腕に歯形が!
昨日のU-12クラス。「もうちょっとできるでしょ、それじゃつまらないでしょ」という動きも見られたので、「どうしようかなぁ~」。
そして、歯形を見せてあげましたー。
私の腕には、今、子供の歯形があるんでーす。
はい、先日、かまれたのです。
あはは。
私がうりゃーとつかまえて、そこから脱走を試みる子が噛んだのです。
あ、最初に断っておきますが、この空間内のことなので、他の場とか、他の人とのやりとりとは一緒に考えないで平気です。
この時も、私がつかまえなければ噛まれなかったし、つかまえずに他の働きかけもできたのです。ただ、私が、その方が面白そうなので、そうしたのでしたー。ケースバイケースです、はい。
私の腕を噛んだ子が他の場で誰かを噛むとかはまずないです。
うりゃー状態でのことで、その状態は、楽しさもあり、必死さもあり、笑顔も焦り顔もある、もう、説明の難しい、でも安心のうひゃひゃ子供ワールドでのことなので。
ちなみに、このやりとりを楽しんで、私の腕を噛んだ子が他にもいますよーん。その子たちはその後もみんな元気にここに来ていますし、サッカーを楽しんでいますよ。もちろん、友達を噛んだり、むやみにぶったり、嫌なことを言ったりもしないですよ。純粋~に遊んでいます。もう、グッド君たちです。
ところで、U-12の子たちの動きを良くするために、なぜ噛まれた腕を見せたのか。
それは、あきらめのなーい、ただただ前向き~な、「なんとかしよう」を表しているので。
ちびっこ君はうりゃーとつかまれ、「なかなか逃げれないぞ」「困った」なのです。手を離そうとして、力でやってもかなわない。すると、指を1本ずつ外そうとする。さすがに小指一本に対して、両手でこられたら、小指を離さないとダメだー、となります。こうして順に指を解いて離れようとしたり。あ、もちろん、それでは離れません。逆の手でつかまえます。すると、子供は、離れられると思ったのにダメで意気消沈・・・ではなく、次の手を考えます。つねったり、足を踏んだり、色々とね。私の靴の紐をほどいて困らせたり。もう色々。
その中での、噛んじゃえーなので、もう、それはそれは色んなエネルギーが詰まってて、楽しいのです。
その、「なんとかして脱出しよう、突破しよう」を伝えるために、昨日のU-12で、噛まれた跡を見せてあげたんです。できるぞ、突破。
動き、すごく良くなったんですよ。
そうだ、みんなの頭はすごく動くし、体もそれに反応するのだ。
その素を、それぞれの年代で、大事にね。
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