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色んな成長速度・方向があります

おもしろい子がいます・・・といっても、おもしろい子ばかりですが・・・。
さて、このおもしろい子は、サッカーを始めたのは小学生の高学年からです。始めたのが遅い分、周囲の子に比べると、まだ技術に差があるようです。
でも、「サッカーを大好き」だそうです。
この子、本当におもしろいんです。
練習には早く来ることが多く、そういう時は、コートに入るなり、一生懸命練習を始めます。
そして、一生懸命なのはすごくわかるのですが、私がそばでボールを持っていると、「この悪党めー!」と言ってボールを取りに来ます。それをかわすと「おのれ、悪党め!」とまた取りに来ます。結構しつこく取りに来て、最後にはたいがいボールを取られます。
すごく一生懸命だけど、すごく、おもしろい。
「おのれ、悪党!」も、この子にとっては、ふざけているわけではなく、楽しんでいて、「サッカーの練習」の一部。「サッカーの練習」と「楽しむこと」と「遊び」と「ボールを蹴ること」と・・・全部まとめて「サッカー」であり、「遊び」なのでしょう。この子はこういうことを繰り返していて、「サッカーが大好き」と言っています。だから、この子だけでなく、サッカーを大好きな子がこういうことをすることは(特にサッカーを始めたばかりの子や小学生にとっては)とても自然な形の一つなのでしょう。
さらに、こうした中で自分が上達していることもちゃんと実感していて、練習に来れなくなりそうになった時でも、「いや、ここで上達したのだから」とはっきり言っていたそうで。
こうして、自然に遊んでいるだけで上達しそうな子も来てくれるので、遊びを超えるものを作らないといけないなと思って練習の計画を立てています。実は、これはすごく難しいことなんですよ、遊びは「最強」ですから。
さて、この子は、こんな感じでギュンギュン伸びる力のある子ですが、あまりにおもしろいので、吸収の速度が他の子と合わないことや練習のテンポが他の子とずれることもあるので、大人のようなプレーやパターン化された動きが求められる場ではおそらく浮いてしまうでしょうが・・・本当に伸びていますよ、この子は。
他にもこういう子はいると思いますが、今の時点でサッカーへの気持ちや姿勢を既製の定規や大人用の定規で判断されたら、的確に見られないこともあるかもしれませんが、大好きなサッカーを続けてほしいと思います。
続けられなければ「それは大好きじゃないからだ」と
なりそうですが「そうではない」と思えることがたくさんありますし、好きなことをやる時に得るものや出されるエネルギーは、実は「計り知れない」ですからね。
********* 以上、半年〜一年くらい前に書いたものでしたが(おまけにするタイミングを逸した)・・・年明けから目標を決め、もしかしたらもう砕けているように見える子がいるかもしれませんので、参考に・・・。

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