置いてけぼり
*千葉のサッカースクールソラのブログです。(四街道、佐倉、八千代の子もたくさん。)
金曜日、U-9クラスは、いつも通りの「ちょっとない空間」でした。
へんな表現ですが・・・いるたびに、楽しい。コーチなので楽しんでいる場合ではないのですし、それぞれの子を伸ばそうとやりとりをしているのですが・・・楽しいし、面白すぎる。
ゆるいようで、ゆっくりなようで、実は忙しく動いているものもあって。あの子たちの気持ちは穏やかだけどスピードもあって、とても速く回転しているのです。
でも、絶対に一生懸命にやってないように見えますよね、ふざけているように見えますよねー! ゆるすぎますよねー・・・。でも、本当に、奥にあるものが温かく、大切なものはしっかりと動いているので、私は「いい」って思ってしまうんですよね・・・。
あの空間を理解して下さる保護者の皆さん、あの空間を見守って下さる保護者の皆さんに、本当に感謝しています。ありがとうございます。
それにしても、ゆるいようで、本当に頭が働いている子たちなので、今日は一瞬、私は置いてけぼりをくいました。
Aという言葉に対して、すぐにBとCという言葉(+行動)が出てきて。
私に誰かがAと言い、直後にBと言う子とCと言う子。これがほぼ同時だったので、Aに対してBとCが同時に来たのかと思って、「どういうことだ?」と思ったら、Aに対してB(ここまでつながりあり)があり、それをはさんでのCだったのです。
速すぎて理解に数秒かかってしまった・・・「あ、こういうことだったの?」と思った時にはもう場面が変わっていまして。
ところで、A、B、C・・・どういう言葉だったのか・・・もう思い出せないんですけどー。こんなことあります? でも、あの子たち、こういうことが多すぎて、本当に記憶がどんどん上書きされちゃうんですー。
ほんと、頭使ってるんですよね、あの子たち。
こういう状態なので、ゲームでも、間違って相手の足を蹴ってしまったり、転ばせてしまったりすると、「ごめん!」「大丈夫!?」「平気!?」がすぐに出ます。誰かにボールをぶつけても、同じように出ます。しかも、複数の子から同時に。
ルーズな場ではこうしたことはありません。なので、あの子たちがいかに頭と体と心をめいっぱい動かしているのかということなのです。
そして、当然、こうした場では動きはより良くなっていきます。(まったく逆に理解されていることもありますが、いいえ、本当に良くなるんですよ。)それから、強くもなっていきます。(これも、まったく逆に理解されていることもありますが、いいえ、です。)
本人たちは、ふざけているだけのつもりだったり、楽しんでいるだけのつもりだったりするのかもしれませんが。
すごいんだなぁ、本当に。
U-12クラスもとても良かったのですが、こちらについてはまた今度書きますねー。
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