても「???」となることもあると思いますので、ここに書いたことはイメージしにくいかもしれませんが・・・。すみません。ただ、実際にどちらも使っていますが、「なんでソラでは伸びるのだろう」と思われることも多いので、そのようなことからも、状況によって、どちらもあり! ということなのだと思います。
※この前あった、面白いこと。
年長さんが私のところにやってきて、
「あのね」と話しながら、口と鼻のあたりを腕で覆いました。
「え?! コロナが流行っていることを意識して、口を覆ったのかな? それとも、畑の肥料の匂いとかが気になるのかな? それとも、何か見せたくないものでもあるのかな?」と思ったのですが、
ちょっと間をあけて、腕をどけながら、
「歯が抜けたよ!」でしたー!
あはは、そうだったかー! 私の予想、大外れー!(シンキングタイムが短かったからだー、と言い訳する私は小さな人間)
それであんな顔をしていたのかー!
まじめな顔だったから、どんなことかと思ったら、歯を見せる前のギャップ作りだったかー!
まんまとやられた。
顔を見て、内容によっては、「今は大丈夫だよ」とか「気になるよね」とか「平気だよ」とか・・・どういう風に話そうかと思っていたのですが、よかったぁ、何も言わないで。
「腕をどかして平気だよ」って言っちゃってたら、歯が抜けている様子を見た時の驚きが少し減るところだった(''◇'')ゞ
危ない危ない。
これぐらい、その子のその時の行動には、色んな理由がある可能性があるんですよね。
そういえば、その日は、その子が車から降りてコートの方に来る時に、すぐに完全に目があってしまい、その子が隠れながら来て驚かそうとするのを止めてしまったから、これでちょうどバランスが取れた取れた、でした。
よく、隠れながら来ようとする子がいるのですが、安全を意識してコートに立っているので、視界とかには気につけていまして。なので、ミニミニ忍者君の姿がどうしても目に入り、目を移すタイミングをうっかりミスすると、目が合ってしまい「あっ・・・」。子どもも隠れようとしたのが見つかって「あっ」ですが、私も見つけたのがばれてしまい「あっ」となっています・・・。
◆サッカースクールのソラ 千葉で開催中*代表山口武史
TEL 042-534-3766
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※ここ数年、時間的に難しいため、レポートは更新していません。プチレポートのような形でちょっとだけ報告することがありますが、どんなレッスンなのか、ご感想などをよく確認したい場合は、数年前のレポートをご覧頂けるとおわかりになると思います。
=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年。
1997年  クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年  クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年  クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年  クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年  高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年  サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年  サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。

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