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こうしてコーチに・・・17

こんな感じで、サッカーや育成において、その時の、周辺の考えとは違う考えを持つことがちょくちょくあるのに、でも、深く理解している人とは考えがつながっていることが多いので・・・私はこうしてコーチをやっているのです。ちょっと変わったスクールですが、自信を持って。
ちなみに、今は、「トップチームと同じシステムや戦い方を子供の頃から経験させる」というようなものが「一般的な」感じになっているようにも感じますが、それも私は違う考えです。もっとも、「トップチームと同じやり方で」という感じのものが増えてきているのは、海外からの情報が多く入ってくるようになったり、海外からすごく学ぼうとしていることの表れでもあると思いますが。
ここ数年、サッカー関係の本で、海外などの話として、「子供たちにも、トップチーム(プロ)と同じスタイルのサッカーを教えている」とか、「トップチームと同じスタイルで、育成年代でも戦う」というようなことが書かれていることもちょくちょく目にするので。
ですが、元の考え方自体が違えば、こちらで捉える内容と本当に行われていることが全く違うことがあるので、「トップチームと同じやり方」と言っても、実際に、どのような考えで、どのような方法で指導しているかはわかりません。
大会などを見た印象としては、大人のようなサッカーやパスがとても重視されているサッカー、それに「大人のようなチームとしての動き」が重視されている戦い方がさらに増えているように思いますが、海外で行っている「トップチームと同じ」ということがそういうことなのかは、本当にわからないと思っています。また、もし海外もそのような形で指導をしているとしても、それが日本に合うかと言えば、「?」と思いますし、その指導も「?」部分が多いと思っています。
言っていることや表現の仕方が全く違っていても実は同じ内容のことを指していることや、同じ言葉や表現をしていても、全く違うことを指していることがあります。
そういうことを、「才能と努力」ということに触れながら書きたいとも思うのですが、それをここで書くと、ちょっと深いところまで書いてしまい(実はもうほとんど書き上がっているものがあります)、そうなると、もう「こうしてコーチに」が終わってしまうので・・・もう少し色々書きたいので、それらについてはここでは書かないことにします、はい。
そのかわりに、これまでの話の中から、補足したい部分をちょっとだけ書きます。
あれだけ怒鳴られた高校時代の監督(先生)を全く憎んだことも恨んだこともないということを書きましたが、それは、先生を深く信頼していたからです。

ですから、ここで、その先生を深く信頼するきっかけとなったことをちょっとだけ話します。
先生は、いつも「楽しいサッカーをしよう」と言っていました。
楽しいと言っても、高校生年代の楽しいサッカーですから、小さな子の話とは別に考えてくださいね。
ですが、「楽しいサッカーとは何ぞや」・・・というようなことを具体的に指導されていたわけではもちろんありません。練習は厳しいものばかりでしたし。
ただ、私も他の人同様サッカーが好きだったので、その年代で楽しむべきサッカーを体ではわかっていたと思います。
そして、この、言葉では教えてもらわない部分で、先生の思っている「楽しい」と私の感じる「楽しい」は同じなのだとわかったことが、彼に対する信頼を深めました。
ある試合で、私はスイーパーという(今はあまりない)ポジションでプレーしていました。基本的には、守備の選手の一番後ろのポジションです。その試合は5点、6点とどんどん加点していく展開で、こちらが守備に回ることは少なかったため、当然、守備のポジションの私のところにはほとんどボールは来ませんでした。攻撃時も、みんなが100%でなくても点を取れてしまうくらい。
試合をしながら、後ろの方からみんなを見ながら、100%じゃないプレーが続いていくのは、楽しくは感じませんでした。でも、すんなり点も入ってしまうし・・・。
そんな感じでこちらのチームが得点を入れた後、すぐそばのポジション(ストッパーというポジション)の選手と目が合い、何となく、何か言わなきゃという間になり、私は「楽しい」と言ってしまったのです。心ではそんな風に思っていず、むしろつまらないと思っていたのに、何となくそう言ってしまったんですよね。
そうしたら、その試合後、先生がすごく怒ったんです。スコア上は大差で勝ったのですが、ものすごく怒っていて。
「こんなのが楽しいサッカーなんかじゃねえぞ」って。
その時に、最も怒られていたのはおそらく自分なんですけど、その怒っている内容から、「あ、この人はわかってるんだ」って思ったんですよね。(→本当は先生の方が私よりサッカーのことを比べものにならないくらい知っていたんですけど、その時はこのように感じちゃいました。)
そして、私の求める「楽しい」を理解している人に出会えたと思い、先生に対する信頼が深くなったんです。
怒られて信頼を深めるって変ですけどね。
先生は、やっぱりまず「先生」で、根本に、生徒を伸ばそうという考えがあったのでしょう。
こんなわけで私は先生を信頼し、そういうことを感じていたので、憎むことなどないのです。

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