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プレイバック企画?

今年度で10年目かぁ・・・ということで、昔を振り返り、プレイバック企画を。
→ページを開くのが難しいであろう、昔の通信のおまけを一つずつ、ここに載せていきますよー。
中には載せないのもありますけどね。
あと、文章がわかりにくいのは勘弁して下さいね。
それから、忙しさから、この企画がストップしても許して下さいね~。
ということで、最初はこれ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「ミニゲーム大会の一場面から」(通信No.13←何年前だ?)
昨年末のミニゲーム大会、ミニゲームとはいえ子供達は真剣です。
U-12クラスでは、ゲームの中で、こんな場面がありました。
相手チームに何点もとられ、負けているチーム。何とか攻めたいが、相手チームに押されっぱなしで、相手陣地内に攻め入ることもほとんどできません。そんな苦しい状況から、突然チャンスが生まれました。自陣ゴール前から、相手陣地で待つ子へ長い一本のパス。パスを受けた子と相手ゴールの間には、相手チームの子は一人もいない状況です。まずシュートを外すことは考えられない状況です。
普通に、やさしく蹴るだけで、ボールを転がすだけで、ゴールに入ります。
―が、パスを受けた子は、とても強く、思い切りシュートをしました。そして、シュートは外れてしまったのです。やっと訪れた得点チャンスが、消えてしまいました。
チームメイトも、相手チームの子も、「エー!」「なんで!」と思わず大きな声を出してしまいました。
声を出していた子達と、シュートを外した子の目があいます。
外した子がとっさに作った、色んな気持ちを含んだ笑顔が、周りの子の声、反応を受け取った瞬間に崩れ、目には涙がたまりました。
その表情を見た子達は、自分の言ったことで相手がどんな気持ちになったのか、すぐに感じることができました。その後、プレー中に何人もの子が、その子に走り寄り、元気を出すように声をかけていきました。その時の本人の状況を考えれば、友達の全ての声を聞き取れたかはわかりませんが、それでも、きっと声、心は通じたでしょう。
このようなことは、子供のゲームではよくあることです。
感情を思わず口にしてしまうことも、子供ならよくあることです。
私は、シュートが外れた瞬間に、子供達が「エー!」「なんで!」と言ったことを、その場では否定しませんでした。もちろん、各ご家庭で色々なご意見がおありでしょうから、あくまで“サッカーコートで起きた”サッカーをしていれば当然起こることとして、またスクールの子を今まで見てきたコーチとして、その場にいた者としての考えですが。
自分のチームが負けていて、とても悔しい状況でやっときたチャンスだったのですから、思わず文句のような声(子供達の声は文句とは言えないかもしれませんが)を出してしまうのもわかります。もしかしたら文句などではなく、「絶対入った」と思ったのに外れて、その子にではなく現象に対して「なんで?」だったのかもしれません。または、周囲の友達が言った声に反応して、自分もつい言ってしまったのかもしれません。純粋に自分の口から、気持ちが思わず出てしまった言葉なのだと思います。ただ、言ってしまった子が、その後、相手の子の様子を見て、相手の気持ちを考えることができるか(考える事ができるようになるか)、自分の言ったことについて考えることができるか、その方が、今の彼らには大切だと思います。
そういう意味で、その後に見ることができた行動、言葉かけは、「やるじゃん、お前ら!」という感じでした。さらに、その後、もう一度同じ状況が生まれ、さっきシュートを外した子が、シュートを決める場面を見ることができた時は本当に感心しました。
さっきの失敗を取り戻すべく、走り続けた子、その子にパスを出した子、友達を勇気づけた子、相手チームの子、試合を見ていたチームの子も含めて、みんなのファインプレーだと言えるでしょう。大げさかもしれませんが、このゲーム大会に参加していなかった子も、普段一緒に練習をしてきた仲間です。普段の練習から生まれたプレーですから、正直、スクールの子みんなのファインプレーだと私は思っています。
プレーとしては、一本のパスからのシュート。そんな簡単な一つのプレーですが、実に色んな気持ちの入ったプレーだと、私は思います。
たった一つのシュートミスから、子供達の心に色んなものがつまったと、私は思います。どんなものがつまったのかは、一人一人で違うのかもしれませんが、何か、感じて、得たものがあるでしょう。
そんなプレーを見ることができ、本当に良かったと思います。
 ところで、なぜシュートが外れたのか、外したのか。なぜあれほど強くボールを蹴ったのか。
本人に気持ちを確かめてはいませんが、とても悔しい気持ち、それを一つのシュートに込めたのではないかと、私は思います。同点の状況であったり、自分のチームが勝っている状況ではあのようなシュートは打たなかったでしょう。1点差で負けている状況でも、きっと打たないでしょう。
スコアが離れ、頑張ってもなかなかうまくいかない、悔しくて悔しくてしょうがない、そんな気持ちだったのではないかと思います。
もしかしたら、まったく違う気持ちかもしれませんが、きっと何か理由があったのでしょう。
もちろん、本人もまさかシュートが外れるとは思っていなかったでしょうが。
この子も、このプレーのおかげで、きっとたくさん成長したことだと思います。
きっと、このようなプレーを何度も何度も繰り返して、子供達は成長していくのだと思います。
悔しい時こそ我慢が必要だったり、勇気が必要だったりすることを覚えたり、友達を支えたり支えられたり。みんな強く・優しくなっていくのだと思います。
そのコートにいたみんなが成長できた、とてもいい一日だったと私は思います。
===なーんて過去の通信でした。

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