予想できる予想できない一年後
昨日のU-12クラス。
ゲームを途中で止め、再開。6年生にボールを渡し、再開したのですが、再開後のワンプレーでロングシュートを打つ&決める子。
あのね、途中で止めた場面、再開時の状況、空間の流れから、そのプレーはノーでしょう?
まったくヤレヤレ。なので、「あいつはあんなヤツだぞ~」と大きな声で言ってやりましたー。
すると、二へへ顔のその子。この二へへ顔で、さっきのプレーの意味合いがちょっと変わります。
すると、その6年生に「コノヤロー」と言って飛びかかっていった、相手チームの5年生。
「コノヤロー」は嬉しそうで。じゃれるようにバシャバシャと6年生を攻撃していました。
この5年生は、先ほどのようなプレーをされると、すごく怒ることのある子、ムキになることがある子。さっきも、そうなってもおかしくなかったのです。だから、私は、ロングシュートが決まった後の、この子の様子も楽しみでした。
そうしたら、6年生の子に、仲がいいからできる、仲がよくなりたいからできる飛びつきでしょう?
もう、すごいなぁ、いいなぁって思いました。
一年前、この子たちの仲は、「あいつ嫌い」「あいつムカつく」でした。結構、マジの、お互いに「嫌う」でした。でも、時間をかけて、相手をお互いに理解してきました。すでに、お互いのことをよく理解し合う関係にはなっていましたが、昨日のその場面は、さらにその先の気持ちがあって、なんか、すごく良かったです。
一年前の2人からは、予想できない、今の様子。でも、予想できないところまで子供たちが成長しあっていくことを、一年前から予想できる、ここの子たちの良さ。
いいでしょう、みんな。
他の子たちも、それぞれに、成長しています。