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2010年12月 5日 (日)

通信+子供

タイトルに深い意味はありません。

今日、通信を作りました。もうすぐお配りしま~す。

おまけもありますので・・・またご迷惑をおかけいたします・・・。

そのおまけでは、ちょこっと「夢」みたいな事柄を取りあげているのですが、その文章を入力したのは結構前で、それに加筆を今日した感じで・・・。

「近頃、子供たちが夢を持てなくなったという話をテレビなどで聞くことが多かっただけに、嬉しかったです」なんて文も書いているのですが・・・おまけの内容を確認した後、久しぶりにちょっとボールを蹴りに公園に行きました。

もうちょっと早い時間に行こうと思っていたのですが、通信の入力や修正、確認をしていたら、タイミングがどんどんずれ、もうすぐ暗くなってしまう時間になってしまいました。

途中でやめられないんですよね、性格的に。

なので、せっかくの球蹴り時間がちょっとに。

で、公園に着き、「暗くなる前に蹴らないと」とちょこっと蹴っていたら、帰ろうとしていた子供たちが再びサッカーを始めました。「みんな、ぜんぜん楽しくないのにやってる感じ」のサッカーでしたが、その場所を取るわけにはいかないので、場所をちょこっと移動。

すると、そっちには、2人のサッカー小僧が。

集団の方のサッカーには入らず、こっちで2人で練習していたようです。そう、あっちのサッカーは、なんとなく面白くないんだよね。なるほど、私と同じ感覚です。

2人の邪魔をしないように、ちょこっと練習を。

すると、一人の子が、「おじさん、サッカーうまいんだ。おい、○○、おじさんにフェイント教えてもらえば?」なんて言い出しまして。

言われた○○君は、「俺はいいよ」と。すると言いだした子が、「じゃあ、俺が教えてもらおうっと」と、勝手に話を進め、なんて強引なヤツだろか、なんて思っていたら、さっそく「おじさん、フェイント教えてよ」と。

こいつ、「おじさん」と何のためらいもなく言いやがる。ま、おじさんだけどね。

そして、「ええ?  フェイント?  だって、こういうのはできるでしょ?」とボールをまたいだら、その子は「あ、じゃあ、これでもいい?」とボールをまたぎ、「そうそう。それもいいよね」なんて言いながら、いつの間にか教えるハメに。

といっても、「そうそう」と「いいね」ぐらいなので、教えてはいないですけどね。

で、隙を見て、リフティングをしたら、「おじさん、リフティング教えて」になり、「もう暗いから、ほとんどボールを見えないよ。ドリブルの方がいいんじゃない?」と言うと、「俺、見える。ねえ、ほら、これでいい?」「おじさん、見て!」と。

○○君もいつの間にか「おじさん、見て!」と。

で、結局、ずっと見ることになり、ずっと「おじさん」と呼ばれ続け・・・。

それにしても、よく呼びかけるヤツらだ。こんなに「おじさん」を連発されるなら名前を教えてやろうかな。

まぁ、面白かったですよ。おかげで全然ボールを蹴れませんでしたが。

そう、面白かったと言えば、「どこから来たの?  何丁目?」と聞かれ、答えたら、「俺は○-○-○」と住所を答えたりして。なつかしい、この感じ。

それから、「おじさん、うまいね。日本代表になりたい?」って聞いてきたこと。

「おじさん」だと言いながら、「日本代表になりたい?」とは、どういうことだ? 

そうか、おじさんになっても、当然、夢を持っていると思っているんだな、この子は。

なんか、感心。当たり前のように、そう思っているこの子に。

ま、今の私の夢はソラにこそあるんですけどね。

でも、長く話すのもなんなので、「ああ、なりたいよ」と答え(実際、なりたいし)、「なりたい?」って聞き返したら、「うん、なりたい!」って。

そうだ、そうなのだ。これが子供だ。

真っ暗な公園で、でも、ボールを見失わず、追いかけて。真っ暗な中でも夢を見失わず、夢しか見えず。

いいじゃないか、サッカー小僧!  

がんばれよ!  ・・・なんて、ちょっと嬉しくなって帰ってきたのでした。

ま、この2人のサッカー少年の帰る時の様子は、「俺、バタ足を2秒で3回できる」「俺は、余裕でやっても4回できる」「俺は、○秒なら○回できる」・・・これを延々くり返す、「やっぱ小3」でしたけどぉ。

帰る時間が遅くなるといけないので、「わかったから気をつけて帰れー!」で終了になったのでした。

ああ、面白かった。

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