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改めて教えなくてはならないという矛盾

昨年末からすごく思うこと - 子供たちがプレーする上で、「自由に動いていい」ということを「教えなくてはならない」という矛盾です。
普通は、自由に動く経験を十分にした上で、じゃあ、その自由をどうやって生かしていこうかという流れになるはずなのですが、「自由に動いていい」となっても、動けない。動かないのも、まあ、自由にプレーしていると言えるかもしれませんが・・・。
遊びと同じように自由に動いていいということ、自由に動く中でたくさんの楽しみ・強い楽しみがあるということを知る前に、動き方を制限されたり、こうやって動くという動き方を教えてもらいすぎると、ゲーム中に動かなくなることや同じ動きばかり繰り返すことや同じタイミングや同じ状況でしか動けなくなることや、他の人の動きが自分が教わっているものと違う場合に(他の人の動きでもいいのに)「それ違うよ」となることがあります。他にもたくさんのことがあります。
そして、そういうことが多いとつまらないサッカーになるので、本来、まず十分に経験していたはずの、「自由に動いていい」ということを「改めて教える」ということをしなくてはならなくなります。しかも、「改めて教える」段階は、真っ白の状態ではなく、色々と知識(自分で消化できていない知識=消化できなくて無理もないもの等)が入っているので、真っ白の状態の何倍も覚えることが難しい・・・。
本来、教えなくてもいいものを改めて教えなくてはならない、そういう子が多いということに大きな矛盾を感じますが、でも、だからこそ、今のうちに教えてあげないと、と思います。今を逃しちゃいけないとも思います。
昨日もそれに似たことを思いましたが、ソラの空間は、なんだかんだ言って、私は安心しています。
昨日、チームに入っていない子がすごくいい動きをしていましたが、あれは、まったく自然な動きです。ボールを蹴りたい、勝ちたいし、ボールを触りたい。だから攻めとか守りとか考える前にボールを追いかけまくってしまう。相手ボールはすぐに取りたいし、自分がボールをもったらどんどん攻めたい。もう、本当に動きまくっていて、素早さはどんどん上がっているし、どこからどうみても、いい動き。
ただ、ボールを蹴る技術は年齢的にもまだ十分にはついていないので、シュートを外してしまうことがありました。実際には、シュートを外すと言っても、ずっと素早く動き回って、動きまわり続けて、自分で攻めて、ボールを取られて、それをまたすぐ取り返して、取り返したら「キープ」ではなくすぐに「ゴールに向かう」ので、疲れているはずだし、体も連続して思うように動かなくなっている状況でシュートまで行っているので、外れてあたり前なんですけどね。間違いなく、動きがもっとも良かったですね。
だから、チームに入っている子の動きも磨かれます。
さっき、自由に動くことを書きましたが、自由に動くと、そういう、自分たちが発達する動きを普通は繰り返していきます。それをさらに発達する形にするために教えたりすることはあってもいいのですが、その前に、制限されたり、教わることが、今は多いのかもしれません。
ソラの場はどうして安心かと言うと、そういう、チームに入っていない段階の、動きが自然で、すごく良い動きをするサッカー大好き少年が否定されることがないということです。ただ、変に知識を教わったりしていると、そういう否定を(知識を持つ)子供がしてしまうこともありますが・・・そういう場合は、私が「知らなくてもいいこと」があること、「まだできなくてもいいこと」を教えます。
・・・サッカー大好き少年が否定されるなんて不自然ですけど・・・十分あり得ることなんですね、今は。きっと、自由が溢れていい公園のサッカーなんかでも、今では(先程書いたように先に色んな知識を覚えている子が多いので)自然に動く、いい動きをしている子でも知識がなければ、「お前、知らないの?!」となることや、キックが上手にできなければ「そんなこともできないんだ」と言われることもあるでしょう。そういう様子があるだろうなということは、たまに見る違う場での様子からも感じ取れますから。そういう中では、大人から教わるような知識のない子は、「ボク、知らないや」と自信をなくしていくこともあるでしょうね。子供は知識欲もあるし、「大人から教わること=正しいこと」「大人から教わって、正しいことを知っている=すごい」と思うこともよくありますから。こういう中では、本当はいい動きをする子が公園なんかでも減っていくことがあるでしょう。
だから、尚更、「自由」を教えなくてはならない・・・そういうことです。
不自然、矛盾、でも、「自由」を教えないと。そして、その上でさらにプレーを良くしていくための知識や、的確な達成感をより得ていくための知識・技術を、年齢、段階によって教えていく必要があります。
こういう、本来は子供のサッカーの土台となるべき、子供たちが持っている・捉えている「自由」や「良いプレー」などに食い違いや大きな差があるので、教えることがすごく難しい段階にも入ってきています。
ただ、そういう不自然な凸凹状態でも、子供たちを伸ばしていきますからね、当然。
ではでは。
今日で新年の練習も一週間。大きなケガ・事故なく、良いスタートにできるよう、頑張ります!

=sola=
サッカースクール・ソラ。千葉市で開校中。四街道、佐倉などからも子供が通っています。
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