サッカースクールが始まる前に、ケラケラ君がクライフターン
今日(木)の年中さん、年長さんのサッカースクール。
練習が始まる前に、まさに「お手本」のようなクライフターンを決めた子がいました。
なんて書くと、「ザ・サッカートレーニング」みたいなことをやっている子たちを想像するかもしれませんが、いーえいえ。
スクール前に遊んでいた子が、本当に見事なクライフターンをやったんですけどね、本当にキレイで、スムーズで、「それ、クライフがあの時やった動きとまったく同じじゃーん」っていうくらいかっこよくやっていて。
もちろん、本人は無意識です。クライフのことなんて知りません。
柔らかい棒で遊ぶ、ラグビーボールで遊ぶ、ボールの詰まったネットに車に乗るように乗って遊ぶ、それと同じようにサッカーボールで遊ぶ、遊びながら対決になる、「とってごらーん」「ケラケラケラー」。こんな風に遊んでいる時にやっていたのです。相手との位置、関係、使い方、すご~くいい感じ。
見た瞬間、「うわっ、キレイすぎ! うますぎっ!」って思って、笑っちゃいました。だって、ちょうど先週、自分でクライフターンをやったのを撮ったところだったので。(もっと詳しくやろうと思って、撮りなおすことにはしたのですが。)その時にクライフがやっていたクライフターンを思い出したりもしていたのですが、それをその子が「そのままじゃーん」っていう感じでやったので。
ちょうど保護者の方が近くにいたので、「今の見ました?」って言って、クライフターンを説明しようと思ったら、「私も今、見てましたー! なんかすごくかっこいいと思って、驚いちゃいましたー!」でした。
ちょうど見ていてくれてよかったです!
「あれ、クライフターンっていうのと同じなんですよー!」。
教えなくても自然にできる動きがあること、だから、教えない方がよいこともたくさんあること、教え方に気をつけた方がよいこと、選手がやると「すごい」と言われるような動きをここで楽しそうにサッカーをしている子たちが自然にやっていることがあること・・・などなどを、私が保護者の方にお話しすることがあります。この方にもちょくちょくお話しさせて頂いていたので、「本当にそうなんですねー!!」と驚いていらっしゃいました。
そうなのです。
だから、いかに材料を入れてあげるかが大事なのです。材料さえいい感じで入れてあげれば、です。
このあたりのことが指導現場でも誤解されていることが多いですけどね、それから、材料を入れることがわかっている場合でも、「材料」の理解に誤解が多いこともありまして、それで誤解の多い練習の中で、「ボクはサッカーがヘタだ」と思ったり、「ボクはサッカーできない」って思っちゃう子もいますけど・・・「それは違うよ」(キミはちょうどいい練習をしてればどんどん伸びるよ)ということです。
ちょっと合っていない練習をしていた子は、ここに来る前に、すでに運動を嫌いになってしまっていたり、ボールを使うことを嫌いになってしまっていたりする子もいるのですが、自然にやっていれば、そんな苦手意識を持つことなく、どんどん伸びていきます。さっきの子のように。
ちなみにちなみに、クライフターンを決めた子は、数分前までネットに入ったボールを
「( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \」と言いながら引っ張って遊んでいました。
もう、論より証拠のクライフ君なのでした。
こういうことがありまくりなので、あんな感じの雰囲気で、なんじゃこりゃ練習を私はずっとやっているのであります。効き目、実は大なので♪
あんなに楽しそうに、ボールを追いながら、本当にたくさんの力をつけています、あの子たち。
いい感じですよー!
◆サッカースクールのソラ 千葉で開催中*代表山口武史
TEL 042-534-3766
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※ここ数年、時間的に難しいため、レポートは更新していません。プチレポートのような形でちょっとだけ報告することがありますが、どんなレッスンなのか、ご感想などをよく確認したい場合は、数年前のレポートをご覧頂けるとおわかりになると思います。
=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年。
1997年 クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年 クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年 クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年 クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年 高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年 サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年 サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。
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