プライベートレッスンレポートΣ(ﾟ□ﾟ(ﾟ□ﾟ*)

プライベートレッスンレポートです。

最初に申し上げます。今回は、残念な結果に～！

「残念」と書くと、この子が「伸びなかった」とか「伸びない」ように思われてしまうかもしれませんが、そういうことではありません。

この子は伸びるところがたくさんありますし、実際、今の状態でもかなりいい部分があります。ただ、それを私が親御さんに伝えきること、ご理解頂くことができなかったという部分が残念で。

子供に責任があるのでもなく、親御さんに責任があるのでもなく、私の伝え方、説明の仕方でしょうね・・・。

レッスンの後半、親御さんは、「目に見える効果がなかったので・・・」とがっかりした様子でした。

こう感じることが間違っているとは思いません。どのように思われるか、それは人それぞれでいいと思います。ですが、ご依頼下さった方に対して、がっかりさせてしまったことは申し訳なく思います。

ただ、最初に書きましたが、この子は、「結構イイ感じ」でした。（←これは自己弁護ではありません。この子の「結構イイ感じ」な部分は練習した部分ではなく、親御さんとの練習で元々養っていた部分です。）

目に見える効果がなかったと感じられたのなら、それは本当に申し訳ないですが、私の目には、レッスン中にすでに良い変化やこの子の良い部分がたくさん映っていたので、親御さんがそう感じているとは思いませんでした・・・。（それぐらいですね、ちゃんと、この子に良いところがあることは出ていたんです・・・。それを十分に説明したつもりでしたが、ご理解頂けるところまで至っていなかったのでしょう。私の説明の仕方が良くなかったんでしょうね・・・。説明もよく聞いて下さっていただけに残念です。）

これまでも何度もお話ししていますが、レッスンの効果を考える時、一回で一つの技術を上達させることよりも、こうして良い部分があることを十分にお話しすることの方が、その後の成長にとって重要だと私は考えています。それは、誤解が生まれやすい環境の中で起きている現象をより正しく見ることができないと、誤った方法での練習をたくさんしてしまうことや体に合っていない練習をしてしまうこともあるからです。また、そのままでよい部分を修正してしまったり、逆に、改善した方がよい部分をそのままにしてしまったりすることもあるからです。こうした考えなので、そこをうまく伝えられなかった今回は、残念～な感じのレッスンになってしまいましたが・・・。

個人レッスンではたくさん褒めて頂くレポートが多いので、こうしたご感想を持たれる方がいる可能性があることもお伝えした方がいいかなと思いまして、紹介させて頂きました。（お父さん、お母さん、お二人ともとても良い方でしたよ。お二人のやりとりもバランスよく、子供にとっていいのでしょうね。）

それから・・・私は今回のレッスン、実はとても楽しかったです。

だって、子供がずっとニコニコ、ピコピコしているんですもん。ゴムまりのような子？　おまんじゅうみたいなホカホカ感？　すごくいい感じだなって思って見ていました。

レッスン中の１対１の時、私は主に子供の顔を見て対応をしています。ボールはほとんど見ていません。優先順位的には、それが最優先。抜き方とかは、その後です。

最初の１対１の時、この子は楽しそうで。だから、気持ちの部分は心配なく、じゃあ、楽しみながら、どんなことをしているんだろう？　と見ていけるわけです。

そして、今回は、そこにちょっとアプローチを。

後半の１対１では、顔は最初のまま。でも、ドリブルの仕方が全然違いました。

最初の１対１では、10回中10回＊＊＊＊＊＊＊のが、後半の１対１では××××になっていました。この考えの変化は、実は大きいんです。

しかも、最初の１対１では出ていなかった「ケラケラ・キャキャキャ」の笑い声が、後半の１対１では出ていました。私としては、この声が出た瞬間が今日の動き、プレーのMAX状態だったと思います。楽しそうで本当に良かったです。頭と体のバランスがすごくいい状態。

こうなった後に、今日の内容を反復してもらえたら、動きはかなり変わるんです。

なので、あとは騙されたと思って反復を～。今日の表情でできますように。

申し訳なかったと思いつつも、とても楽しい親御さんと子供なので、絶対に伸びますーと思った今日のレッスンでした。

ありがとうございました！

こうした、自然にボールを追う子がイキイキできるサッカーがたくさんありますように。


（補足～）

後日、リピートのご依頼を頂いていまーす！　そして、

そのリピート中に、さらに追加でレッスンのご依頼を頂いています(v^ー゜)