コーチング部分での「あえて」について
「練習を子供がちゃんとやらない」、そういう状態が続くことがあるのですが、それは、コーチがそういう子供の行動に関わってしまうからだ、というようなことを、昔々、本で読んだ気がします。それはその通りで、だから、「かまって」サインを“おふざけ”という形で出す子に関しては、一切かまわず、逆にちゃんとやっている子への働きかけを増やすことで、「ちゃんとやっていても関わってもらえる」とわからせ、練習をちゃんとやる方向に持って行くということを基本的にはやります・・・が、そんなことはわかった上で、おふざけに突っかかっていくことがあります。一応、基本は抑えた上でのことですけどね。色んなことを考えた上で、その時はどっちにしようかと判断しています。
そういえば・・・木曜日のU-6クラスで出席をとっている時のこと。
出席をとる豊田コーチの後ろに、子供が回り込んで隠れて・・・「あれ、いなくなったぞ」なんて遊びを。こういうことをちょくちょくします。これをやりだすと止まらなくなることもあるので、ほどほどに遊んだら終わるようにするのですが、この、コーチの背後に隠れようとしている時の顔がですね、もう、いいんですよ、すごく。目をキラキラさせて、ニコニコしちゃって、クックックなんですもん。あんな顔を見たらですね、簡単には注意をできないですね。みんなに迷惑をかけていたらよくないですけどね、少なくとも表情を見た上で注意をしないともったいないですね。
子供の時は、あんな顔をたくさんできるといいですよね。頭も心も体もたくさん動いている時の顔。いいですね。
U-9クラスでもこういう感じになることはよくありますが、やっぱり、いいんですよね。注意はしますが、もったいなさもわかった上での注意です。
あ、昨日はですね、U-9クラスでいいことがありました。「いいこと」っていうのは、「子供たちが学ぶべきこと」という意味での「いいこと」。すごく怒りましたよ。あ、みんなの前で。ちなみに、「みんなの前で」は、少しずつ効果を出してきているように思います。詳しくは今度、通信で。えー・・・、すごく怒りましたが、そのままにはしないですよ、絶対に。そのあたりも含めて、今度、通信で。
U-12クラスは(も)・・・あいかわらず、すごくいいですねぇ。
あの子たちは、本当に「子供」。良い意味で、子供。だから、グングン伸びていきます。チーム所属の有無も、学校も学年も、何も関係なし。引っぱる6年生の「子供具合」が超理想的なので、今の空間の良さにはそれも大きく影響しているかな。サッカーという部分から見ても発想の良さを感じさせますが、とにかく柔軟な頭と心。その中に、5年生も4年生も、いい感じで絡み合っています。
4年生は、U-12クラスになってからまだ一カ月たっていませんが、よく頑張っていますね。昨日のゲームでは、私の担当したグループにはサッカーチームに入っている、なかなかテクニシャンの4年生の子と、チームには入っていない、すごく動きが自然な4年生の子がいましたが、この二人の相性がバッチリ。子供はですね、自然に動ければ、本来、色んな動きをどんどんできるんです。はじめはぎこちないことがあっても、どんどん吸収していきます。すごかったですよ、2人の動きのタイミングと一つ一つのプレーの終わり方。ほとんどがシュートで終わるか、どちらかの動きをもう一方がカバーする形で終わっていましたもん。
「子供」・・・この力をね、この時の力をね、みんな、思う存分、発揮するんだぞ。
=サッカースクール ソラ=
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