コーチなので
今日(水)も、伸び伸びで、伸びまくりの子たちでした。
一人一人が伸びる場は色んなところにあるでしょう。
ただ、ここは・・・特等席。
本当に、それぞれの子の伸びが、バンバン目に入ってくるし、体感できる。いい空間です。
ところで、いつのことかは書きませんが、子どもが車を降りて、コートに向かう段階で、その子の状況がなんとなくわかることもあります。
コートの中に入って、最初の数秒で、それが確かだと確信できることもあります。(その時だけの様子で判断するわけではなく、日頃のスクールでの様々な経緯を踏まえてのことです。)
少し前もそんなことがありました。
まだ覚えなくても良いことを一生懸命練習する・・・まあ、やっている様子はスクールのルール上(掲示している約束)はダメなんですけどね。
本当は違う部分をめいっぱい伸ばした方がよく(その子には他にとても良い特徴もあるし)、その子が必死になって練習していることはまだ身につけなくてもいいことなのですが、そこにずっと固執しているので、ギリギリの判断で、今は注意をするのをやめておいてあげようと。動きを繰り返させておいてあげようと。(その子の状況を考えた上でのギリギリの判断です。)
なので、見ないでおきました。
やっていることについてはこれまでに何度も「ダメだよ」と言ってきていますし、「今は違うことを覚えた方がいいよ」ということも何度も話してきましたが、それがこんなに繰り返されているのは、(ケースにもよりますが)普段の(ここ以外での)サッカー環境内に流れているものが変わっていないということの表れで。その子に責任があるわけではないので。
なので、この時は運動を繰り返させた後にきちんと注意をすることにしました。
今のその子にとっては、それが適した形なので。
あ、「見ないでおきました」と書いていますが、何もしていないわけではなく、足音は聞いています。あいまに聞こえる足音からも色んなことを把握、判断しているわけです。ちなみに、この時は、足音からも(やっていることとは別に)もったいない動きになってしまっていることがわかりました。が、一瞬、「それはいい」という足音に変わったので見てみたら、その時だけ、他の子がそこに来ていたのでした・・・。(お前の足音かぁ!)
こんな感じで、何もやっていないような、見ていないような時でもコート内の子どもの動きの把握には神経を使っています。
これを10年、20年やってきていますから、そりゃ、子どもたちがやっている良いことについても、目に入ってくる入り方はすごいもので・・・・。
今日(水)はすごかった・・・伸びがバンバン、でしたー!
*先ほど書いたような感じでそれぞれの子の状況、様子を見ているので、同じように見えることに対する注意の仕方がその時々で違うこともあります。
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