試合などで…
金曜日から配った通信にはまた子供のサッカーのことを色々と書いていまして・・・毎度のことながら、うっとうしい文章ですみません。
ちょっと今回の通信の「おまけ」と関連するかもしれませんが・・・たまに試合を見ていて感じることを少しだけ・・・。(→この2週間は子供のチームの試合などを見ていませんし、保護者の方とも試合の話などはしていませんので、一般的なことに対する話です。)
子供たちの試合 - サッカーを始めたばかりの子もいる低学年の試合や、できるだけたくさんの子が、たくさんボールを触ることで、「失敗も成功もたくさん経験しながら、成長していきましょう」という(本来はそういうところに目的があると思っていますが)ミニゲームの試合を見ていても -
相手チームの子の手にボールがちょっと当たったり、相手チームの子の足がかかり、子供が転びそうになったりすると、コーチ陣や周囲から、「ハンドだ!」「反則だ!」という声が聞こえることがよくあります。
そして、それを審判が取らないでいると、「ハンドだろ〜!」とか「反則だろう〜!」という声が続いていることがありますが・・・むしろ、反則を取られるよりも、そういう声を出される方が相手チームにとってはキツイだろうなと思います。
自分が(わざとでなく)やってしまったことを、自分より年上の大人たちに、しかも大勢に、みんなに見られている中で、自分に聞こえる声で言われている中で・・・思い切りプレーなんてできるわけがないですもんね。
本当はたくさん失敗してもいいような、みんなで楽しんでいこうという子供たちのゲームでこういうことが起きている現実・・・。
そういう中で強くなる? いやいや、子供の段階で、そういう、自分や友達がすごくいやな気持ちになるようなことがある中でも思い切りプレーできることを「強さ」だとは私はべつに思いません。
まわりの声を気にしちゃって、顔が真っ赤になっていたり、ただもう何もわからずに必死になってしまったり、ひきつった顔のままプレーをしたり・・・まったく動けなくなったり・・・強い子や優しい子ほど。
子供だらけなら、ここまではならないと思いますが・・・。
子供は当然、試合をすれば勝ちたいと思うでしょうが、子供の捉える「勝ち」以上のとらえ方を、させたくはないですね。
「ハンドだ!」「あの子のせいだ!」と言われる子も、その子の親御さんも、キツイだろうなと思います。
相手チームの子にも親がいて、応援する人がいて・・・
自分のチームの子供が大切なら、相手のチームの子の気持ちをもう少し考えた上で、試合の勝ち負けを考えた方がいいでしょうね。
・・・ソラの方は、このようなことを理解した上で試合や子供たちのプレーを見ていると思いますが・・・環境的にはなかなか難しいことかもしれませんが、少しずつ、相手チームの子のプレーを、もう試合中に「どんどん」褒めちゃうくらいのことを始めないと難しいのかもしれませんね、こういう環境を変えて行くには。(→私も私の立場でできることを考えます。)
私たち大人が見るべきものは何ぞや?
「サッカーを教えています」という人が見るべきもの、周囲と共有すべきことは何ぞや?
=サッカースクール ソラ=
千葉市で開校中。四街道市、佐倉市などからも子供が通っています。
■TEL : 042-534-3766
【練習会場:スカイランド】千葉市稲毛区長沼原町261番地
■ソラ・HP→ http://www.sonoyosade.com
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