遊び中の子供の目
「本気でやらないといけない」立場の人が、本当にそのことに対して本気かどうかということは、非常に重要ですね。
だって、見るべき対象(状況・現象)が色々な要素の組み合わせや色々な要素のつながりで動いている場合は、見るべき瞬間・場所を逃すと、本質とは全く逆の捉え方や本質とはかけ離れた捉え方をしてしまうから・・・・さらに、それだけでなく、捉え違いをしていても気がつかないし、本来すべき働きかけとは全く逆の働きかけをしていても気がつかないから。そして、それら全てを含めて、「よし、理想の方に向かっている」としてしまうから。
子供たちが公園でサッカーをして遊んでいる時、良いプレーをした時に「どうだ! すごいだろう?」と友達の顔を見ることや、失敗した時に、「ごめん!」と友達の顔を見ることはあるでしょうが、周囲の人の顔を見ることはまずないですよね。
(ベンチに座っている大人を、勝手に「スカウトだ!」と勘違いして、良いプレーをする度に「どう?」と見ることもあるかと思いますが、ここで言っているのはそういうのとは違います。また、授業参観での、自分の発表や頑張りを「親が見てくれたかな?」というのとも、ここで言っていることは違います。これらのキョロキョロは本来あるべき子供のキョロキョロですもんね。)
だって、遊んでいるのは彼らだから、感じるべきことは彼らの遊んでいる空間の中にたくさんあって、外にまで気がいかなくていいんですもん。のめり込んじゃっていいんですもん。
でも、一つ一つのプレーの後に、周囲を気にすることが増えているように感じます。
これには、普段の環境もきっと影響していると私は思います。
ソラの子を見ていても、一つ一つのプレーの後に、周囲を見ることがクセになってしまっている様子、クセになりそうな様子を見ることがあります。
色んな子が来ていますから、一つ一つのプレーの出来を本人が感じるべき以上に気にしてしまっている子の背景を考えると、共通点も見えてきます。
その共通した背景は、きっと一地域だけの話ではないと思うので、広域に働きかけることができる立場と言うか、働きかけるべき立場の人(?)・団体(?)・部門(?)の本気度は、すごく重要だと思います。
もっと、自分の場、友達の場としてのサッカーを、たくさん経験させてあげたいと思います。
・・・なんて書きながら、おふざけだらけの「春空」をやっちゃいますが・・・あ、もちろん、本気でね!
=サッカースクール ソラ=
千葉市で開校中。四街道市、佐倉市などからも子供が通っています。
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【練習会場:スカイランド】千葉市稲毛区長沼原町261番地
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