自然現象
*千葉市内だけでなく四街道・佐倉・八千代・船橋の子も在籍するサッカースクールソラのブログです。
公園で同じような光景を続けて見まして。
ある公園で、小さな子がサッカーの練習。
一人の子は、自分だけで練習していて、公園内のちょっと坂になったところを使って遊んでいました。坂の上に蹴ると戻ってくるので、ずっとそれで遊んでいるのですが、坂の途中で引っかかったり、思うように戻って来ないこともあったりして。
そのたびに、「あれ~?」とか言いながらずっと同じことをやって遊んでいました。
もう一人の子は、大人の方が教えてあげていて、子どもが自由に蹴りだすと、いわゆる「正しい」と言われるようなやり方を教えてあげて、練習をする方向に持っていっていました。
子どもを否定するような言い方はしていませんでしたが、自由に動きだすたびに止めて、「こうやるんだよ」と。そして、ある程度練習し、「もうやらない」と子どもが言って帰っていきました。
一人で遊んでいた子は、まだ蹴って遊んでいました。ちなみに・・・遊びながらとても良い動きを吸収していましたね。
違う日、他の2人の子。また、小さな子。
一人の子は、柔らかいゴムのポンポンとはずむボールを蹴って遊んでいました。
「蹴って遊ぶ」をひたすら繰り返しています。軽いボールで、色んなところに行っちゃうので、その度に取りに行って戻って、戻って、またポーン。
もう一人の子は、大人の方が教えているようで。蹴るたびに、「ここを狙うんだよ」。「ここに蹴ると入るんだよ」「こういう時に蹴るんだよ」と細かく教えてあげていました。それができると「ほら、こうやったらうまくいくじゃん」と教えてあげて、それをずっと繰り返していました。何回か「うまくいくじゃん」を繰り返した後、子どもが「もうやらない」と言ってそこから離れ、帰っていきました。
ゴムボールで遊んでいる子は、地面に線を引いたりして、なんかどんどん遊びを発展させています。
まだまだやりそうだ(・∀・)
また、違う日はバスケで同じような光景を見ました。
色々な発達から考えて・・・これらは自然現象かな・・・?
あ! 先ほど書いたケースでは、他の時間のやりとりを私は知らないので、教えていたから悪いということは言えません。なんで教えてあげようと思ったのかも私は知らないし。
それに、「本人の考えを尊重して」でも、その本人がとてももったいない考えをしているためにもったいない方向に行く様子もよく見るので。(逆に、こうした時に保護者の方が教えてあげて良い方向に行く様子もよく見るので。)
自由にさせてあげる、教えてあげる、自由にできる、教えてもらう、
どれがいいとか悪いとかではなくて。
どちらも必要だと個人的には考えています。
今回のこととはちょっと離れて考えても、見守るのと働きかけるのと、タイミングや方法は大切ですね。
状況やそれまでの過程から考えて、どっちが適切なんだろう、ということは、頭に入れつつ、見守る、働きかける、ということが必要なんでしょうね。働きかけ方にも色々と方法がありますしね。
ずっと自由にやっている子は、きっと途中で、教えてもらう必要があることや助けてもらう必要があることも出てくるでしょう。
教えてもらってばかりいた子には、自由にやる時の楽しさや嬉しさを知る機会も必要でしょうし。
よく、色々なご相談を頂きますが、ここ数年で私が感じていることは、勉強や遊び、スポーツの環境自体が大きく昔とは変わっているので、本当に状況や環境に応じて様子を見る必要があるということです。
似たように見える場、同じ種類の場でも、そこにあるもの、そこにいる人、そこまでの背景など、みんな違いますもんね。その違いが、とても大きくなっていると思うので。
その場を見ないで、知らないで見守ったり、働きかけたりしても、難しい部分があると感じています。
また、これも同じくここ数年で強く感じていますが、やはり、すべき挑戦をするかどうかは大切なポイントですね。
すべき挑戦というのは、大きなこと、という意味ではなくて、その子にとって大切な挑戦という意味です。
普段のスクールでわちゃわちゃ、ウキャウキャと子どもたちはやっていますが、あの中にもたくさん詰まっているようなもので。実はあんなに楽しそうですが、あの場は必要な挑戦の集合体なのです。
・・・
色々とご相談いただくことが多いので、ちょっとだけ書かせて頂きました(;・∀・)
***話の幅が広がってしまったので、とりあえず、後半のことは置いておいて、前半のことだけに絞って・・・難しい話はさておき、何かやるたびに「正しいのはこれ」と直されてしまったら・・・もうやれない、出せない・・・となることもあるでしょう。
つまりは自分を表現することなので、サッカーやスポーツだけに限らないでしょうけどね('◇')ゞ
という今日のブログとは関係ないのですが、偶然というかなんというか、小学生クラスの今週と来週のスクールのテーマは、「できなくてもキミたちはすごいのだよー」というテーマになっています。
これは、私が「やっぱり最初に知っておいてほしいこと」だと思って決めたテーマです。
なのに、今日は雨かぁ・・・。
やめー(; ・`д・´)
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=スクール責任者指導歴=
◆プロコーチ歴20年。
1997年 クーバー・コーチングサッカースクール浦和校 サブマスター
1998年 クーバー・コーチングサッカースクールあざみ野校スクールマスター
1999年 クーバー・コーチングサッカースクール相模原校スクールマスター
2000年 クーバー・コーチングサッカースクール世田谷校スクールマスター
1997〜2002年 クーバー・コーチングジャパン 指導者講習会担当スタッフ
2002年 高木琢也主宰サッカースクール責任者
2003年 サッカースクールa 千葉北スカイランド校スクール責任者
2005年 サッカースクール「ソラ」を立ち上げ(現在に至る)
*Jリーグ所属のチームからお話を頂きましたがソラでずっとコーチをしています。
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