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ファウルで止まるものは

急にまじめな内容で・・・。皆さんからお話を聞いたり、過去に見たことを思い出したり・・・。そんなわけで、まじめな発信。
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反則をして相手を止めようと思った時点で、それは、相手に自分が負けているということです。だって、正しい方法ではとても無理だと思ったのでしょう?
そう思った瞬間、(自分の持っている)成長力は抑えられます。
同じ場面で、反則をしないでボールを取ろうとして追いかけた場合は、追いかけた一歩、二歩分、成長します。例え、その時は追いつけなくても。だって、成長力を抑えていないから。
反則をして相手を止められるようになったとしても、それは、自分が相手を止める力をつけたからではないということは、子供でもわかるはずです。そんなの、自分の可能性を否定しているようで、悔しくない?
何度も自分の成長力を抑えたプレーを繰り返すというのは、自分が相手にかなわないと認めているようなものです。さらに、成長力を抑えることを平気で繰り返せるようになってしまったら、成長する瞬間の嬉しさを、真に体と心で感じられるようになっていけるだろうかと、心配になります。それを感じずにプレーを続けて、何にたどりつくのでしょうか。
チームのために、自分の成長力を抑える?
試合に勝ったら、さっき反則して止めた相手に勝ったと思える? それは何とも悔しい、残念なことです。
どうせ試合をするのなら、どうしても勝ちたいと思うのなら、伸びる力を出して戦え、そう思います。心と体で、自分の伸びを感じるプレーをした方がいい。
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過去に何度か、スクールのゲームでも、相手のシャツを引っ張って相手を止めようとする場面を見たことがありました。故意にやっている場合もありました。それまで、そんなプレーをしなかったのに、どこで覚えた? しかも、そんなことをさりげなく、うまくやってしまうような場面もありました。一生懸命な顔でも、許しません。そんなの、子供たちの本来持つ成長力に合わないプレーだから。
故意ではない場合もありました。でも、ダメ。
ちゃんと取る力をつけられる時です。
一時の「勝ち」や「レギュラー獲得」なんていうものに負けるな。自分の成長力を無駄にするな。
ただ、子供だけに責任があるだなんて思っていません。
以前、このブログに外に出ることの大切さみたいなことを書きました。それにも通じることです。
反則で相手を止めることで、逆に止めてしまう自分が成長する機会。あたり前のように見える中にある、矛盾。
今いる環境の中で「当たり前」だと思っていることが、「当たり前じゃない」ことがたくさんあります。本当に。
個人の伸びる環境は、実は、意外に少ない。
一見、「強さ」に見える「弱さ」を育てないように。
一見、「進んだ」ように見える「後退」を繰り返さないように。
子供たちは一日一日、伸びる時なんですから。
伸びようとする子は応援します。
伸びる力があることを知らない子には教えます。
もちろん、子供を伸ばそうと応援する親御さんも応援します。
今日、「ディ〜プなマジソラ」と言ってもらいました。先日は「真剣にゆる〜い空気」と言ってもらいました。色んな表現ですが、しっかりとソラをつかんでもらって嬉しいです。
ソラの外にも、子供たちがより伸びる環境があふれますように。
*かなり以前にまとめたものですが、今度、プロフェッショナルファウルについてまとめたものを載せるかもしれません。バタバタしているので、載せられなかったらごめんなさい。

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