伸びる方向に躍動せよ
おおおおおー。
昨日の低学年クラスには、良さを取り戻した子が。そうそう、素早くどんどんゴールの方へ行くドリブル。もともとそういう動きをできていたんですけど、それが1~2年減ってきていたので。これは、色々と「後で覚えればいいこと」や「まだ考えや体にあっていない段階のこと」を覚えてしまうと起きてしまう、「あるある」です。ただ、一般的に気づかれていない「あるある」です。
私は個人レッスンで色々な環境下で練習する子、傾向、結果的に伸びが抑えられてしまうケースをたくさん見ていますので(それで、困ってしまいご依頼されることが多い)、客観的にもそれを確認できますが、困る状況になるまで気づかれないことの方が多いです。たまに、困っていても気づかれないことがあります。
ただ、これは本当に、今、はっきりと表れている現象です。(今と書きましたが、10年以上表れ続けている現象です。)
わかりやすかったのは、先週の練習。
低学年の子たちのゲームで、チームに所属していない子(学年は下)とチームに所属している子(学年は上)に明らかに違いが出ました。
チームに所属している子はなかなかボールを取られない。でも、抜きに行けない。
チームに所属していない子は、どんどんゴールに向かう。それで取られることもある。
ぱっと見はボールを取られない子が上手に見えるし、上手になるように見えますが、実は逆。
この時、よいプレーをしていたのは、チームに所属していない子です。
そして、こうした技術面のことだけでなく、チャレンジをするかどうかという面から見ても、どちらがチャレンジをしているのかは明らか。
失敗を気にして挑戦に行けないことは今の年代ではもったいなさすぎるのですが、そうしたことも起きてしまう。
または、挑戦をする時に、先ほど書いた、「後で覚えればいいこと」や「まだ考えや体にあっていない段階のこと」を多用する。
これも、実は失敗を気にしての要素も多いのです。
こうしたマイナス面をどうやっていくか。
ただ、ここをなくせば、昨日の子のように、とてもいい動き、とても伸びるプレーをしていけます。
いつもよりボールを取られることもありましたが、昨日の動きは本当に良かったです。
どうか、一般的な環境の中での評価に振り回される、伸びるプレー。心が素直に躍動するプレー、動きをたくさん経験してほしいと思います。
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