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2012年7月14日 (土)

遊びのサッカー

遊びの時のサッカーを、たくさん感じておいてほしいなと、やっぱり思います。
お互いに体は当たることはあるけれど、それをふさわしい大きさで感じられるように。
当たっても、ちょっと蹴られても、ガマンすることが適切な大きさであることも、「クソー」と思うことが適切であることも、痛くて泣く、それが適切なこともあります。そうしたことが起きて、そうしたものを見て、どう感じるのか。起きたことを、起きた大きさで感じてほしい。
遊びは自分たちが楽しむからすること。だから、自分勝手は通用しない。絶対に相手のことを感じなければならない。
感じるべきことを感じないで、ただメダル・賞状に進んで行くサッカーには、そういうことを感じる力を弱くさせることがあります。
だって、そういうことが起きた時に、そこで立ち止まっていられないから。相手のことを感じる時間を持たせられないことがあるから。
動きの良さ・悪さ、表面上ではわからないものがたくさんあるんです。
同じ子でも、曜日によって全く動きの変わる子がいます。それぞれの曜日で違う要素は何なのか。なんであの曜日ではあのような動きになるのか。
全ての曜日の子供の様子を見ていると、それがわかることがあります。
ここに来ることをすごく楽しみにしていると、保護者の方から聞くことがあります。来かたを見ても、それがわかることがあります。でも、そういう子に対しても注意しなくてはならないことがあります。また、そういう子が嫌な気持ちになってしまう話をしなくてはならないことがあります。正直に言えば、そういう注意をするのは嫌です。
遊びのサッカーを十分に感じること、すごく大事ですよ。

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