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ゴーグルから涙が

昨日のU-12クラス。昨日までしか来ることができない子がいまして。本当は、もっと前にそうなるはずだったのですが、どうしても子供がギリギリまでやりたいということで、昨日まで来ることになったんです。
その子は「サッカーが一番好き」というわけではありません。それでも、ずっと、ここに来ていました。
「サッカーが一番好き」という子ばかりのスクールやチームもあると思いますが、ソラは違います。それでも、「サッカーが一番好き」という子たちだけが集まるところを超える成長をできるのが、ここの子たちです。不思議だと思うかもしれませんが、私的には当然です。説明できますが、ここでは控えます。もちろん、そうなるために必要な力がそれぞれの子に必要ですが、そういう力がここの子たちにはあるので。
ただ、昨日はその力を使っていない子たち、使っていない様子がありましたね。
もともと、6年生は小学校での卒業も控える時期で、気持ちがふわふわそわそわしてしまう時期でもあります。また、精神的にも大人と子供の間の、ちょうど不安定になる時期でもあります。が・・・先ほど書いたような力があるのに、それを使わない、使えない、そして、それに自分でも気づいていないのは、もったいなさすぎで。
ああ、この子が最後なのにな・・・と思っていましたが、6年生がそういう時期なら・・・ということで、やりました、5年生。
ゲーム、残り1分を切り、もうこれ以上は延ばせないよ・・・の時に、もう来れなくなる子が強い声ではっきりと呼んで、そこに一生懸命パスをした5年生。パスはカットされましたが、その、本当の声が出たこと、そして、本当の気持ちのパスが出たこと、これが大きなことで。なので、その直後、(もう来れなくなる子が)相手のボールをカットして。カットというか、守ろうとして頑張ったら、相手の蹴ったボールがモモにバチンと当たったんですけどね。いつもなら、こういう時、「痛ーい」と言って座ったり、痛さを紛らわすためにどこかに走っていくのですが・・・昨日はそこで耐え、すぐにシュートしました。シュートは外れましたが、その前のパスがあったからこそのプレーだなと思いました。
よかったね。
実は、昨日は、その子は来て早々に、(もう来れなくなるけど)「たまに挨拶に来たいな」って私に言っていたんです。その子は、ここの空間がそれぐらい好きで。ここに来ている子たちとのやりとりがそれぐらい好きでいたんです。
だから、最後はそれをちゃんと持って帰ってほしいなと思っていたので。
ゲームの最後のプレーで、シュートは外れたけど、持ち帰れるね、と思い、終了。
最後に、少し、その子の話をしている時、その子は涙がどんどん出てきて。こらえていたけど、出てきて。ゴーグルを外してぬぐわなきゃならないくらい、涙は溢れてきて。
そういう時間を過ごせて良かったね。
その後、コートの外に出て、本当にさようならの時、まだ涙は止まらず。そばに、その子にさよならを言おうと思って何人かの子が待っていて。ありがとうね、みんな。
そして、待っていた子が「じゃあね」を順に言って帰った後、まだ一人、いる・・・。
ゲームの最後に、パスをした子。パスをカットされちゃった子です。
そばで待っていて、でも、泣いている子を見て、その子も泣いちゃいました。「なんか、ダメだ。泣いてるからさ、涙が出て来ちゃう」って。それを何度か言って、「じゃあね」を言える状態ではないから、その子は涙を見せないように、背中を向けたまま「じゃあね」で。それがその子の精一杯。
ありがとうね、キミのおかげで、本当に、その子にとっていい日になりました。
普段、ふざけて怒られちゃう子だって、こういう気持ちがここの子たちにはあって。こういう力がここの子たちにはあって。
今、ちょっと崩れた6年生も、そういう力はちゃんとあって。
だから、来れなくなっちゃう子も、6年生も、5年生も、4年生も、もちろん、低学年の子も年中さんも年長さんも、中学生の子も、・・・さあ、これから、みんなー・・・すすめー!

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