笑顔のない一生懸命
好きで、もっと上手になりたくて一生懸命になって、中途半端じゃ楽しめなくて、全力でないと楽しめなくて、仲間内でのゲームでもいつも本気で、笑顔なんか出ない・・・
そういうのはわかります。べつに嫌いじゃありません。むしろ、どちらかというと好きです。
ただ、好きなのは、それが子供から発する自然な表情だからです。
ですが、そういうのとはちょっと違う感じの、笑顔がない状態でただ頑張ることを、必要な一生懸命さだと捉えることが多いようにも感じます。
好きで、自分で追いかけずにはいられない状態、強い達成感や欲求で溢れ、充実している状態、自分とボールと相手を感じまくっている状態、そういう時の笑顔のない一生懸命と、押しつけられてやっている笑顔のない状態、一生懸命とでは、まっ・・・・・たく違いますよね。
そういう部分に気をつけながら情報は受け取りましょう。発信する側が、それぞれの現場のことまで考えていないこともあるでしょうから。そこまで考えると発信できないこともあるのかもしれませんが・・・。だから、受け取る側が正しく読みとりましょう。
一カ所だけにいると、そこの世界で起きていることが「当たり前」のように思うことがあるかもしれませんが、全然当たり前じゃないことが、たくさんあるように思います。
一つの成功例があると、対象・環境・状況に関わらず、その成功を生んだ考え、方法を「当たり前」のように思うことがあるかもしれませんが、「当たり前」ではないことの方が多いかもしれません。
自分の目を疑えとは言いませんが、外の世界を見ることをお勧めします。大人の世界から子供の世界に関わる部分に対して当然のように発信される情報を「それが正解」という形でただ受け取ることのないように気をつけるようにした方がいいと思います。
以上、ちょっとここ数日、感じたことでした。
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