一足早く
昨日、夏空参加の最終日を迎えた子がいました。もともと、千葉からすごく離れた場に住んでいるので、夏空に最後まで参加することは難しく、みんなより少し早めに修了。そう、修了。
よく頑張ったなと思います、この子。
表情は、昨日が一番良かったですね。友達と練習をしている時の表情、すごく良かったです。この3週間で一番。
前に火曜日の練習に参加して、すれ違いもあった子たち。これはどちらが悪いとかそういうことではなくて、また、火曜日の子に限ったことではなくて、よくありがちなこと。
ただ、その後にもう一回、同じ空間にいて、どうするのか、それがすごく大事で。
昨日、すごく良かったんですよ、表情。
練習も、ゲームも。
ゲームの時の待ち時間は、6年生のある子とその子で、二人で並んで立っていて。たぶん、6年生の子がぼそぼそと話していて。それはおそらく、6年生の子も、前の練習時のことを覚えていたからで。この6年の子、アップの時からちゃんと頭に入れていましたからね、色んなこと。5年生の子も、きっと、前日のこととか前のこととか、少し頭にあったのだと思います。そして、二人がそんな感じでゲームを見ている時、私はプレーする子供たちを見ていて、その二人の様子を確認する前に、「おい、もうすぐ・・・」みたいな声を振り向きながらかけちゃって。「あー、せっかくの状況、もう少しキープさせておけば良かった。すまない、6年ボーイとその子」と思ったのでした。まったく、失敗、失敗。
ただ、もう安心の子供たちでした。
普段の自分を全部出せることはなかったでしょう。
ですが、それでも私はいいと思っています。少しずつでもこおりを自分たちで溶かして、そこまで行ったのなら。そこには必ず心が働いているはずで。だから、良かったと思います。
ゲームの雰囲気は、あいかわらずのソラっぽい雰囲気で、ちょっとその子が普段やっているサッカーとは違かったようで。ただ、それでもその子は(普段とは違うけど)楽しいと感じてくれていたようなので、付き合ってもらいました。そして、最後の2分は、逆に、その子が普段やっていそうなサッカーに、いつもいるソラっ子たちを付き合わせることにしました。
あれだけ、付き合ってくれたんだから、それぐらいしろよ、お前ら、と。
寡黙に、まじめに? ・・・悪くはないですけど、もう、普段からのクセで、つい楽しんじゃっていましたけどね、ソラっ子は。それでも、よくぞ数分で雰囲気を変えられるところまで変えてくれたと思います。
双方に、ナイスプレーと言いたいです。
さすがだね、みんな。
さて、一人の子の夏空は終了。
みんなはまだまだ続くぞ、夏空。
子供の場を、子供のサッカーを、友達との関わりを、
ここにある全てを、楽しめ。