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今の調子を覚えておこう

昨日は3年生の子、4年生の子、みんな頑張っていましたね!
3年生の子は技術も動きも、かなり積極的になってますね~。
そういう時のドリブルは、ボールの置場が全然ちがいますもんね。
4年生の子はそれぞれの子の動きが大きくなっていますね。
勢いがあり、大きな動きと細かい動きをとてもイイ感じでやっていましたね。「これ、減らした方がいいよ」というボールタッチはゼロでしたね。そして、ゴールに向かう。
昨日のようなプレーでは、そう、「これ、減らした方がいいよ」というタッチをしようとしても、本当は逆に無理があるんですもん。そして、そういうタッチがないドリブルをしている時の動きがどれだけ自由か、自在か、昨日のプレーを見ていればわかりますもんね。
といっても、この子は無理にその動きを減らそうとはしなかったかもしれませんが。
ただ、こういう時のプレーや、そういうプレーを生んだ気持ちを覚えておいてほしいですね。
あ、そうそう。
ゲームを待っている子には、遊んでいていいといいましたが、ボールで遊んでいた3年生の子のボールが、ゲーム中のコートに入ってきました。
こういう時に注意をすることもしないこともありますが、昨日、この子には注意しませんでした。
なぜか。「遊んでいいよ」と言われて遊んでいたということもありますが、それが理由ではありません。実際に、同じようなことについて、他の子には注意をしていますので。
注意しなかったのは、この子のボールがこちらに転がってきた時に、こちらのコートに入る前に「あっ!」という声が聞こえたからです。この子が、自分の使っていたボールが他の人の練習しているコートに入らないようにと、すぐに、必死にボールを追いかけていたからです。「あっ!」という声は、「やばい、止めなきゃ!」「あ、ボールが行っちゃう!」という気持ちがすぐにわかる声でした。もともと気をつけながら遊んでいて、しかも、他の人が危ないめにあわないように、即行動。注意不要でしょう?
だからです。
さて、ではプレイバック企画です。
2006年の通信です。↓
■コドスゴ!?
サッカーをしていれば色々な悩みが出てきたり壁に当たったりするものです。
ケガ、病気、技術的なこと、ポジションや適性に関すること...様々なことで。
みんな様々な経験をして、その度に成長することを見てきた私にとっては、壁を乗り越える時は成長できる時なので歓迎できるものにも思えます。(それでも当人や周囲の人にとってはいつも好意的にばかりとれないかもしれませんが。)今のスクールの子が、思うようにものごとが進まず困っている様子を見ると、かつて指導した、そして今元気にしている(成長した)子供たちをふと思い出すことがあります。すると、本当に「お!?」という感じでかつての教え子や保護者の方から「更なる成長を告げる」連絡が来るのです。これにはちょっと驚きですが、嬉しい報告、勇気、力をくれる報告が届くのです。この前もある女の子の話を紹介しましたが、最近もそんなことがありました。
さてさて、前置きが長くなりましたが、これも4年位前の話です。
(注)以前も書きましたが過去のスクールの子の成長などをここで紹介しているのは「私の指導は良いのです」というような意味ではありません。→毎回スクールを見ている方はおわかりでしょう、他を寄せ付けないほどのソラのドタバタぶりを。あの中で育つことができたとしたら、それは間違いなく子供の力なのです。ただ、成長し立派になった子も、まだ頑張り中の子も、みんな、まさに“子供”だったんです。
それを知って頂ければ、子供の可能性を感じてもらえたら、きっとお互いに良いのではないかと思い、ちょっと書いているのです。(自慢話なら他に山ほどありますしぃ..はい、ウソでーす。すみませーん。)
さてさてさて―4年位前の話の続きです。(注:2014年現在から数えると、もう10年以上前の話ですね。)
スクールが終了すると、学校のことや友達のこと、さらには本当にバカげた冗談など、実に様々な話を満足するまで話してから帰る子が数人いました。スクール外の時間で、子供たちは色んなことへの本音を語ったり、逆に冗談ばかりを言ったり、ケンカになったり、実に様々な表情に溢れた、とても楽しい、成長できる時間でした。
そんな場、雰囲気の中で、子供たちは私に「アッカンベー、ベロベロベー」という、相手を小ばかにした態度をよく取っていました。(もちろん冗談で。)話の最中、自分がピンチになり、「こりゃ言い返せん」と判断するとそうして切り抜けるのです。「くぅ~っ!(怒)このヤロー」と思いながらも、同じ状況に自分が立つと、同じ方法で私も攻撃をかわすのでありました。(大人気ない。)
※“アッカンベー防御”は逃げているようで卑怯に思えるかもしれませんが、そんな重たい話題ではなく、お互いにちょっとした楽しさ・悔しさを感じられる話題でした。本人は自分の誤りを認め、相手もそれを充分に感じています。ただ「くぉ~ぬぉ~」(←「この~!」の強化型)とは思いますが。
しかし、ちゃんと話さなければならないような時は、お互いにちゃんと話をしていました。当時のスクールには、こういう感じの子が何人も(...というより全員?)いたのです。
私はそのスクールをかなり急な形で離れることになったのですが、「アッカンベー」の名手が“いかにも”という手紙を送ってくれました。
スクール時間外は先ほどのような感じで接し、スクール中は...実はさほど変わらなかったりして、タイミングを見てはその子に冗談で「足が短い」などと私はよく言っていました。もちろんその子も反撃してきましたが。この子は(他の子も)スクール中もよく冗談を言ってみんなを笑わせていました。
ただ、スクール中も時間外の時と同様、“今は相手の気持ちを受け止めるべき時だ”という時には、きちんと受け止めているのがわかり、(形式ばった練習、雰囲気を好むコーチには彼がどんな存在に思えるかわかりませんが)私にとっては、人の気持ちを感じることができる、信頼できる子でした。
さてさて、その子がくれた手紙の内容です。(そっくりそのまま載せます。)
『やめると聞いてビックリしました。ぼくが初めて○○(スクール名)に入った時、コーチはとても優しい人だなぁーとまちがえたことも考えてしまいました。
4v4(※)の時は、友達できるか心配だった、でも、いっぱいできてうれしかった。
足が短い同士ガンバロー。今よりもっともっとうまくなってコーチをぬいて、プロになってやる。
じゃあ、さようなら 2年間ありがとうございました。』
※4v4...当時すでにそのスクールは関東を中心に多数あり、スクール対抗形式で4v4(4人対4人のゲーム)の大会を行いました。
(この文章とともに、「オレ(子供)の足の長さ 30cm」「コーチの足の長さ 3mm」という解説付きの絵があり、さらにマジックで大きく「天才」と書かれた自分の写真が同封されていました・・・ちなみに当時6年生です。)
・・・らしい手紙です。あんなに明るく、ちょっと生意気だったのに手紙の中に『4v4の時は、友達できるか心配だった、でも、いっぱいできてうれしかった。』という文があります。
やっぱり普通の子なんです。友達ができるか心配だなんて、当たり前ですが子どもらしい気持ちです。(4v4のメンバーは、色々な曜日の子が参加するので会ったことのないメンバーも多くいるのです。)そのメンバーの中では彼は上手な方でしたが、そんな彼が、サッカー以外のこと、友達がたくさんできたことを嬉しく感じたということも、本当に嬉しく思います。
4v4の大会では、“優勝チームの子は(そのスクールのスクールマスターも)○○旅行にご招待(外国に行って試合ができる)”だったので勝ちたかったはずですが、この子も他のチームメイトも、大変な状況でもドリブルで相手を抜こうとする、触るのが無理っぽいボールでも必死に追いかける、相手のボールをみんなで取りに行くなど、かなり損をするいつもの“子供らしい”、でも魅力と可能性に溢れたプレーをしていました。(ちなみにそんなプレーで準優勝)パッと見は、「サッカー知らないんじゃないの?」と思う大人達がいたかもしれませんが、私は彼らの“子供”プレーに大満足だったのを覚えています。
この時子供たちが見せたプレー、自陣ゴール前でのドリブル...「そんなことをしていたら判断力が身につかない」「視野が狭くなる」などの意見を聞くこともありますが、その子は小学生の高学年、まさに伸び盛りの時にチームに所属していなくても(ちょっとした理由から所属していたチームを4年生の時にやめています)、Jリーグチームの下部組織(ジュニアユース)のセレクションに見事受かり、その中でも選抜メンバーとして試合に出場できる程の力を身につけています。(決してチームに所属することを否定しているのではありません。チームに所属することは子供にとって大きな喜びです。チームでの試合を子供がとても楽しみにしていることは皆さんもよくご存知でしょう。ただ、子供が今どこでどのような評価をされているかなどに関係なく、子供にはこれからグングン伸びる可能性があるということをお伝えしたいだけです。)
あんな手紙を書いた子が...「コドスゴ」です。(「子供はすごい」という表現だと「またか」と思われると思い略語を作ってみました。)
ちなみにこの4v4の大会、私のスクールから出場したメンバーにはサッカーチームに入っていない子もいました。スクール内から希望者を募集して選んだのですが、スクールでサッカーを始めた子が、大会に出たいと言ってくれたことも嬉しかったです。また、周囲の子も、チームに入っている・いないとか、自分の方が誰よりうまい・うまくない、なんてことを気にせずプレーしていたのを覚えています。
誰かが致命的なミスをしても(本人はもちろんそれを取り返そうと必死にプレーしていましたし)、他の子がいちいち失敗を誰かのせいにするような言葉やプレーはありませんでした。言い合いはあって良いと思いますが、責任のなすり付け合いは子供を強くはしません。
―さて、その子ももう中学を卒業します。どんな感じになっているのだろう...と、思っていると...携帯電話が鳴り、出ると「○○です。」...そう、その子です。
声を聞いてすぐにわかりました。ことあるごとに思い出していた子ですから。
「高校受かりました」という報告でした。嬉しい限りです。高校サッカーのかなりの名門校に、サッカー推薦で合格したとのことです。学校名を聞いて正直ちょっと驚きましたが(このヤロー、やりやがったな、という感じです)、よく頑張ったものです。
中学時代に、その年代に必要なことを吸収し(テクニックと判断、戦術をしっかりと融合させ)大成長したのでしょう。小学生高学年の時にチームに所属していなかったのに、先取りのような練習はしていなかったのに、きっとサッカーが大好きで、たくさん自分で練習し、相応しい力をつけたのでしょう。
これからまた険しい道が続きますが、きっとヤツなら何かしらつかむことだと思います。
コドス・・・(流行りそうにないので却下!)子供は本当にすごいですね。頑張れ!
ところで、今回この子から電話をもらい、改めて感じたことがあります。それは、子供は、子供の時は(成長するということも含め)“子供”であっていいのだということです。その中で色んなことを本当に吸収できるのだと思います。いかに本当に必要なことを吸収するかーそれが重要なのだと思います。それは、サッカーの技術・戦術においても、また、それ以外の道徳的な部分でもそうなのだと思います。子供プレーを充分楽しんだ後にサッカーの部分で結果(取りあえず今の段階でのものですが)を出し、とてもキレイとは言いがたい言葉で話したり冗談を言いあったりしていた昔のコーチに、会わなくなってから何年もたっているのに律儀に連絡をくれたこの子が、そんなことを伝えてくれているような気がします。私の勝手な考えですが。
なんか今のスクールの子を見ていると、実に子供らしく、非常に楽しみです。
以上が当時の通信でした。
今、スクールを体験する子・入会する子が急増中。
 先週も今週も来週も来ます。皆さん、安心してカモーンです。

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