2歩下がって10歩進むね
昨日のU-12クラスは・・・前回、(違う曜日で)2歩下がった子たちが・・・すごすぎ!
3歩進んで2歩下がり、その後、10歩進んじゃいましたー。
あんなに進むんですよね。
でも、面白かったのはスクールへの来かた。
一人目は、コートに入る様子から、ちゃんと前回の話を理解していたことがよくわかります。私の方を見ず、気まずそうに、そっとコートの中に入って行きました。私の「オース」にも答えず。声をかけられたことに気付いていても答えないのか、聞こえていないから答えないのか、どちらなのかわからないのですが、横顔から、前の話の内容を十分に理解してきたことがわかりました。
(こういう時のコートへの来かたは、子供たちそれぞれです。)
そして、その後、登場した子たち(2人組)。
これが面白かったです。
来るなり、私に、「コーチだってさ、~~じゃん(# ̄З ̄)( )`ε´( )」と言ってきました。
いきなり文句でーす。文句と言うか、思ったことを言っているだけですが。いいんです、思っていることを言っているのでも、それが文句のようになっているのでも。
こちらから注意したり、怒ったりしても、子供たちから、「きっと思ったことを言ってもどうせ怒られるし」と思われてしまったらいけないので、普段から、ボヨヨヨヨーンと付き合っています。
ですから、いいんです。これで。
その2人、来て、2人で口を尖らせて、「コーチさ、こう言ったじゃん。でも、コーチだって、~~じゃん。だってさ、俺達さ、~~だったけど、他の時はこうだったもん」と。
(すみません、すべて書くわけにはいかないのでわかりにくいですよね・・・すみません。)
なるほど、でも、問題は、そこじゃないでしょ。「他の時じゃなくて、その時、その子のことを見るべきだったでしょ? それはしなきゃ駄目だったでしょ?」「他の時じゃなくて、その時に。他の子じゃなくて、その子のことを見るべきだったでしょ?」ということなのです。それを話した後、2人はうつむいて、おそらく、気付いたのでしょうね。
気付いたかなという様子でコートに入ってきました。
その後、少しずつ、いつも通りに。
そして5分後には、あー、もー、うるさーい。
ニコニコ、ウヒャウヒャ、ゲーラゲラなのでした。
そして・・・昨日はまたちょっと違う話をし、みんなにはちょっと難しいこと(だけど、本当は子供ならできること)を求めたのですが・・・これを、見事にやりましたー! この2人。
最初に書いた子も、見事に。
もうですねー、ここにはもうこれ以上書けないですけどね、すごかったんですよ。もうー、本当にすごかったんですから。
それぞれ、出し方は違います。芯をとらえれば、出し方はかわります。それぞれの子に、それまでの様々な流れがありますから。その出し方を見て、十分すぎる理解、驚くぐらいの成長に、ワーオなのでした。
今回の様子を見て、それぞれの子の成長に驚きましたが、それとは別に、会っていない時間がちゃんと流れることの大切さも改めて感じました。
前回、さようならをした後の何日間か、色々と思う時間があったんですよね。もちろん、私も考えましたよ。
こういう時間、こうしたことを思い出したり考えられたりするほんの隙間の時間にも、他のことがガチャガチャと入りすぎたら、感じられる深さまで自分で掘り下げられないし。
子供の時は子供の時間を、たーくさん過ごしてねー。
=サッカースクール・ソラ= TEL 042-534-3766
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