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2022年10月21日 (金)

サッカースクールで泣きそうなのは・・・

*千葉で開校中のサッカースクール・ソラには、今日も四街道など市外からも子どもがウヒャヒャと来ています♪
本当は、火曜日の高学年の子のことを書こうかと思っていたのですが・・・それは、またいつか・・・にしますね。
何故なら、昨日、それとは別のことで、触れておきたいことがあったので。
昨日の高学年クラスには、約半年ぶりに復帰した子がいました。
先に書いておきますね。大病を患ったということではありませんよ。
結果的に、長く休むことになってしまったんです。
昨日、コートに入ってから少しして、「ああ・・・泣きそう」と言いました。
お休みの期間が長くなってしまったから、知っている子ばかりではなく、知らない人もいるだろうし、色んな緊張もあるだろうし。
泣きそう・・・
「なんで?」と私は聞きました。
そうしたら、
「ここに戻って来れて、嬉しくて」。
そう言って、目に少し涙をためました。
やばい、予想と違った、不意をつかれた。
これからスクールで。他にも色々と様子を見なくてはならない子がいて、私がやられちゃイカンのです。どうしよう。
私もとても嬉しかったですが、もう、「うわー、もう、ありがとー!」にしました。でも、そんな明るく言えないくらい、深く、大きく、ずっしりと嬉しかったです。
練習中も、「そう、こんな感じ。ああ、戻ってきた・・・」って。ここに戻ってきたこと、ここの練習、空間の感覚を感じて、しみじみ言って、こら、また涙が少したまってるじゃないか。
この子は、サッカーを本格的にはやっていません。だからサッカーは上手じゃありません。こんな風にブログで書いたら、この子のことがかわいそうじゃんと思う人がいるかもしれませんが、私は全然かわいそうではないので書きます。サッカーの上手さだけでかわいそうとか決めたら、この子の99.9%の良さを見ることも知ることもできませんから。もちろん、この子には、自分のさらなる力を知ってほしいので、上達して自分が成長できることをもっと知ってほしいから、上手になってほしいと思います。でも、サッカーが上手にできないことが「いけなこと」なんてことはまったくないので。
サッカースクールだって、それは同じなので。(あ、ソラの場合は、です。私はそう思ってソラをやっています。)
サッカースクールだから、サッカーをたくさんやっている子も来ています。この子より上手な子がたくさんいます。
この子も、それはわかっています。
でも、そんなこの子が、ここでのサッカーに戻って来たかった。
「ここのことは一日も忘れたことはないよ」とも言っていました。
こう思えるのは、この子がここでやってきた、周りの子との関わりがあったからだと思います。この子が自分から存在しようとして、他の子がそれぞれに存在を受け入れて、この子が他の子の存在を受け入れて。お互いに関わってきたからです。
日本にいくつあるかな、こんなスクール。あ、これはスクールの自慢みたいになっちゃってますが、「子どもたちが」こうしたものを作り上げているスクール、という意味です。
サッカーが一番好きでなくても、いいんです。
「サッカーが一番好きじゃないのなら、来なければいいのに」というような言動があった時には、私はここで子どもたちに話をします。
サッカーが一番好きではないのにここに来ているのはなぜだろう。自分より周りの子の方が上手なのに、同じ場で一緒に練習することって、どれぐらいの気持ちがいるのだろう。
サッカーが一番好きなわけではなくても、もっと好きでいるべきことを好きで、普通にしているようだけど実はとてもキツイ時もあって、そこにいるだけで挑戦だということもあって。
そんなに優しく、強い子、いいじゃないか、すごいじゃないか。
もちろん、サッカーへの気持ちでは、他の子の方がすごいところもあると思います。それはそれで、すごいこと。けど。もっと大事な部分、ありますもんね。(と、私は思っています。)
ソラの場合、こうしたことを理解していく子は経験に関わらずどんどん伸びていきます。経験が長く技術が高い子が、自分より経験が短い子やまだ技術のついてきていない子と一緒に練習しても、さらに技術を伸ばしていけます。また、自分より技術の高い子と練習している子も伸びていきます。一般的には、この部分ばかり強調され、自分より上手な相手と練習する方が上達すると考えられがちですが、そんな大人の常識、ここの子たちは平気で越えていきます。先ほど書いたようなことを理解すれば、双方にプラスの影響を与えることができるからです。
もちろん、それぞれの子が、ここにいる時に、自分の力を発揮しないような、友達の力を発揮させないような存在の仕方をしていたら、それは違います。それぞれの存在がもったいない。だから注意します。ですが、そうじゃない場合は、絶対に、本人にとっても、周りの子にとっても、とても大切な存在となります。
もちろんもちろんもちろん、存在の掛け合わせで、とてつもなく成長するし、サッカーもとてつもなく上達します。
それを表しているのが、昨日のサッカーでした。
ゲームでのプレー、みんな、すごいでしょう?
あの速さで、とっさにあんなに動ける子や動けるサッカー、そんなにないですよ。
大人みたいに動く、大人のようなテンポで行われている(大人のテンポだと誤って捉えて行われている)サッカーは多いですけど、それとは違い、まさに、今、伸びるところがどんどん伸びるサッカー。
プレーだけでなく、言葉を発しようというところにだって、挑戦があるし。いたるところに挑戦だらけ。そこにある関り。
こんなにそれぞれの子の存在がプラスに関りあって、子どもたちが伸びていく場について、「他にはない。あるわけがない」とまでおしゃって下さった方がいらっしゃいましたが・・・昨日、私も思いました。復帰した子の様子を見て。
そういえば、みんなを集めて、この子の話をした時に、斜め後ろに座っていた子もちょっと目に涙をためていました。
そして、スクール後、復帰した子の保護者の方に様子をお伝えしたら、保護者の方も。その時、子どもを見ると、私に背を向けて上を向いていました。もう、また泣いてる。親子だ、親子。
それぞれのお家で大事にしているものは違うでしょうし、色んな思いでここに来ている子もいるでしょう。
ただ、できる限り、ここでこうした空間を作っていきたいと思います。
そのためにはスクールをまだまだ発展させなくてはならないので、ぜひ、応援をよろしくお願いします!
サッカースクールのソラ千葉で開催中
TEL 042-534-3766
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※ここ数年、時間的に難しいため、レポートは更新していません。プチレポートのような形でちょっとだけ報告することがありますが、どんなレッスンなのか、ご感想などをよく確認したい場合は、数年前のレポートをご覧頂けるとおわかりになると思います。
=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年。
1997年  クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年  クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年  クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年  クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年  高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年  サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年  サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。

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